顔の見える農と食文化の会
桜吹雪 水車も大喜び 2011年4月14日 深大寺(調布市)

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 丹野通信 目次

 1 2010年11月」 新庄市から

 2 2011年 1月

 3 2011年4月14日(木) 野菜宅配便

 4 鴨と一緒に創る特別栽培米

 丹野通信・野菜版 4月野菜の宅配

 小麦畑/上連雀9丁目

1)大根         柔らかいので葉もつけました
 2)ホウレン草     日中収穫したので少し葉が痛みました
 3)春菊         香を楽しんで食べて
 4)かぶ        
 5)20日大根    
 6)葉ニンジン     炒めて、漬けて
 7)コマツ菜のトウ   柔らかいので美味しいです
 8)ラデッシュ      サラダに、漬けものに
 9)あさつき       いか、たこの酸味噌和え、卵とじ
10)フキノトウ      
11)ジャガ芽
12)ブナシメジ
13)納豆        新庄トラスト豆娘(30袋)
14)もちあられ     油で揚げて、火で炒る
  
昔ながらの石室造り手作りの“地豆納豆”です。
この納豆は、地元で作った大豆を使っています。
もちろん遺伝子組替大豆なんかじゃないよ。大粒だから栄養もあっておいしいよ。

 当店は霊峰神室山系から流れてくるおいしい清水で納豆を製造しております。
内容量:100g @180円


 ※今回は随分葉物が多くなりました。とにかく沢山野菜を食べてください。そして元気で地震に負けないでください。

【嶋ちゃんの一口めも】 4選目指して、野菜をたくさん食べろ=健康に留意せよ!とのメッセージと受け止めました。納豆が大好きという友人たちに「新庄トラスト豆娘」をお分けします。

 丹野さんの次の一文には泣けた。

 私の子どもたちも兄弟も皆、宮城県の多賀城や利府や塩釜におりますが、全員無事で頑張って居りました。
 連絡がつかずに心配しておりましたが、ガソリンも無く動けず、暫くぶりで会ったとたん泣けました。本当は何回か宮城県に向かってみましたが、途中で戻ったりもしました。本当に情けなくなり、泣いておりました。
 しかし、足を運んで地獄を見た感じです。見たくない、居たくない、逃げ出したい、体を壊す、精神が持たない、感情が高ぶり    それでも頑張ってもらいたい、生きてもらいたいと思います。一生懸命食べるものを作ります。食べてください。お願いします。

 新庄は今、平地でも50cmとても寒いです。いつもの年では既に雪が消えて田んぼも現れていますが、今年は未だに姿が現れていません。しかし、もうじき現れて笑いかけてくるでしょう。

丹野通信2011年 1月」

  新庄市の丹野さんからお米と一緒に通信が届いた。

 自然を相手にしたり味方にしたりしながら食べ物を生産する。これは人が生きていくのに一番の原点だと思います。

 私はここ山形県新庄市に生まれて農家に育ち、後継者としてさまざまな方々からお世話をいただき、知識を得て勉強させていただきました。そして沢山のお話をしてさまざまな事を知り、これを生かして生きるため自然に農業に……。
(中略)
 
 作る人と食べる人のつながりは虹の端と端のようなものです。それをつなぐ橋は七色の虹で、いろいろの思いをさまざまな方々が表したものだと思ってきました。

 昨年もまた食味コンテストに出品して、なんとか世界一になろうと頑張ってみました。残念ですが(世界一に)なりませんでした。

 今、心を切り替えて今年こそは何とかなりたいものと喝を入れて檄を飛ばしております。頑張りますのでどうかまた応援して頂きたくお願いします。


丹野通信2010年11月」 新庄市から

 雪囲いもできました。田んぼもすっかり静かになりました。畑の収穫もできました。後は雪が降るのを待つだけ、いかにものどかな北国の生活を感じさせまていますが、実は今年は大変な年でした。私は農業に携わりこんなにも大変な危機感に見舞われたことはありません。昭和46年から減反政策に戸惑い約30年間大変でした。
 事情はさまざまあれ30年間で食糧、農業、農村、全ての気質、環境がとくに変わりました。
 消費者の皆さんの多くも有機農産物、無農薬とか求めても本当は理解されていない。生産者も頭の中で漠然と描いていても難しく 忙しくこの頃の政治、世相、異常気象にはついていけない。TPP(環太平洋経済機構)とか鎖国状態から開国しないと仲間はずれにするぞと云われて返事が「ハイ」。
 ただ私たち末端の百姓の意識は過去30年間で殆ど落ち込みました。そしてこれから将来に期待が持てなくなっています。今迄、沢山の時間があったのに未来に向けての勉強ができなかった。日本が忙しく変わり、政策もその場しのぎの時限的な通達事項で、本気でついて行ったら騙されてしまいそうな大変な時代、年でした。
 しかし毎日食べる自分たちの食糧が安全で安心して、まして見えるところで作られているなど食べる人も、つくる人も仲間としてコミニュケーションが今迄以上に意識していかないと中国農産物のように問題が出て、全てが外国産の農産物が店の前に並ぶかもしれませんね。

 多くの国の人間が行き来するする、通り過ぎるそんな日本の国がどんなものか想像すればするほど大変です。過去になかった世界です。本当に大きく変わるでしょうね。



(2009年9月27日着)

 今朝、丹野野菜が届いた。お楽しみの「野菜の宅配」には次のように書かれている。

 秋の盆地は特に暑さ寒さが激しい、特に晴れの日の朝夕のもや、霧がひどいときは1m先もwからなくなる。決まってそんなときは晴れる。朝早いせいも有り、見渡しても周囲に人影がない今日も又朝もやが深くかかっている。我が家の庭から道1本隔てた土手にコスモスがとても鮮やかに咲いている。一株10本ぐらい満開だ。
 側まで近付いて触って見た。朝露で濡れていた。無数の水滴の霧がそのまま手のひらについて、手がびっしょり濡れて素敵がいっぺんに水になり、手のひらに落ちた。少し花が小さいのかなと感じる。
 少し離れてカラスが数羽クルミをもって宙に浮き、交互にクルミを落として、硬い殻を割っては食べている。実に上手に割っている。そういえば先日、栗の実を拾い、車にひかせていた。ちょうどわだちに栗を置き、車が来ると自分が逃げて、通過後に拾い食べていた。大した者だ感心して観ていたが実に賢い。
 私もカラスにあやかりクルミを拾い始めている。実は、我が家の胡桃の木だが、拾ったことがないのです。昔、私の父や祖母が拾っていたのだが、忘れていた。カラスで教えられて拾って、大変妻に褒められた。
 さあ今日も稲刈りだが、この霧では午前10時ごろまで稲が乾かず、刈り取りはできないのであせらず頑張ろう。
 今年の夏7月の日照が足りなかったので積算温度が足りずに稲の生育が遅れました。見た目より終了が少ない感じです。

@ツルムラサキ:鉄分が大変多く身体にとてもいいのでたべてください。
A枝豆:秘伝です。一番晩生の枝豆です。美味しいです。
     【嶋ちゃんの一口めも】:今晩(27日)、連れ合いが早速ゆでてくれて、二人で沖縄の水を飲りながら頂きま                    した。“命ぐすいやっさー!”
Bサツマイモ:26日に掘りました。
Cナス:秋茄子最後のナスに成ると思います。痛みが早いので急いで食べてください。
D大根葉:消毒しないので、病気が出て、少し生育が良くありません。
Eシソの葉:大葉を刻んで、薬味にどうぞ
Fピーマン:空気が冷えてきた。ピーマンが硬くなってきます。
Gじゃが芋:北あかりです。美味しいです
Hカボチャ:殻が有り、とても美味しいです
Iそうめんカボチャ:3等分に切ってお湯で茹でる。箸で刺さるほど茹でたら上げて、水で冷やし、中の繊維を掻き出して、酢の物、和え物、サラダ、煮物、炒め物にどうぞ
Jしい茸
Kナメコ  
L納豆:新庄豆 むすめ

(09.09.26記)


そうめんカボチャ(長さ20cmほど)

納豆:名前が意味深ですね

 今回はイモ類、カボチャが多くなりました。夏と秋の葉境で食べて美味しい夏の野菜、は大体終わりました。
 今度は秋野菜ですが、大根、白菜、カブ、キャベツなどなど、鍋に合います。
 今後は身体を温める野菜に変わるのが本当に不思議です。自然とは不思議ですね。
                                                             丹野
  
(8月29日記)

 丹野さんにファックスを送ったら「エラーメッセージ」、三度送りなおしたが、結果は同じであった。彼から電話があり、「ファックスのリボン(インク)がきれてたー」とのこと。口頭で注文をした。
 もうお米が届くかなと思っていたら、丹野さんから電話があった。一緒に俵ネットをやっている吉野さんが入院されたので、あきたこまちは丹野田んぼとの連絡であった。
 そして訃報を聞いた。家族で新庄・戸沢村に行った時、お邪魔したことがあり、三鷹にもお見えになったことがことがある I さん(炭焼きに力を入れていた)が、すい臓がんで亡くなられたいうのである。同年代の農に力を入れていた方が又一人無くなられた。残念…。

 ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。

 合掌

 例によって「丹野通信」(別記)が入っていた。稲の大事な時機に気温が上がらないことを心配していた。友人のMさんが、十和田に電話したら「長梅雨で今年は米はだめだ!」と言っていたというから心配である。
<別記・丹野通信>

 なすの葉がおかしい。傷んでちじんで、葉が折れて生育が悪いのは土のせいか、病気か、なすの花は千に一つ無駄がないといわれているが、キュウリの葉も痛んでいたよ。よく考えてよく観たら痛んでいる方角が同じである。
 最近強い風が吹いて傷がつき葉も枝も花も実も一方向だけ痛んでいた。此の頃確かに風が強い台風に近い強い風が吹く。雨も多い、毎日のように雨が降る。気温も低い、直ぐに冷害の字が脳裏をよぎる。今が一番大事な時期、稲の穂が出来る時で寒さが一番大敵の時期。野菜も夏野菜は気温が低いと生育が悪く、収穫も悪いし量も取れない。困ったものだ。
 暦を見た。7月22日(水曜日)旧暦で6月1日こんなにも違うのだ。確かに旧暦は農事暦であると記されたものを見たことがある。1月から3月は春(立春)、4月から6月は夏(立夏)、7月から9月は秋(立秋)、10月から12月は冬(立冬)であると、これは中国の季節に合わせてあり、毎年生ずる季節のずれを、二十四節気を作り農事に合わせてこれを農作業に合わせたもの。又日本に伝わってから雑節気(節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日)などで組み合わせてあると。
 季節のずれは確かにあり、自然の中での営みを暦にして生活をして来た知恵はやはり西洋暦の新暦より四季のはっきりしている私たちの地にも農事にも合っていると感心しています。
 冷害は困ります。
 土 生命の創源 川 生命の流れ 海 生命の古里 空 生命の夢  森 生命の癒し 
                                 生命が最も大切にされる政治を創ろう。        (英治)

◆新庄市からお米と丹野さんからおたよりが届いた。

         
          <丹野さんのおたよりの挿絵>

 つゆ時期、しっとりとした雨が静かに降り続いている。久しぶりの雨に何処となくゆったりとした気分、昨日まで大変熱い日々が続いて  もしかしたら空梅雨かもと思ったりしていたが【さにあらず】久しぶりに降っている。

 朝早く雨の音で目が覚めた  そしてこの雨のせいか少し肌寒く感じる。じっと耳を傾けて雨の音を聞いていたら諦めがついたのか又布団の中に入っていく自分がいて面白い。

 私は毎日野良で仕事をしているので手や顔が日に焼けて真っ黒  田んぼの管理、鴨の管理、畑の管理と忙しく、たまには雨がほしく休みが休みがほしいと思うことも度々ある。貧乏性の性格が休んでいても雨が降らないと落ち着かないのです。何処か安らいだ気分の自分の行動はゆっくりした気分で、心地よく、のんびりと、当てもなく時間を過ごすこと、と思いつつ田んぼに来ている。畦をゆっくり歩いて深呼吸  又歩いていくが、稲についた雨が綺麗に光り輝いて稲の色具合や生長が実に良好に感じる。大きく深呼吸して稲の吐き出す酸素を全部吸い込むかのような充実した世界で独り占めの気分、そしてこれを感じる自分は百姓になり本当によかったと感じることが出来る。当たり前の日々の中で今感じている感性とかこの緑の草や土の色、匂いなどからも頂いた。

 そしてヒエ草で田んぼの作が見えないほどの中を除草機で倒そうとしている自分は振り返れば老人、家内に言われるほどほどにしたらの一言に何くそと思いつつも、孫から掛けられる“じいちゃん”の声にめろめろ。

【嶋ちゃんの一口めも】

 公代さんから「お米を頼んでおいて、今朝ので終わりですよ」と言われたのは22日のこと、すぐファックスを丹野さんに送ればいいものを6月23日に集中したので忘れてしまいました。24、25日のお米の味が違っていました。すかさず彼女から「なくなったので少し買ってきました」と反応です。
 丹野さんに「切れました。至急送ってくださいと」あきたこまちとコシヒカリをいつものようにお願いしました。
 丹野さんの顔が見え、思いが分かります。ひと粒ひと粒にその思いがコメられています。美味しいです。本当に美味しいんです。
 あなたも食してみませんか。

◆私たち家族が食べているお米の生産者の丹野さんからお米と一緒に『春のたより』が届いた―
(久しぶりのアップです)

 熱さ寒さも彼岸まで、春分は本格的な春の到来を告げる日と考えて、今まで長かった夜がだんだん短くなり、この日を境に逆転していく、昼の時間が長くなり少しずつ暖かさが増していく。そして4月を迎えて桜、桜が咲いた便りが方々から聞こえて来て桜の花の舞い散る春たけなわの時期。
 北国の農家は昔から稲の種をまく頃に早咲き桜が咲いていた。此処新庄では雪が消えるのが遅いので梅も桜も余り花の咲く時期は変わらない。特別気にも止めず生活しておりますが、一斉に春の花が咲く賑やかさがなんとも言えない春の空気、匂いと快感かもしれませんね。全てがいっぺんに来る凝縮したような気分、癒しの心地よい忙しさ、張り切る気持ちも大いに有り、体から漲るエネルギーとふとさえぎる歳の声に身が少しすくむ。それでもこれからは時間との競争となります。

 私は今年、昨年逃した国際食味コンテストに再挑戦しますので準備中です。美味しい米を作りますので宜しくお願いします。応援してください。

 今、地域に産直所を設ける準備をしております。高齢化の農村で各家心配りをして作って来た畑の野菜が捨てられていたり、つくれなくなったりしているのが大変残念で有り、少しでも食べてくださる方々に御すそ分けできたらと思っており、集落の皆に話を進めております。今度出来たら紹介します。

 今日は種まきの準備をしております。雨雪の降る中で稲の種の準備をしております。が、今年も気候が余り良くないとの予報が出ております。きっと大変な年だと思って準備します。―

2009年4月24日
◆丹野通信 2009年1月

 21世紀の橋を渡ろうとして見渡せば様々大変な事ばかり。わいわい言いなながら外の畑を眺め、過ぎて行く今日と来る明日とをなぜか感じて、本当に大変な世の中に余りにも急ぎ過ぎた時代の末は、残ったものは全てにおいて人間が責任を取らないと。

 何から何処から、振り向いたら窓越しに冷たく冷えてきましたね。まあいいか、2回ほど雪が降り積もりましたが、今はうっすらと白く、あちらこちらに野菜の頭や畑の土や切り残した茎の残りなどがまだ少しずつ見えております。2日〜3日前までは一晩で30cm40cm程降りなかなか消えませんでした。何時もの冬でしたら3日ぐらいで消えて、又しばらく暖かくなり、その間に畑の野菜や仕事を終わらせる。まして漬け物などはこの間に寒さがきてからが勝負と何処の家でもばあさん、母さんたちが大忙しの立ち回りをします。これが1週間過ぎても気温が上がらず、後から直ぐに、次の寒気団が来てしまい、今度は40cm程積もってしまいました。未だ白菜などは固まらず、キャベツなども固まらず、大根も収穫していないのに、その間雪でつぶされて、凍られてしまいました。春菊、ホウレン草、ミズ菜、小松菜、などなど。これも朝起きて真っ白の世界を見てすっかりあきらめてすっきりして、開き直り、暖かいコタツに入り真冬モードに入る。いきなり心身共180度転換、これには何時も思うが呆れてしまう。案外こうしたものかも知れませんね。

 さて正月が来ましたね。山形のお正月は28日、30日、餅つき(なし団子)、31日雪の中コタツで年越しソバ。1月元旦詣で朝、寒鱈で雪とろろ(長いも)、2日初売りで納豆汁です。いかがですか。新年を迎えて。
去年は11月に国際米味コンテストにコシヒカリ、ササニシキを出品しました。結果、食味値88、味度値85、合計で173でした。全部で270点程出しましたが、殆ど食味値60〜80値、味度値、データでは食味値85以下は先に進むことがない様子でした。本当に惜しいような気になりましたし、直ぐ側まで来ているような気になっております。ちなみに同じ点数か若しくは後1〜2点多い人達のものが入賞してた気がします。

 世界一美味しい米を目指しますので宜しくお願いします。
鴨と一緒に創る特別栽培米

銘柄 値段(10kg) 注文量
コシヒカリ 6,300円
あきたこまち 6,300円
ササニシキ 6,300円
ひとめぼれ 6,300円

お値段:いずれも送料コミです。
注:注文は、上の表をコピーしてメール<HTML方式>に貼り付けてください。

◆新米の炊き方
○米は3〜4分で研ぎきること
○新米はこめ1:水1.1
  通常は  1::水1.2
○冬場は、1〜2時間水に浸しておきたい
○どうしても浸水のできない方は、ぬるま湯に10分間くらい浸す。
○釜は、炊き上がったご飯が4分の3、又は5分の4になるサイズ
○蒸は9分が良い
○蒸上がったら大息を入れるため一度かき混ぜる。しゃもじに力を
 いれずにサラッと、息が抜けて米が立つ。

 どうかおた
めしあれ
<参考>
特別栽培農産物に係る表示ガイドライン /農水産省ホームページ 

■ ※特別栽培米の表示:有機栽培米、無農薬栽培米、減化学肥料栽培米など言葉の違いは何???

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 農業体験記 2008年6月21日

国見のサービスエリアには3時15分頃到着、まだ暗いがホトトギスとヒキガエルが鳴いて、朝を呼んでいる。6時頃丹野さんの家に到着するように、ここでしばらく時間調整をした。
 「もう畑で一仕事してきたよ」と丹野さんにお出迎えを受けた。さすがに徹夜の自動車運転はくたびれた。横になって一休みした。

丹野さんの田んぼは、鴨が食べてくれるのでアクない。

アクがたまり始めている田んぼ




えさの時間と勘違いして小屋に集まってきた来たカモたちひよこになってから 1週間ほどだと丹野さんは言っていた。
 9時過ぎに丹野さんの田んぼを視察、鴨と一緒の米作りの話を聞いた。午後からは、ジャガイモ畑に行って、丹野柔道場の保護者が8人ほど加わって芽かきの作業をみんなで行なった。元気のいい芽を4〜5本残すのだが、気温が大分上がって、汗が次から次へと流れ落ちてきた。腰痛もちのため、最初の10分で小休止して、左腰の痺れを和らげてから再び作業を行なった。

 ジャガイモの芽かき作業は生れて始めての体験だ。この剪定を怠るといいジャガイモはできないそうで、大切な作業だと丹野さんと吉野さんに教えていただいた。芽が出てそのまま放置すると、小さな芋しか出来ない。芽をきることによって既に出来始めている芋(地下茎)は腐り、他の茎の栄養になって、地下茎は成長し、大きなジャガイモになるのだそうである。

 農作業を終え、宿舎のあゆっこ村にゆき、若鮎温泉で汗を流した。30度を越えたのではないかと感じる猛暑の中での畑作業、かなり効いた。水分を補給しながら行なったが幾分脱水症状気味で体は熱く、妙にだるかった。
 休養室(大広間)でお茶や一緒に行った福田さん(主催者)が「これは美味しいんですよ」と言って彼がくれた牛乳をいただき、さくらんぼ50個ほどはいったパック¥250(温泉の畑にになっている)を買って食べ、そのまま昼寝をしてしまった。
 温泉の受付の人に道を聞き、宿(コテッジ)から歩いて10分ほどだというので、16時過ぎに釣りに出かけたのだが、とても10分でいけるところではないことが分かった。あきらめ、蕗を採って宿に帰った。釣りは明日朝の楽しみにした。

あまりの暑さにシマヘビが用水堀の土手に出ていた アマガエル:ジャガイモの芽かき作業の休憩時間に、枯れ木の皮をはがしたらいました。気の肌の色とほとんど同じような色。


2007年11月3日〜4日 新庄市、戸沢村 訪問記 (いずれも三鷹市と友好都市)

 夜行で新庄市に行きました。あいにくの雨、援農は延農し、田畑を視察、山形農業大学の農業祭り、キノコの栽培場(鮎川町:主になめこ=5000〜6000kg/日収穫、椎茸)などに行きました。
 泊りはあゆっこ村(舟形町) です。

 楽しく、おいしかったいも煮会

○王子を23時半前に出発して、新庄市に向かった。マイクロバスを運転するWさんは面白い人で、「3日寝なくても大丈夫」という元トラック運転手、朝4時前に起きて散歩、日の出を撮ったり、植物を撮ったりしてそのときのエピソードがこれがおかしいくてたまらない。ビンゴくじ等外れたことがないという幸運の持ち主である。
 5時前には新庄に着いてしまった。外は雨が少し降っている。車中で仮眠をして、丹野さん宅に行き、一同(15人)ごろ寝させてもらい、一休み。
 Wさんの「ご来光だぞ」の声に飛び起き、デジカメをもって外へ出た。雲が少しかかっているが、しばらくして太陽が顔を見せた(写真@)。
 朝食を済ませ、孫が「公園に行く」というので、散歩に出た。水溜りがあちこちにできている(写真A)。用水ぼりは水を切っているのに田んぼには十分に水がある(ここ3,4日の連続雨で溜まったもの)。田んぼは高速自動車道路の工事で真二つに分断されている(写真I)。
 今日の空模様は、雨の予想、援農作業は延期して、紅葉見学(ライン下りの船着場まで/写真E)、戸沢村特産市に行き(むき茸などをキノコ狩ならずキノコ買)。
 山形県立農業大学(丹野さんの出身校)の農大祭に行き、テントの即売(写真J)、学生たちのイベントを見学し一旦、丹野さんの家に戻り、丹野農園を見学(写真CDEFH)。化学肥料を使った田んぼと使わない田んぼの違い(使用している田は、稲の切り株から芽が生えている)を教えていただいた。
 畑は耕作放棄地を借りて、野菜を作っているが、相続の関係があり宅地転用のため返さなければならないとのこと。白菜やキャベツの虫対策の苦労話を現地でうかがった。

@夜明け

A朝、連日の雨で水気がたっぷり

C丹野さんの野菜畑

D大根を引き抜いた日南

E大根畑、よく見ると葉の色が違います。奥が沢庵用、中央は辛め、手前が
柔らかい大根/初めて知りました。


F稲を刈り取った田んぼ(黒いのは何かを啄ばんでいるカラス)。色の違いは、化学肥料を使っているかいないかで起こるとのこと。手前が未使用。

G最上川ライン下り船着場、右は白糸の滝(戸沢村)/紅葉は最高潮

H丹野さんの田の畦に生えている芹


I山形から秋田を結ぶ高速道路工事現場(@新庄市)

J「新米を買ってくださ〜い」上金沢町の
 昼食は、見学した丹野農園産の新そば粉100%で丹野さんが手際よく、蕎麦打ってくれた(写真K〜P)。
 お湯をいれ、ひとこねりして、直ぐ水をいれ玉を作り、均等に水分が粉に行き渡るようにする。ここら辺にまず第一関門があると思った。その後は、入念に伸す。これも手際よくやらないと、割れたしまう。そんな気がした。
 つなぎを使わない100%そば粉で作る蕎麦、名人芸である。そして味も抜群である、満腹になった。だが、ここで終わらない。「は〜いそばがき そばがき、温かい内に ほれ!」と丹野さんは、鍋から香ばしい臭いを漂わせて、お椀に蕎麦がきを入れてまわる。これがまた超美味で、別腹のように食べられてしまう。
 蕎麦作りの頃から激しくなった雨、しばらく待機したが、止まない。宿の方に移動することにした。舟形町営のあゆっこ村(温泉と自炊の山小屋)に向かった。山の中腹に作った施設である。車で温泉を楽しむ人であふれていた。
 今晩メインは芋煮会。食べ物作りをみんなで分担した。私は、丹野農園産里芋の皮むきを分担、4人で行った。里芋を適当な大きさに切り、湯がいて、丹野さんに渡した。味付けは丹野さんご夫妻にお任せ。それぞれの分担も終え、温泉に浸かり、疲れを癒した。
 芋煮、里芋は自慢のようにやわらかくとても美味しいのである。“ガリガリ”感は全くなし。実に美味い芋煮である。
 夜の交流会で、丹野さんから農業や食べ物についていろい話しを聞くことができた。


Kそば粉にお湯を入れ、ひとこねして水を入れ、

L玉を作る

M玉をのばす 

 Nうすくのばす

O薄くのばしたのを二つに切り、重ねる

 P切る

◆この馬肉はポニー、生きていたものをさばいてもらった。野菜を含めて生きている旬なもののいのちをいただくのは(動物の中で)人間だけ。牛を堵さつ堵殺場に連れて行ったことがあるが、牛は目から涙を一杯流しています。いのちの尊さを考えてほしい。
◆化学肥料を使ったのと比較すると65%の収穫量。今年の生産者米価は、11,500円/60kg.、これではやっていけない。儲けようとは思っていません。私たちが暮らしていけるための支援をお願いしたい。鴨と一緒に米を作り、(農薬を使わないので)田に生えた草を女房と二人でとる。笑う人もいる。でも笑っていた人が、作り方を教えてくれと言ってきた。
◆このトマトも路地ものの最後、みなさんに食べてほしいと思って出しました。夏野菜は終わりです。

 そこへ戸沢村のKさん(46歳、丹野さんの柔道と農業の弟子、戸沢村在住)がやってきて、話に加わり、丹野さんの情熱と思いを私たち伝えてくれた。そして、食糧自給率が落ち、海外に依存している農業を批判し、「食糧は第三の兵器」だといって、米国の世界支配戦略の一端を語っり、この国が好きだから農を何とかしたいと熱く語ってくれた。
 とても有意義な芋煮会であった。
丹野公家さんから7月のお手紙
 <丹野通信07.08>

 月末から8月初め、一年間で一番暑く、毎日が夏日であり、日中 外に出るのが大変なくらいのこの時期。田んぼでは早稲種の稲の稲穂が伸びて、米になる稲穂が茎から出てくるそんな時期です。
 一見田んぼを見ても皆同じに見えるが、実は皆違います。そこには作る人のこだわりとか外れた思惑とかそれぞれ実によく現れます。田んぼに色とか姿とか稲穂の長さとか虫とか病気とかの問題として素直に課してきます。今はそんな時期です。
 言わば体を作る5月から7月半ば、自分のための栄養性、長期目的を果たすための土台を作るのに一生懸命でした。今度は大事な子孫を残す為によりすぐれた種を作り、選別しながら成熟してゆく時期で、7月半ばから米として登熟するまで、9月半ばまでしっかり根を作り、それを張り、体を作り伸ばす。その時々の事情におおじて寒さのときは身を縮めて、暑いときは葉を縮めて、台風のときは穂を隠して、日の照らないときは何日もそのままじっと待つ。自然に逆わらずに生きる。観察していると本当にすごい。それが人が食べている米です。

 田んぼに鴨はもういません。今年は400羽ほど居りましたが、網も取りました。鴨小屋も取り壊しました。田んぼに張り巡らしたテグス、すっかり無くなりました。
 最近寝苦しい夜中、散歩に田んぼに出向きました、蛍がたくさん居り、とても心が和みました。出てくる草と虫と外敵と自然と闘ってもなかなか勝てません。又問題もなかなか解決がつきません。その内、生活と経営があちらこちらほころび、頭を抱えて来ます。それでも力まず弛まず、課せられた事を罹るまで歩みたいなと思いますが、負けそうになるときも多くあります。
 これからもどうか宜しくご指導お願いします。


 こんな便りを送ってくださる丹野さん、今一方で、子どもたちに柔道を教え、全日本クラスを育成している。稲ににも子どもたちにも同じ視線をあて、育ててゆく、名指導者である。
 この人が作る米を食べてみたくなったでしょう。ありがとうございます。一度食べてみてください。丹野さんの思いが伝わってくるから不思議です。

ご注文は⇒
☆☆☆☆☆ 2006年7月

  ―6月10日、200羽の鴨を田圃に放しました。放しに来てくれた子どもたちと最後まで頑張れよと声をかけながら子どもたちの手のひらから静に田圃のうごめく水面に放たれました。
 私は子どもたちに言いました「今抱きかかえている手のひらから静に優しく田圃に鴨を放つ姿は、未だ見たこともない大きな世界に期待と不安に直ぐ来るだろう現実の厳しい試練とを背負った人の人の子どもと親との関係 鴨はこの関係を思い抱き、一番初めに放たれた場所に戻ると言う…」
 一枚30m×100mの田圃五枚、面積1.5ha 30人程の子どもと父兄が帰った後、直ぐに飛んできたカラスに襲われて戸惑う私と鴨 まさかの事でまだ心の準備がないままに2羽3羽襲われて、あれから7月26日まで1カ月と16日で80羽までになってしまいました。。朝3時4時から起きてロケット花火、テグスなどの糸で戦って来ましたが大変つらいものです。
 もう鴨はいません。一面田圃の稲が風に吹かれて舞う、鴨の網もなく眼下には緑のジュータン 改めて顔を出して久々に味わう景観に懐かしい。ようやく周りの田圃と景色と交わった気がした不思議な気持になりました。
 鴨に任せたはずの仕事 草取りは今年も大失敗、少し伸びても大丈夫と思い込んで居た。ヒエ草は隙間がないほど伸びてしまった。毎年このようになってから反省する。今年も田植え後は十分自分に言い聞かせ動き、仕事の前に歩き、気分も乗って歩んだが、何時か仕事で追い越されてしまう。それが鴨の準備一週間、片付け一週間の2週間、それに逃げた鴨の追いかけっこ……でももういない鴨、思い出して畦を歩き独り言
 
 冷夏で大変 大雨と日照時間の不足と気温の低さ、台風など大変なことです。自然の摂理では“5風10雨”の例え、5日に1回風が吹き、10日に1回雨が降るが理想と〜
 毎日雨降りで大変です。今日で何日続いたのか とにかく陽の射さない毎日で、稲は病気(いち病)がはびこり、山形県でも異常発生注意報を出して盛んに呼びかけております。カメムシにも同じ注意報が出ており 日照時間の少ない 気温の低い 湿度の高い異常な気候に虫が多発して田圃の稲も畑の野菜も動物も皆一緒に困った問題で、農民は頭を抱えておりますが、自然の摂理には勝てません。野菜では物によっては腐敗して、又果実のなりが悪く困っており、関東でも大雨や大水で被害が出ている様子が毎日テレビなどで放映されております。野菜が不足して値段が上り日本中大変になっておりますね。皆さんの所はどうか心配しております。
☆☆☆☆☆
 <2003年>
 7月も過ぎ去ろうとしている今日、景気回復も手探りのまま、様々な問題が折り重なっているようにさえ感じます。
咲く今、群発す群発する規模の大きな地震が心配されるのですが、私どもの一番の悩みは、やはり天候に絞られます。
 今年は、93年の気象状況に酷似し、異常低温注意報・日照時間の短さといった問題が、日本列島を覆い尽くしている様です。米・野菜に対しては、例年以上の気の配りが要求されます。

 「例年の稲ならば7月28日頃に早稲種が穂を実らせ、8月5日頃に中世種、8月15日頃には晩生種の流れでしたが、今年は全体的に15〜20日程の遅れが見られ、未だ1〜3センチの穂が葉に包まれた状態に留まっています。 野菜に関しては、毎日の雨と低温の影響から、ようやく成長したキュウリ・ナスが実をつけたまま枯れてしまいます。又、日照不足の影響から葉が柔らかく、虫が異常に発生していること等から、市場に出荷されてくる野菜の量は例年の4割程度と、生産者にとっては死活問題になりつつあり、大変苦しいところです。
 これからの出来は、天候の良し悪しで変化は大きいですが、全体的にみて冷害は免れないと思われます。一般的な野菜に関しては、暴騰により安全、安心といった点で保証されるものは限りなく少なくなるとのことですが、私どもの作物に関してはそうあることの無いように努めていきたいと考えております。

 私も春からのカラスの影響から,(鴨が)50羽ほど襲われてしまいました。又、たんぼには草が発生し、総出で草取りに追われていますが、1ヶ月かかるも未だ終わらず、畑にも草が発生、雨に冷害に百姓として生きるための戦いが一気に襲ってきたようにさえ感じられる毎日です。


鴨と一緒に創る特別栽培米

銘柄 値段(10kg) 注文量
コシヒカリ 6,300円
あきたこまち 6,300円
ササニシキ 6,300円
ひとめぼれ 6,300円

お値段:いずれも送料コミです。
注:注文は、上の表をコピーしてメール<HTML方式>に貼り付けてください。

◆新米の炊き方
○米は3〜4分で研ぎきること
○新米はこめ1:水1.1
  通常は  1::水1.2
○冬場は、1〜2時間水に浸しておきたい
○どうしても浸水のできない方は、ぬるま湯に10分間くらい浸す。
○釜は、炊き上がったご飯が4分の3、又は5分の4になるサイズ
○蒸は9分が良い
○蒸上がったら大息を入れるため一度かき混ぜる。しゃもじに力を
 いれずにサラッと、息が抜けて米が立つ。

 どうかおた
めしあれ
<参考>
特別栽培農産物に係る表示ガイドライン /農水産省ホームページ

■ ※特別栽培米の表示:有機栽培米、無農薬栽培米、減化学肥料栽培米など言葉の違いは何???
たわらネットワークでは、通年で値段を設定して
野菜を提供させていただいております。「野菜の宅配」
採り立て、極力農薬を使用しない、堆肥などで栽培した

野菜
を直接お届けします。
又、年に一度は一緒に山形の畑に田圃においでください。
新庄市・戸沢村特産の果物・野菜もあります。開けてタマゲル箱です。
いろいろはいって一箱3,000円(送料込み)

注文は直接たわらネットワークの丹野さんにファックス
(0233−22−1765)か、
嶋ア宛にメールをください(下のポスト)。
たわら ネットワーク
〒996−0054
山形県新庄市仁間26番地
丹 野 公 家
Tel&Fax  0233-22-1765

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1月のお便り

 窓越しに明かりが差し、目にまぶしい。
 ゴオーゴオーと大型除雪機の音で目が覚めて、すぐさま時計を見る。朝6時、空気も凍り、吐く息は自分の目にも白く、顔が引きつるように痛い。今日はずいぶん冷えてくる。
 温もった布団に心を残しながら、服に着替え、外に出た。外(おもて)は普段より明るく、朝から陽が差しているようだ。そして、キラキラと輝く粉雪が自由に舞っているダイアモンドダクトである。めずらしい。
 雪の遊ぶ空を仰ぎ、大きい口を開けたら、顔にかかる雪が口の中に飛び込んでくる。口の中の舌まで来るとすぐ解ける。静かに目を開け、空を見上げたら、少し前よりキラキラがなくなっていた。空からは無数の数の雪が落ちてくる。それを数えている自分がおかしくなり、笑ってしまう。とても冷たく、とても気持ちのいい朝。よし今日も頑張ろうと勢いよく自分に言い聞かせ、気合を入れて、一目散に家の中、そしてコタツに入り「おお寒い!」
 正月も終わりました。1年の計は元旦にあり。事の始まりを一に託し、大きい目標、小さい目標、と家族で大いに語り、立てた目標ではあtりませんか「幸せとは家族和合して叶うもの」(引用)「たとえ」是非すばらしい年でありますように。
 さて、今年は米に野菜に漬物に加工品に、今まで以上に思いを込めてみたいと考えております。鴨での稲作はもとより、炭、木酢、きのこエキス、カニがら、米ぬか、堆肥、ぼかし肥などの有機物の様々な成分は作物に良いことは今までのデータで分かっておりますが、これらを作物の姿に表して行くつもりです。
 「生ものは腐るが安全、そして安心は安全を越す」を心得て頑張るつもりです。百姓の原点、「作物を作るは土を作るにあり」を信じて、ただ今、冬真っ只中、すでに私の心は春の野良に向かい、出発進行。
                     丹野公家・記】
  12月のお便り

 秋が足早に過ぎ去りました。晩秋の風に舞う木の葉がないまま雪に包まれてしまいました。10月に入り、毎日降った雨は畑を流すほどで、大根をはじめ根菜は成長せず、白菜など葉ものは病気にかかって、かなりの量腐っております。それでも冬間食べる今確保するべく、雪の中を除雪をして、畑に出かけ、雪を手でかいて収穫しています。
 11月3日に雪が降って、いまだかってない早い雪に戸惑いながら、まさかこのまま根雪にはならないだろうと、会う人会う人に確かめるように、慰めるように語りかけ、不安を回避しているじぶんたち。余り科学的ではないが、まんざらいい加減でもない人々の脳裏に知識としてある統計が、、又このまま根雪にならないとデータにある。科学的ではないが統計的になるほど納得である。昔から農家の生活のほとんどがその地域の人々が経験してきた事の積み重ねとそれらを重ねて作られた自然の表現の統計を先人から口伝えで、今人に長い時間をかけて伝えてきました言わば歴史を歩いてきたのですね。でも今その歴史が「まさか…」の挨拶になっている訳です。
 さて、そでも12月は来ました。もうすぐ正月です。私は今、毎日妻と二人で漬物を漬けております。今年こそ全部の漬物を添加物なしの物にしたいと思考錯誤しております。
 野菜にしても完全無農薬はできませんでしたが、なるべく農薬や添加物を使わない食べ物を作りたいと心がけておりますが、大根に1回除草剤を使いました。


   7月のお便り
 7月になって毎日のように雨が降りました。
 昔から百姓と雨は、3日間の限界を生きるも死ぬも自然のなすがままと、川が叛乱して山が崩れ、そこに作物を植えて、時代を超えた大昔から今まで繰り返してきた
百姓文化の多くの知恵が出て、文明が進みました。
 経済、科学あらゆる分野が発展しました。しかし、この天候だけはままならない。
 台風とか地震とか、「畑」と書く字のごとく「火」に「田」と書くくらい乾燥していないと作物はできないものと…
 田に水が入り水田になっては酸化層と還元層に作物もそれに伴い生態を進化させました。両生できない作物は枯れてしまう。畑は酸化層である。だから生かすのに自然は「五風十雨」の自然の摂理の理想を教えてくれました。5日に1回の風・10日に1回の雨、これが万物に理想のリズムかもしれません。

 27日に鴨を田圃から上げました。約170羽いたのが80羽ぐらい生き残りました。カラス、イタチ、タヌキ、いぬなど沢山の外敵が、毎日昼夜問わずねらっており大変でしたが、今年もまたおわりました。ご苦労さまでした。今後は肥育にする鴨と川に鑑賞ようにする鴨とに別れます。

 稲の生育はいくらか遅れ気味でしたが、ここに来て日中35℃とても暑い毎日が続き、少しずつ回復してきました。まずは一安心です。後15日ぐらいで早生種は稲穂が出てきます。その時の天候がとても大事です。

 8月10日にジャガイモ掘りに東京から多くの仲間が来てくれます。とても楽しみです。

〜かむてん(神堂の天狗):わしの名はかむてん  新庄のどこかで 会えるぞ よろしく〜


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