三鷹市議会情報しまざき英治・討論集の索引
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2009年は⇒

ありがとうございます。人めのヒットです。 (今日人 昨日人) 更新:2009年6月24日

国民健康保険税滞納世帯における子どもの保険証問題を取り上げました。
◆12月議会2日目(本会議)、市政に関する一般質問を13人が行った。
 今回私は、2番手として質問は大きく分けて2つの課題について、市長と教育長対して行った。
1 命を守る市政の現状と課題について
(1)市民生活の現状と課題について
(2)職員の健康状態について

2 道州制について
(1)市長の所見について


 嶋﨑 英治(無所属)
 <所属常任委員会など>

□三鷹市議会総務委員会・副委員長
          (09.5.20まで)
ふじみ衛生組合議会議員
□三鷹市個人情報保護委員会委員
□三鷹市環境保全審議会委員
□三鷹市議会・にじ色のつばさ幹事長

 

「『アメとムチ』による米軍再編と住民自治」を講演 井原勝介・前岩国市長―
これ以上基地を強化させてはならないという原則を立て、当たり前のことを主張しただけです。しかし3年前に決定されている庁舎建設の国の補助、最後の三年目で厚木の59機の移駐を認めなければ……として35億円をカットしてきました。締め付け嫌がらせたくさんありました。自分の辞職と引き換えに予算を通してもらい、2月に市庁選挙、誹謗中傷、いろいろなことをやられました。選挙で全部負けたわけではありません。岩国は負けません。主権者が市民であるという民主主義に向かって進んでいます。その中にいると地球に立っていると丸いのが分からないと同じようなんです。―




(シンボルマーク)

      「にじ色のつばさ」は三鷹市議会・無所属議員3名(08.4.17~)による会派です。
浦野英樹議員は、「政党に属して活動をする」ということで、脱会し(08年4月17日付)、
「三鷹市議会・民主党」会派に所属することになりました。

更新情報
◆活動報告 2008年度予算要望に対する回答 2008.3.25更新しました。
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2008年第4回・12月議会 索引

◆本会議(12月22日)

□三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例⇒嶋﨑賛成討論
□三鷹市学童保育所条例の一部を改正する条例野村賛成討論
□三鷹市一小学童保育所A等の指定管理者の指定について嶋﨑賛成討論

◇他会派提出の意見書についての討論
□安心の介護サービスの確保を求める意見書:公明党提出/共産党、政新クラブ共同提案野村賛成討論


◆厚生委員会(12/12午前):「三鷹市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例」について岩田委員の質疑が行われた。事業系ごみの有料化と排出量との関係について、生活環境部長とごみ対策課長が答弁した。
 議案の取扱いとなり、いったん休憩し、にじ色のつばさは会派会議を開き、一般家庭系ごみ有料化は地方自治法227条違反の疑いがあり、係争中で、12月8日に結審(被告藤沢市)したので、判決が出るまで、また有料化してごみが減らなかった時の市の責任ある対応が明確でないことなどを理由として、継続審査を主張することとした。再開後、野村、岩田委員が継続審査を主張したが、政新クラブ、民主党、公明党が結審・採決を主張したので、採決をすることになった。野村委員と岩田委員は、理路整然と反対討論を行った。

□「三鷹市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例」に反対する討論…野村羊子委員

 賛成討論は吉野委員(政新クラブ)と浦野委員(民主党)が行った。公明党は原案賛成(討論なし)。

 議案は賛成多数(4)で委員会可決。ごみ有料化に反対する2件の請願は、賛成少数(いずれも2)で、委員会不採択となった。

◆総務委員会(12/12午後):2008年度一般会計補正予算案(第4号/①中央保育園・母子生活支援施設建替事業費、②「家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料」、③第六小学校給食調理委託事業費、他)についての取り扱いから始まった。この議案から②と③を削除する修正案を共同提出した。

 討論採決となり、にじ色のつばさを代表して、修正案賛成、原案反対の討論を行った。伊東委員(政新クラブ)が修正案反対、原案賛成の討論栗原委員(日本共産党)が反対討論を行った。公明党は討論なし。民主党は髙谷委員が委員長なので討論はしない。
 採決の結果、原案が賛成多数(4)で、委員会可決となった。

議案第84号 2008年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の修正案に賛成し、原案に反対する討論 にじ色のつばさ嶋﨑英治委員
□議案第75号三鷹市市民協働センター指定管理者の指定について反対討論:野村羊子委員

□議案第78号 三鷹市高齢者センターいちょう苑及び三鷹市高齢者センターけやき苑の指定管理者の指定について…野村羊子委員

□議案第79号 三鷹市高齢者センターどんぐり山及び三鷹市立特別養護老人ホームどんぐり山の指定管理者の指定について…野村羊子委員



□共同提案になった意見書
 1)安心して子どもが出産できる対策と地域医療体制の確保を求める意見書(案)⇒全会一致
 ※全会派共同提案

にじ色のつばさ提出意見書

1)子どもを不安なく生めるよう、産科医及び周産期施設の充実を求める意見書(案)⇒取り下げ

2)基礎年金財源における政府負担の確実な実現を求める意見書(案)共同提案:日本共産党⇒賛成少数・否決(政新クラブ、公明党が反対)

3)金融不況対策において雇用や中小企業の安定を前提に打開策をはかることを求める意見書(案)⇒取り下げ
4)障害者権利条約の早期批准を求める意見書(案)共同提案:日本共産党賛成多数・可決(政新クラブが反対)

5)離婚後の親子の面接交渉の法制化と支援を求める意見書(案)⇒取り下げ

          
一般家庭系ごみ有料化に反対する市議会・にじ色のつばさと日本共産党の共同記者会見。
読売、朝日、東京、毎日の各記者から取材を受けた(11月27日)。 
写真をクリックしてください。新聞記事にジャンプします。
◆12月3日に行った一般質問の中で、 国民健康保険をめぐる諸課題について次の点から質した。
□賦課方式を変えたことによる影響は現時点でどのように現れているか。

□具体的には、滞納者の推移は、どのような実態にあるか

□滞納者とその扶養乳幼児・児童・生徒への対応については、どのような現状か、資格証発行の件数とそのこと  によって子どもが無保険になったケースはあるか

 三鷹市側は、納付状況は良くなっている。資格証の発行は4件、子どもの無保険状態は発生していない旨の答弁であった。

 市民税が6%に一律化されたことにより、これまでの賦課方式だと中低所得者の負担が重くなることから、賦課方式を変更し、二年間の軽減装置をとった。2009年度からは軽減措置がなくなることから、滞納者が増加する恐れがあることから。親の滞納は子どもに罪はないわけであるから、資格証発行により、子どもが保険で診療を受けることができないようなことがないよう要請した。 
 「子どもの無保険」状態は、厚生労働省の調査によれば保険証を取り上げられた子どもは、全国で中学生以下3万2903人(10月末)という事態になっている。
 国保税(料)滞納世帯の子どもへの特段の配慮が求められている。

「東京新聞」11月27日朝刊



    
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 □にじ色のつばさ提出意見書

1)子どもを不安なく生めるよう、産科医及び周産期施設の充実を求める意見書(案)

2)基礎年金財源における政府負担の確実な実現を求める意見書(案)

3)金融不況対策において雇用や中小企業の安定を前提に打開策をはかることを求める意見書(案)
4)障害者権利条約の早期批准を求める意見書(案)

5)離婚後の親子の面接交渉の法制化と支援を求める意見書(案)


★嶋﨑英治の一般質問:命を守る市政の現状と課題について

★道州制についての嶋﨑英治私論
12月3日(水)午前9時半から開かれた市議会本会議、二番手に行った一般質問のテーマ

 嶋﨑英治の一般質問

□市政に関する一般質問要旨←クリック

1  命を守る市政の現状と課題について
 
(1)  市民生活の現状と課題について
 
 市民の暮らしの現状についてどのような認識を持っているか
 雇用保険制度(失業給付)の改悪は勤労市民にどのような影響を及ぼしているか
 福祉医療の諸課題について
 就学援助をめぐる現状と課題について
 国民健康保険事業をめぐる諸課題について
(2)  職員の健康状態について
 
 現職職員が死亡したことについての市長の所見
 定期健康診断結果について
 パワーハラスメントについて
2  道州制について
 
(1)  市長の所見について
□一般質問通告一覧へ移動
□市長提出議案へ移動


   市町村合併に反対する嶋﨑英治の私論。

 合併後にどのようなことが起きているかについて、次の観点から考えてみました。

「自治体合併」も合併が一区切りし、その後の実態が明らかになる時期を迎えています。
 こうした中、地方経済、生活基盤の疲弊、崩壊はその速度を増してきています。政府もようやく地域再生に目配りをしだしていますが、その手法は旧態依然のかたちを変えた公共投資優先の「ばらまき」型のままです。この間、国鉄分割民営化後ローカル線の生き残りをかけて作られてきた第3セクターの地方鉄道が次々と廃止されてきています。地方交通網の崩壊は地方の疲弊の象徴的出来事といえます。医者にもいけず、買い物もできず(市街地中心商店街の疲弊)、学校に行くにも難儀する。高齢化が言われる地方においては、その老人すら生きられない状況さえ生じています。そして少子化の克服が問題になっているにもかかわらず、子どもを育てられない広大な地域が生じています。このように老人、子どもが切り捨てられいるのです。これはまさに人権問題です。
 こうした問題を、地方財政、自治体合併の観点から観点から考えていきます。

合併はどのような影響を自治体、住民に及ぼしたか
①「合併」の影響と合併の負の影響を如何に克服するか⇒克服できていない(合併特例債による新たな借金の山)
②合併後の篠山市の状況(財政状況は好転したのか。行政水準は高まったのか。職員にとって合併はどのような状況を及ぼし、如何にそれと闘ってきたか)⇒新たな庁舎と、体育館など公共施設とその借金
③新潟市における合併の状況とその影響……小須戸町の例
■新潟県の市町村数は、2000年まで112あったものが、2001年1月に黒埼町が新潟市と合併して111となり、その後平成の大合併でどんどん減って、35自治体まで減少。
■小須戸町は新潟市との合併(人口85万、政令市・8区)で秋葉区(人口7万人余)になり、職員は合併当初70人から60人、現在10人の出張所(住民票や戸籍関係の証明書発行などの業務に縮小)になる。住民が出張所に行っても用をなさない。

 全国には、合併により村役場から職員が一ケタ台に削減され、旧村役場で税金を納めることも高齢者の医療相談もできなくなっている。

 「市町村合併」と郵便局の統廃合(900局以上廃止)により、これまで高齢者の安否確認もしてくれていた職員がいなくなった。高齢者は仕方なく、これまで一緒に生きてきた山、森、棚田を捨てざるをえず、合併した市街地に降りる。農協職員も訪問を止める。また安否確認をしてくれていた人がいなくなる。

 これまで人間が生きていく上で大切な役割をはたして来てくれた山・森・棚田が荒れ果てて行くとは必至です。

 そうした現実を目の当たりにした長は、矢祭町長根本さん(当時、合併で町民は幸せにならないという自論を直接お会いして聞きました)、長生村長・石井俊雄さん(長年の友人は、二期目の村長選挙で「合併しない、自立で輝く『ながいき村』をめをつくる」と公約し、Wスコアー近くで再選しました。

 国側のメリットは、自治体職員を削減、議会議員を削減することができたこと。しかし、周辺住民の暮らしは切り捨てられている。議会議員も減らされ村部からはよくて1~2名しか当選できない。民意が議会に反映されにくくなっている。ゼネコンは新庁舎、新施設建設で潤う。
 国栄えて山河滅ぶ、やがて国が滅びゆく。

<参考>
□国を亡ぼし、地方を亡ぼす 市町村合併に反対する。加茂市が県央東部合併に加わらない理由~2002年12月10日~(PDF)
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/oshiraseban/shisei/shichousongappeihantai1210.pdf

□大野ひろみの長生村は元気だぞ!
http://kengi-blog.cocolog-nifty.com/kengogo/2007/12/post_7a71.html

http://www1.parkcity.ne.jp/shimayan/08Niki-06.html#08-06-22g

 
ふじみ衛生組合情報(2008年11月17日)

◆ふじみ衛生組合議会では、2007年度決算の審査、補正予算の審査などが行われた。
 決算にあたっては、歳入、歳出は良好であると評価したうえで、主要施策の成果などについて次のように質した

1)新ごみ処理施設建設の伴う国庫補助の前倒し1021万円交付の意味

2)減容裁断機カッターディスク等の計画的導入の具体の成果

3)サーマルリカバリーに伴うメタル及び溶融スラグの活用状況

4)臭気対策(この夏5回ほど三鷹市役所にいて臭った)、臭気防止を要望した市民の反応あどのようであったか

5)ごみ1トン当たりの処理経費(新ごみ処理施設建設費を除く)54,479円(06年度55,100円)及び人口一人当たり(両市の人口393,742人)の負担額2,709円(06年度2,745円)は、多摩地区に比べてどのような実状か

 補正予算:債務負担行為として新ごみ処理施設整備運営事業、2009年度から2032年度まで30,1億円 ただし、施設運営に係る経費が物価変動等に伴い変更された場合は、変更前の経費と変更後の経費との差を加えた額とする。

 については、財源内訳
国(都)支出金  41億6000万円
地方債       98億2800万円
一般財源    161億1200万円
となっているが、地方債の利率は何%に見込んでいるか
【答弁】2%

 煙突の形状 円筒型か角筒型が検討しているが決定は何時か


    「新ごみ処理施設建屋高を25m以下にすることを求める請願」 不採択 

■ 2008年11月17日、ふじみ衛生組合議会は、「三鷹・調布の環境を守る会」が提出した「新ごみ処理施設の建物高さを、現行都市計画に従い、25m以下にすることをもとめる請願について、賛成1(嶋﨑 英治、反対6、退席2(日本共産党)の少数で否決、不採択とした。
 
 請願の審査にあたり、清原管理者から、次のような見解が表明された。
1)新ごみ処理施設の整備、2013年中に稼動することは至上命題である

2)環境センター(現在の三鷹市のごみ焼却施設)の延命にも限界がある。老朽化を抑えるのは困難

3)(焼却施設の建屋高さを)35m以下としていたところだが、正副管理者で検討し、28mにすることにした

4)(ごみ処理施設は)両市の市民の生活を支える施設であり、公共性が高い。特定行政庁として(調布市が)、許可することは妥当である。調布市長は円滑に許可されたい

 質疑の中で、28mに決断した根拠について口頭説明があった。2名の議員から資料提出の要求があり、管理者から全議員の要望があるならば提出するとの答弁があったので、議長がはかったところ請求することになった。
 一方、地下水への影響について、管理者は東大の準教授に調査依頼をし、地下水などの専門家のアドバイスを得て、9mまでは掘削は可能であるとの結論を得た旨の答弁があったが、資料請求には応じなかった。

 25m以下にすることの困難性について、①技術上、安全上問題がある ②建設費用が嵩む ③工期に間に合わなくなる
としてきたが、この日初めて公式に理由説明があったところであるが、①についてよくわからなかった。

 また、新ごみ処理施設の計画があることを知っていながら建設予定地を含む地区を25m以下の都市計画の変更を調布市が行ったことについて質疑があり、長友副管理者は、2006年4月に高さ制限を(25m以下に)した。3月の時点では適地は定まっていたが、施設内容は決まっていなかった。都市計画変更について(隣接市と)協議することは義務付けられてはいないが、協議しておけばよかった旨の答弁があった。

 質疑内容から、各議員は28m以下にする。あるいは限りなく25m以下に近づけることを主張していた。さらに住民の皆さんへの説明、とりわけ28mにする根拠をしっかり行うことを求めていた。

 討論採決となり、土`方議員が反対討論、井樋議員が25m以下にすることが困難であるということについての説明が不十分、地下水への影響についての調査資料が示されていないなどについて指摘・主張して大城議員と共に退席した。採決の結果、賛成1、反対6で不採択となった。 


ふじみ衛生組合ホームページから】

新ごみ処理施設整備実施計画へのパブリックコメント及び市民説明会
  ふじみ新ごみ処理施設整備実施計画策定 をUPしました。

◆新ごみ処理施設整備事業:事業者選定アドバイザリー業務受託者選定結果 をUPしました。
                    2008年第3回・9月定例議会 索引

  2008年第3回定例議会(9/2~30)は閉会しました。
道路特定財源の「一般財源化」に関する意見書について 野村羊子反対討論
ヒトT細胞白血病ウィルス1型関連疾患に関する意見書について 野村羊子 賛成討論

2007年度決算審査 質疑 しまざき英治の主な論点 9/16~19
◆第3回定例会・9月議会
◆第2回定例会・6月議会
◆三鷹市議会 第1回臨時会
◆第1回定例会・3月議会
 にじ色のつばさ提出の

中央卸売市場の「豊洲移転」について見直しを求める意見書(案)/共同提案:共産党

 賛成多数(反対は政新クラブ10)で可決・採択。

◆本会議録画中継(2008年第3回定例会)の三鷹市議会公式サイトページへ
◆今議会の採決結果で、今までの賛否の会派パターンとは異なったものもあり、賛成、反対討論のなかで「おやっ?」と思わせるものがありました。
※参考:9月議会 主な議案についての採決結果一覧

 全議案については↓をご覧ください      
【本会議録画中継のご案内】

■一般議案(市長提出議案、請願)審議(即決・付託)VTR⇒
視聴する(wmv形式) (9月9日の本会議、7分50秒)

■総務委員会審査報告・付託事件採決VTR⇒視聴する(wmv形式) (14分59秒)

■決算審査特別委員会審査報告・決算議案採決VTR⇒視聴する(wmv形式)(41分57秒)

■意見書についての討論・採決のVTR⇒視聴する(wmv形式)
(61分)
この中に「おやっ?」と思われるものがある。

【嶋ちゃんの一口めも】
 9月議会は、一般質問、代表質疑、決算委員を務め、他の二人にはごみ問題のプロジェクトに専念していただきました。また、意見書の討論は野村羊子議員にお願いしました。

 12月議会には、いよいよ来年10月実施に向けた「家庭ごみの有料化」に関する条例「改正」案、補正予算案が提案されるスケジュールになっています。
 こうした動きに対して、「せっかくごみ減量、資源化、ごみを作らない買物の工夫などをしてきたのに、なぜこの時期に有料化?まだやることがあるじゃない」という市民が行動を開始しました。
 にじ色のつばさは、この家庭ごみの有料化には反対です。市長に思いとどまっていただくよう、市民のみなさんと共同の行動を積み重ねていきます。
◆にじ色のつばさ提出意見書
 ◇障害者自立支援法の抜本的改正を求める意見書(案)取り下げしました。

 ◇中央卸売市場の「豊洲移転」について見直しを求める意見書(案)は賛成多数で可決・採択されました。
   ◆道路特定財源の「一般財源化」に関する意見書について 野村羊子賛成討論
ヒトT細胞白血病ウィルス1型関連疾患に関する意見書について 野村羊子 賛成討論
≪2007年度決算委員会報告≫
2007年度決算審査 質疑 しまざき英治の主な論点

◇【第2款 総務費】     9月16日(火)5番目(ラスト)に質疑

◇【第3款 民生費】     9月16日(火) 4番目に質疑

◇【第4款 衛生費】     9月17日(水)3番目に質疑

◇【第8款 土木費】

◇【第10款 教育費】    9月17日(水) 2番目に質疑

介護サービス事業会計についてフリー質疑

介護保険事業特別会計について  フリー質疑

下水道事業特別会計について    フリー質疑

受託水道事業特別会計について  フリー質疑

18日の決算委員会で行ったしまざき英治の総括質疑 5番目(ラスト)。

◆決算員会の審査4日目 (9月19日)
 付帯意見について会派間で協議・決定後、各議案について討論採決を行った。
◇にじ色のつばさが提案した付帯意見

2007年度一般会計決算についての賛成討論
2007年度国民健康保険事業特別会・決算 反対討論
2007年度介護保険事業特別会計・決算 反対討論

◆総務委員会は付託された市長提出の議案3件を審査。(9/10)
1)2008年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
2)2008年度三鷹市老人医療特別会計補正予算(第1号)
3)2008年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

◆ 2007年度決算 代表質疑  にじ色のつばさを代表して行った。
<代表質疑概要>
 市政運営の基本的な考え方とその成果についてお尋ねします。

1 「地域主権の確立に向けた市政運営」(『決算概要』14頁)とありますが、」原点に戻ってお聞きしますが、「地域主権」とは何か、またその「確立」とは何か、ご説明ください。

2 さらに「決算概要」では地方分権を一層進めるために「三位一体改革」は、当該年度に行われた「税源移譲をもって、すべての取り組みが終了しました」としています。さらに「本市の財政運営に多大な影響をもたらすことになりましたが、地方全体としては3兆円規模の税源移譲が基幹税によってなされたことなど、今後の地方分権を進める上で大きな前進となりました。」とし、「真の地方分権実現するためには、引き続き『三位一体改革』後の第二期分権改革を推進していく必要があります。」としています。
 そこで、改めて考えたのは権限移譲を裏付けるものとして「税源移譲」ということについてです。“イジョウ”は「移譲」か「委譲」なのかということについて考えました。地方分権推進委員会の「第1次勧告」では“イジョウ”は「移譲」としています。
  国から地方へ権限が移るのはいいことです。しかし、国家の側の発想を分析してみると疑問が生じます。本当は「委譲」でなければならないと思うのです。なぜならば、権限を委譲する主体は国ではないはずです。主体は主権者である市民のはずです。そして市民の活動する場は地域社会です。憲法原理の主権在民からすれば、本来、権限は地域社会・主権者の手の中にあるべきものだと思います。
そこでお尋ねしますが、市長が言うところの「真の地方分権」とはいかなるものなのでしょうか、そのイメージも含めておきかせください。
全文は⇒

にじ色のつばさ所属議員の一般質問は、3日(2日目)の最後に行ないました。

 しまざき英治の質問項目(概要)

1 貧富の格差拡大社会における自治体政策について(全文)

(1)生活苦と不安にあえぐ勤労市民の生活の実情について
(2)負担増ばかりの「社会保障改革」下における高齢者の家計の実態について
(3)今後の働く者の生活実態について
(4)三鷹市の対応策について

2 水道事業の現状と課題について(全文)

(1) 東京都への「水道事業移行計画」の進捗状況と課題について
(2) 地下水(深井戸)の現状と課題について
ア 近年、東京都の地下水は豊富になり、上野駅や東京駅が隆起し、コンクリートをうって、ボルトで止め、地下水の圧力を抑制していると聞くが、三鷹市の地下水、深井戸はいかなる状況か

イ マンションなどの工事で地下水はいかなる事態か、また東京外郭環状道路の大深度方式により地下水はいかなる影響を受けるか。地下水について、東京都や国はいかなる調査を行ったか

(3)「逆委託方式」解消、東京都監理団体への事業委託、その先の民間委託に伴う課題は何であるか
(4)「三鷹市暫定管理地(東京多摩青果株式会社跡地)」への事業所(事務所)移転に伴う課題について
  ア 労働安全衛生上の配慮はどのようになされたか。

イ バリアフリー対策はどのように実行したか
(5)「水道事業移行」後の三鷹市職員の雇用問題について

◆本会議録画中継(2008年第3回定例会)の三鷹市議会公式サイトページへ

◆総務委員会は付託された市長提出の議案3件を審査。
1)2008年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
2)2008年度三鷹市老人医療特別会計補正予算(第1号)
3)2008年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
三鷹市市民協働センター条例の一部を改正する条例→厚生委員会付託…賛成討論・野村

◆即決になった3件の請願について討論を行った
☆障害者自立支援法の「定時改正」における抜本的見直しを求める意見書提出に関することについて 賛成討論
※採決結果:賛成全員-採択

☆「『協同労働の協同組合法』の速やかな制定を求める意見書採択について」の請願について  賛成討論
※採決結果:賛成多数(討論で全会一致をお願いしたが、政新クラブの賛成は得られなかった。反対討論なし)で可決・採択

◆請願「市内在住の私立小・中学校就学者に対する教育費助成及び市内私立学校に対する運営費助成」について   賛成討論 にじ色のつばさ・野村羊子 
※採決結果:賛成少数(12)で否決-不採択 (反対ー政新クラブ、公明党)

◆2007年度決算 代表質疑 ⇒

◆にじ色のつばさ提出意見書
 ◇障害者自立支援法の抜本的改正を求める意見書(案)

 ◇中央卸売市場の「豊洲移転」について見直しを求める意見書(案)

◆一般質問(概要)
1 貧富の格差拡大社会における自治体政策について
2 水道事業の現状と課題について
ふじみ衛生組合情報

 「新ごみ処理施設建屋高を25m以下にすることを求める請願」 不採択

■ ふじみ衛生組合議会は、「三鷹・調布の環境を守る会」が提出した「新ごみ処理施設の建物高さを、現行都市計画に従い、25m以下にすることをもとめる請願について、賛成1(嶋﨑 英治、反対6、退席2(日本共産党)の少数で否決、不採択とした。
 
 請願の審査にあたり、清原管理者から、次のような見解が表明された。
1)新ごみ処理施設の整備、2013年中に稼動することは至上命題である

2)環境センター(現在の三鷹市のごみ焼却施設)の延命にも限界がある。老朽化を抑えるのは困難

3)(焼却施設の建屋高さを)35m以下としていたところだが、正副管理者で検討し、28mにすることにした

4)(ごみ処理施設は)両市の市民の生活を支える施設であり、公共性が高い。特定行政庁として(調布市が)、許可することは妥当である。調布市長は円滑に許可されたい

 質疑の中で、28mに決断した根拠について口頭説明があった。2名の議員から資料提出の要求があり、管理者から全議員の要望があるならば提出するとの答弁があったので、議長がはかったところ請求することになった。
 一方、地下水への影響について、管理者は東大の準教授に調査依頼をし、地下水などの専門家のアドバイスを得て、9mまでは掘削は可能であるとの結論を得た旨の答弁があったが、資料請求には応じなかった。

 25m以下にすることの困難性について、①技術上、安全上問題がある ②建設費用が嵩む ③工期に間に合わなくなる
としてきたが、この日初めて公式に理由説明があったところであるが、①についてよくわからなかった。

 また、新ごみ処理施設の計画があることを知っていながら建設予定地を含む地区を25m以下の都市計画の変更を調布市が行ったことについて質疑があり、長友副管理者は、2006年4月に高さ制限を(25m以下に)した。3月の時点では適地は定まっていたが、施設内容は決まっていなかった。都市計画変更について(隣接市と)協議することは義務付けられてはいないが、協議しておけばよかった旨の答弁があった。

 質疑内容から、各議員は28m以下にする。あるいは限りなく25m以下に近づけることを主張していた。さらに住民の皆さんへの説明、とりわけ28mにする根拠をしっかり行うことを求めていた。

 討論採決となり、土`方議員が反対討論、井樋議員が25m以下にすることが困難であるということについての説明が不十分、地下水への影響についての調査資料が示されていないなどについて指摘・主張して大城議員と共に退席した。採決の結果、賛成1、反対6で不採択となった。 
  新ごみ処理施設整備実施計画へのパブリックコメント及び市民説明会
  ふじみ新ごみ処理施設整備実施計画策定 をUPしました。

  新ごみ処理施設整備事業 

  事業者選定アドバイザリー業務受託者選定結果 をUPしました。

 ふじみ衛生組合に調布市都市計画に定められた25mの建物高さ制限を守ることを要求する陳情
 否決/調布市議会建設委員会


 6月6日午後、調布市議会建設委員会で、添付の陳情書の審議があり、結果は共産党が趣旨採択を主張しましたが、残りの4会派が不採択を主張し5対1で不採択になりました。

2008年第2回・6月定例議会 目次


◆社会保障の必要額の縮減中止を求める意見書 賛成多数で採択、政新クラブのみ反対。
◆食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書 政・公・民が否決

◆公明党提出の「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書」に対する野村羊子議員の反対討論

意見書・決議等へ移動 (三鷹市議会ウエブサイト)

◆ 主な議案・意見書等の採決結果一覧<全議員の賛否一覧>

◆市長提出の議案のうち次の2件について反対しました。
◇議案第30号「三鷹(みたか)()ども憲章(けんしょう)」
※反対はにじ色のつばさのみ  総務委員会でしまざき英治が行なった反対討論

◇「三鷹市市税条例の一部を改正する条例」
※来年10月から住民税を年金から「天引き」を実施 総務委員会で行なった反対討論

 また、日本共産党提出の 「生活保護の通院移送費(交通費)の改定の撤回を求める意見書」 についてにじ色のつばさを代表して賛成討論を行ないました
【討論内容】
   
 通院移送費はこれまで医師の意見書などを条件に最低限の実費(バス、電車、タクシー代など)として支給されてきました。しかし、北海道滝川市で通院移送費として2億4000万円に上るタクシー代金を不正に受け取っていた暴力団員らが昨年11月逮捕された事件を契機に、厚生労働省は支給基準を改定しました。
 生活保護受給者の通院費(通院移送費)を今年度から大幅に制限する厚生労働省の新基準廃止を求める集会も5月21日、衆議院議員会館で開かれました。生活保護の通院費打ち切りによって、各地で生活が厳しくなった実態が報告されました。

 移送費が支給されなくなることは、足を奪われ、生きる権利を失うに等しいと思います。通院費の支給を4月から打ち切られた全国各地の生活保護受給者から何とかしてほしいと要望が相次ぎ、福祉事務所が混乱しているのは事実です。東京都内の福祉事務所のケースワーカーの話を聞く機会がありました。彼は―「新基準を読むと大半の人に移送費を出せなくなってしまう。悪法といえども法なので自治体職員はそれを適用しないというわけにはいかない…」-と率直な気持ちを述べています。
 私の調査でも、まともに適用すると通院移送費の8~9割が支給されなくなること必至です。

 また、難病患者にしてみれば、通院移送費を支給されなくなると、1回の通院移送費・1000~2000円をひねり出すには、食費を1~2日分切り詰めるか、または、通院を控えるしかなくなってしまいます。
 今回の通知によって「痛くても、辛く苦しくてもガマンして、受診抑制したために孤独死を招くおそれがある。第二の『北九州市の餓死事件』のように命がうばわれる」ことを医療労働者も懸念しています。さらに、「新基準のため通院できなくなることを心配する患者が何人も出ている。やっと地域で生活し始めているのに、再び入院しなければならなくなったりする。」と問題点を指摘しています。

 「新基準」はどう見ても「弱者切捨て」です。弱者が安心して医療にかかることができ、憲法25条が人々の暮らしに生かされるようにするのが国、行政の責務です。

 タクシー代金2億円4000万円の不正受給事件を教訓とするならば、役所は、暴力団とそれにつながる特定の政治勢力に対して、不正を許さず、毅然と対応することです。

以上を指摘し、本意見書に賛成いたします。

 採決結果・否決:賛成12 反対17(公明党、政新クラブ)

◆【にじ色のつばさ提出の意見書採決結果】
後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書(案) 採決結果・否決:賛成12 反対15(公明党、政新クラブ)

自衛隊海外派遣恒久法案に反対する意見書(案)採決結果・否決:賛成12 反対15(公明党、政新クラブ)

社会保障の必要額の縮減中止を求める意見書(案)採決結果・可決:賛成17 反対10(政新クラブ)
※以上は嶋﨑 英治が提案

食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書(案) 採決結果・否決:賛成7 反対20(民主党、公明党、政新クラブ)
※野村羊子議員が提案 

◆日本共産党提出の 「生活保護の通院移送費(交通費)の改定の撤回を求める意見書」 についてにじ色のつばさを代表して行なった賛成討論 
 採決結果・否決:賛成12 反対17(公明党、政新クラブ)

 意見書全文は⇒質問・討論・発言などの索引をご覧ください


◆6月5日に市政に関する一般質問を行ないました。
      
 今回の私の質問テーマーは、概要次のとおりです。
 1 高齢者が住みよいまちづくり:
   (1)後期高齢者医療制度の現状と課題
   (2)シルバー人材センター事業の現状と課題について
      
 2 小・中一貫教育について:
   (1)「にし三鷹学園」の現状と課題について(問題点は克服されたか)
   (2)08年度新規実施3学園の現状と課題について
      
 3 IT事業について:
   (1)「ユビキタス・コミニティ事業」の進捗状況について
   (2)職員のパソコン利用状況について
     
質問内容全文は⇒
本会議録画中継(2008年第2回定例会)の三鷹市議会公式ページへ


三鷹子ども憲章について (反対)討論 にじ色のつばさ・嶋﨑英治

市税条例の一部改正についての反対討論 にじ色のつばさ・嶋﨑英治

請願「食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出について」 野村羊子議員が厚生委員会で行った賛成討論

◆公明党提出の「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書」に対する野村羊子議員の反対討論

意見書・決議等へ移動 (三鷹市議会ウエブサイト)

にじ色のつばさ提出・意見書

後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書(案) 採決結果・否決:賛成12 反対15(公明党、政新クラブ)

自衛隊海外派遣恒久法案に反対する意見書(案)採決結果・否決:賛成12 反対15(公明党、政新クラブ)

社会保障の必要額の縮減中止を求める意見書(案)採決結果・可決:賛成17 反対10(政新クラブ)
※以上は嶋﨑 英治が提案

食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書(案) 採決結果・否決:賛成7 反対20(民主党、公明党、政新クラブ)
※野村羊子議員が提案 

◆日本共産党提出の 「生活保護の通院移送費(交通費)の改定の撤回を求める意見書」 についてにじ色のつばさを代表して行なった賛成討論 
 採決結果・否決:賛成12 反対17(公明党、政新クラブ)

公明党提出「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書」に対する 反対討論(野村羊子議員)

 6月5日(定例会初日)、市政に関する一般質問を行ないました。
      
 今回の私の質問テーマーは、概要次のとおりです。
 1 高齢者が住みよいまちづくり:
   (1)後期高齢者医療制度の現状と課題
   (2)シルバー人材センター事業の現状と課題について
      
 2 小・中一貫教育について:
   (1)「にし三鷹学園」の現状と課題について(問題点は克服されたか)
   (2)08年度新規実施3学園の現状と課題について
      
 3 IT事業について:
   (1)「ユビキタス・コミニティ事業」の進捗状況について
   (2)職員のパソコン利用状況について
     
質問内容全文は⇒
 ◆2008年三鷹市議会 第1回臨時会が開かれました。
 4月1日(火) 15時に本会議が開会され。国民健康保険税条例の改正(案)が提案されました。
他の自治体では、臨時議会を召集せずに、長の専決処分で済ませたしまうのが多数派です。
三鷹市は、臨時議会を召集し、提案・審査、質疑・討論が行われたことは評価すべきことです。
にじ色のつばさを代表し、質疑、討論を嶋﨑 英治が行いました。
 賛成多数で、条例案は可決・成立しました。

 75歳以上の後期高齢者の特性について、厚労省の審議会は、次のようにとらえています。
1 治療の長期化、複数疾患への罹患(病気にかかること)が見られる。
2 多くに、認知症の問題が見られる。
3 いずれ避けることのできない死を迎える。

 当該の高齢者の皆さんをはじめ、主権者から「これは姥捨て山」ではないかと
大きく怒りをかい、名前そのものについての批判も大きくなりました。
 国は「長寿医療制度」と名称変更をするようですが、名前を変えて、
済まされる制度ではありません。廃止以外にありません

2008年 第1回定例会・3月議会 目次

本会議 議案審査/討論・採決 3月28日(金)  3月議会採決結果・全議員の賛否一覧

◆にじ色のつばさ提出意見書及び抗議決議 全会一致で可決・採択
自衛隊イージス艦と漁船衝突事件に関する意見書(案)
在沖米海兵隊員による少女暴行事件に関する抗議決議

「道路特定財源に係る暫定税率維持を求める意見書」(政新クラブ提出)について反対討論 
 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

「地上デジタルテレビジョン放送の受信対策の推進を求める意見書」(公明党提出)について問題点を指摘した賛成討論  にじ色のつばさ・嶋﨑 英治


   予算審査特別委員会報告
◆6日目:討論採決 3月19日
◇2008年度一般会計予算案……野村羊子・賛成討論⇒
◇国民健康保険事業特別会計……嶋﨑英治・反対討論⇒
◇介護保険事業特別会計……野村羊子・反対討論⇒
◇介護サービス事業特別会計……野村羊子・賛成討論⇒利用者が安心してサービスを受けられる職員配置とするよう指導すること

◇後期高齢者医療特別会計……嶋﨑反対討論⇒

◆5日目:特別会計 (国民健康保険事業介護保険事業後期高齢者医療下水道事業、受託水道事業
      2008年度予算(案)について 総括質疑 3月18日
◆4日目:教育費  /公債費  /歳入 3月17日
◆3日目:衛生費 /労働費 /農林費土木費 3月14日
◆2日目:民生費 3月13日
◆初日:議会費/総務費 3月12日

●2008年度予算(案)三鷹市のウエブサイト
2008年度 施政方針
◇2008年度 施政方針・予算概要(PDFのダウンロードはこちらから)
 ※「2008年度施政方針・予算概要」の冊子は1冊200円で、「2008年度三鷹市一般会計・特別会計予算及び同説明書」の冊子は1冊1,000円で、情報・相談センター(市役所2階)で販売しています。
2007度 補正予算(案)
◇前年度以前の予算は財政課のページからご覧になれます。


総務委員会 3月10日の審査

2008年度予算・代表質疑 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

市政に関する一般質問 2月28日
1  地球温暖化対策について 
 
(1)  地球温暖化についての市長の基本的な考え方
(2)  学校教育での取り組み状況について
(3)  「環境基本条例」から個別条例「地球温暖化対策条例(仮称)」制定の必要性について
2008年度三鷹市予算内示案についての代表質疑 市議会全員協議会
 
トップページへ  三鷹市議会議員・しまざき英治のページ  日記・今日のできごと  採決結果一覧<見出し>
 質問・討論の目次・索引一覧へ⇒2008  2007年 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999  1999~2002年度 嶋﨑英治討論集   嶋﨑英治討論集 
2007年第2回定例会・6月議会索引
    2007年第1回臨時議会索引
    2007年第1回定例会・3月議会索引

丸池公園(9月8日、夕方「市政レポート」No.98などを歩スティング中に撮影)
2008年12月定例議会(12/2~22)報告
◆本会議録画中継(2008年第4回定例会)の三鷹市議会公式サイトページへ

【12月12日厚生委員会】この議案は、市長が収集、運搬及び処分を行う家庭系廃棄物の排出方法を変更し、家庭系廃棄物に係る一般廃棄物処理手数料を新設するとともに、規定を整備するため、提案されたものです。

三鷹市廃棄物
処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例

討論(概要)/野村羊子委員

 本議案は、地方自治法違反について、現在、訴訟が係争中であり、12月8日に結審、4月に判決予定です。司法の判断がまもなく下されるという状況の中で、議決することはできないと、会派として主張しましたが、受け入れられませんでしたので、採決にあたり会派「にじ色のつばさ」として、討論いたします。

 本議案は、家庭ごみの有料化のための条例改正案です。

 この間の審査における市側の説明によれば、家庭ごみの有料化はごみ減量と資源化のため、そして今後ごみ処理経費増大に対応するため、さらに「市民のライフスタイルをかえるインセンティブとするため」であるとのことでした。

しかしながら、以下の点において、納得しきれない点が残っております。

 1,公表されたデータによれば、三鷹市のごみ排出量は減量し続けています。にもかかわらず、市は減量限界だとし、さらなる減量には有料化が必要だとしました。ごみ減量が限界だと示す具体的なデータを求めましたが、得られませんでした。

 また、有料化すればごみは減量するとの確たる根拠も得られませんでした。

 2,現状でのごみ施策の行き詰まりを示す具体的データをも求めましたが、得られませんでした。三鷹市におけるごみ行政が行き詰っていないもかかわらず、なぜ有料化するのかという問いに対する答弁は、「慎重を期して検討してきており、三鷹市基本計画第2次改定内の計画期間内に実施するには今しかない」というものでした。問いに対する答えの体をなさないものでした

 3,「ごみ減量・有料化等検討市民会議」の答申の精神を持ってすれば、減量の状況を提示し、改めてこのタイミングでの有料化の是非を広く市民に問うべきであと考えます。しかし、市による「市民の意見を聞く会」は、有料化の具体的内容を説明するものとなっており、有料化のそのものの是非を問うものではありませんでした。

 4,ごみ処理経費増大に関しては、新ごみ処理施設建設、環境センター延命化のためと説明されています。しかし、市の財政は、健全であり逼迫していません。これら2つの施設に関わる経費は以前より計画されていたものです。逆に市民生活は、今大変苦しい状況にあり、ごみ有料化は更なる負担を市民に押しつけることになります。

 5,地方自治法による「手数料条項」違反については、論理的な説明がなく、「違反ではない」という環境省の解釈を追認したに過ぎません。

 6,新ごみ処理施設建設に伴う「循環型社会形成推進交付金」についての説明は、ごみ有料化との関連では今まで一度もありませんでした。今回、市は背景の1ファクターであると認めました。新ごみ処理施設建設の資金計画に「ごみ有料化」が組み込まれているのであれば、計画作成時に市民に明示し、説明すべきです

7、お金でライフスタイルは変えられません。本人の気づきを引き起こす働きかけが重要です。有料化による環境配慮のインセンティブは限定的なものでしかありません

 そもそも、政策とはその必要性と充分性を議論しなければいけないと考えます。特に新たに行われる政策の場合、まずその必要性を十分に吟味し、それが認められて初めて、充分性の議論が成り立つものと考えます

 ところが本件においてはなぜ今有料化なのか、と具体的に政策の必要性を問うたにもかかわらず、市の答弁は、それに答えるものではありませんでした。残念ながら、必要性の段階で条件を満たしていないと判断せざるを得ません

議決機関として重い責任を持つ議員の責務として、必要性を肯定できない案件、しかも新たに市民負担を強いる案件については、到底賛成できるものではありません。

 さらに、今回の家庭ごみ有料化は、ごみ減量に向けて努力してきた市民に水をさす行為であるといわざるをえません。有料化せずともまだまだ減量できるという市民の声に耳を傾けないかに見える市の態度は、「市民との協働」にはほど遠く、市民の声を誠実に受け止め答えようとする姿勢が感じられないものでした。市民が何を言おうと努力しようと既定方針通りに実施するのでは、市民との協働は絵に描いた餅ではないでしょうか

今まで築き上げてきた市民との信頼関係に立ち戻り、市民に新たな負担を強いるのではなく、市民を信頼し、有料化せずに減量施策をとるべきです。

以上の点から、本議案に反対をいたします。

原案に賛成する討論…吉野和之委員(政新クラブ)

 本議案については三鷹市基本構想、第6、自治体経営の基本的な考え方に書かれている受益と負担の適正化の観点より賛成する。また、「家庭系ごみの有料化に向けた基本方針」の家庭系ごみ有料化の目的と効果の趣旨にも賛同する。
 しかしながら、手数料については、ごみ処理施策の充実・環境基金の拡充という歳入を活用して実施・充実する施策に効果的に使われるためには、まず、有料化に伴い生じる経費を縮減することが必要であると考える。経営的視点から経費の縮減に最大限の努力行うべきである。
 なお、今回の議案では資源物の手数料対象から除外されているが、拡大生産者責任を求める趣旨の意見書が平成20年第3回定例会で、全会一致で採択されており、資源循環型社会実現のため、国に対して拡大生産者責任の強化を求めていくべきであると考える。


原案に反対する討論…岩田康男委員(日本共産党市議団)

 我が会派は、これまでの審議を通じて質疑の中で市民が納得できる数字や根拠、あるいは市の取り組み、こうしたものが十分説明されてこなかったというふうに思う。2つ目は、これから大不況を迎えるという中で全市民に対象の負担増を本市がここで新たに起こすということについて、やはり様子をみるべきだということから、2つの理由から継続を主張した。その立場は変わらないが、結審ということなので、討論の中身をこれから申し上げる。

 1つは、本市での家庭ごみ有料化方針に対して、これまで市民の「意見を聞く会」や「パブリックコメント」でも圧倒的に反対・疑問の声が上がった。しかし、市長は「あくまでも計画どおりに行う」との姿勢である。市民の意見を聞き、事業に反映させる市民参加と協働について、三鷹市自治基本条例の趣旨、これまでの協働と市民参加の取り組みに反するものである。市民の理解と協力こそ、ごみに対する意識改革の基本である。

 2、現在、三多摩各市でのごみ排出量を見ると、すべての自治体で減少している。これは有料化になっているところも無料を続けているところも同様で、総排出量の減少率は、無料か有料かでの違いはない。違いがあるとすれば可燃・不燃から資源に回る率の違いである。しかし、それも本市は有料化を実施している市と比較しても高い実績を上げている。今回の基本方針では本市にとって重要な総排出量減少目標と取り組みが出されていない。市民には「負担の公平化」と言って費用負担を課し「ライフスタイルを変えろ」と言いながら、企業には拡大生産者責任の追及を同列に位置づけないのでは、それこそ不公平である。
 
 3、有料化の背景に、環境省が平成17年5月に出した「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための方針の改正について」の通知に、市町村の役割として「一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべき」としていることが要因となっていると思われる。特に本市と調布市で可燃ごみの処理の共同運営を計画し、新ごみ処理施設建設のための循環型社会形成推進交付金に影響があると思われる。有料化の根拠が国の押し付けと交付金との関係にあることも見逃せない。

 4、三鷹市新ごみ処理総合計画2015の中の、なぜ有料化だけが突出し、その他の市の減量・資源化の事業は後回しになっているのか。また、平成12年に全面有料化をした事業系ごみは減量していない、この説明は景気動向によるものとあったが納得できない。この点からも家庭ごみ有料化には踏みさせないはずである。

 5、今、市民生活は大変な困難に直面している。非正規労働者約3万人の雇いどめ、大学・高校生の内定取り消し、中小企業倒産の危機など深刻な状況にある。厚生労働省の家計調査でも、「生活が苦しい」と答えた家庭は過去最高の数字を示した。税や社会保険料負担増に加えて生活用品の高騰など生活が苦しい市民に本市が家庭ごみ有料化で負担増の追い打ちをすることはやめるべきである。


原案に賛成する討論…浦野英樹委員(民主党)
 
 家庭系ごみ有料化は、関心の有無にかかわらず多くの市民に影響する課題であるため、三鷹市議会民主党では、幅広い市民の声をアンケートやミニ集会などを通じて聞いてきた。
 平成17年の分別の徹底化以降、三鷹市の家庭系ごみの排出量は確実に減少している。これは、紛れもなく、市民の努力の結果である。同時に、社会全体で「ごみを削減し、環境を守ろう」という機運が、市民の努力を後押ししたと考える。
 スーパーマーケット等の小売業者の中には、レジ袋を有料化したり、レジ袋を使用する顧客には付与するポイントに差をつけたりといったサービスを行う事業者があるが、これらの事業者に対して、「サービスの低下」ではなく「ごみ減量化のために必要な負担」であると多くの市民はとらえている。
 家庭系ごみ有料化に関しても、「ごみを減量し、環境を守っていくための必要最小限の負担である」と、受け入れられる一定の土壌は市民の中にできていると我が会派は判断する。
 しかし、市民に対してのより徹底した説明責任の実現と、手数料負担に見合うだけのごみ収集に関するサービス向上がなければ、市民の納得も得られず、目標とするごみ排出量削減の実現も難しいと考える。市民が「実感」できる形での収集方法の改善、カラス害・不法投棄対策等のごみ処理施策の前進を推し進めるとともに、さらなるごみ減量・資源化に市民とともに取り組むことが必要不可欠である。
 同時に、拡大生産者責任についても、国に対してその実現・拡充を強く求めるとともに、自治体独自の取り組みをさらに推進するよう強く要望する。
 また、本条例案の中で、低所得者等に向けての多くの手数料減免が盛り込まれたことは一定の評価をするが、急激な物価の変動、不安定な雇用等の要因により、安定したした生活がいつ壊れてもおかしくないのが、現在の我が国の社会経済情勢である。手数料減免の基準については、手数料負担が困難な市民生活への影響を最小限にとどめるため、柔軟かつ大胆、そしてスピーディーな見直しが今後必要であることを指摘して、本条例案に賛成する。

【12月12日総務委員会】

 議案第84号 2008年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の修正案に賛成し、原案に反対する討論をにじ色のつばさを代表して行う。(嶋﨑英治委員)

 一般家庭系ごみを有料化について、未だに、今この時期に有料化しなければならない理由・必要性が見出せないばかりか、今後のあるべきごみ政策、市民との協働・「地域主権」のまちづくりに大きな禍根を残すことになる。

以下、原案に反対する理由を述べる。

1 清原三鷹市政の基本は市民との協働である。三鷹市民は三鷹市のごみ減量化、資源化施策に呼応して、懸命にごみ減量化に努力してきた。とりわけ2005年からはプラスティック・ペットボトル・雑紙の分別収集開始と、三鷹市のごみ施策に呼応して多くの市民は意気に感じて努力してきた。その結果、市民、学識経験者、行政が一体となって作成した「ごみ処理総合計画2015」の中にある1人1日当たりのごみの総排出量を2015年までに850gとする目標を1年で達成し846gとした。有料化せずに、三鷹市民みんなの減量努力・分別努力が実を結んだものである。従って、三鷹市が市民との協働を標榜するなら、「有料化を機に、生活スタイルをかえてもらう」ことを求めるのではなく、市民のごみ減量への熱意、意気込みを信頼し、更なるごみ減量施策を推進すべきである。お金でライフスタイルは変えられない。本人の気づきを引き起こす働きかけが重要である。有料化による環境配慮へのインセンティブは限定的なものでしかない。

2 三鷹市は、有料化による収入を環境基金に積み立てるなど環境施策の推進にあてるとしている。しかし、環境施策の推進を「家庭ごみ有料化」という新たな税外負担によって行おうということは、実質的な「税の二重取り」であるとの市民の指摘もある。地方自治法第227条が規定する「手数料条項」に違反するのではないかとの指摘について、論理的な説明はなく、「違反ではない」という環境省の解釈を追認したに過ぎない。

3 「ごみ排出量に応じて手数料を払うことで公平化」と三鷹市は説明してきた。従量制を取ることによって一定程度公平さは担保されよう、しかし、ごみ質の公平さはまったく担保されない。

4 一般家庭系ごみの有料化で一番喜ぶのは生産者である。日本の廃棄物処理、容器包装リサイクルの最大の欠陥は、生産者が生産量100%に対して責任負うことになっていないことである。生産者のわずかな負担で、税という住民負担に加えて有料ごみ袋という新たな住民負担でごみ処理を自治体が実行してくれるなら、生産者にとっては、もっとも歓迎すべきことであり、三鷹市も三鷹市議会も求めている拡大生産者責任の早期具体化を後退させることにつながる。

5 有料化する前に、三鷹市が市民とすべきことはまだまだ沢山あると市民は思っている。市民の減量化への努力は限界だとする根拠は希薄である。「100年に一度の生活危機」に国民が直面しているおり、新たな負担を市民に求めるのは、二重三重の過ちにつながるおそれがある。

6 「有料化についての市民の意見を聞く会」でも、条例からは要請されていないが、市長は、ごみ有料化という重要なことなのであえて実施したパブリックコメントでも、圧倒的に反対の声が多かった。有料化に賛成反対問わず、市民から「なぜ今有料化なのか」、と問われていたにもかかわらず、市の答弁は、それに答えるものではなかった。今回の家庭ごみ有料化は、ごみ減量に向けて努力してきた市民に水をさす行為であるといわざるをえない。市民が何を言おうと努力しようと、既定方針通りに実施するのでは、市民主権の具体化が求められている時代に逆行している。

7 有料化しても減量しなかった場合、市は市民にどのように説明し、責任ある対処をするのか明確になっていない。今まで築き上げてきた市民との信頼関係に立ち戻り、市民に新たな負担を強いるのではなく、市民を信頼し、有料化せずに減量施策をとるべきである。

以上をもって、「家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料」の補正予算計上に反対する。

 また、三鷹市立第六小学校の給食調理業務委託事業費については、自治体版、ワーキングプアーが社会問題化されている折、見直しをまずすべきである。また、本件については十分な説明が無いまま、当該校の保護者に説明会を開いてしまったことは問題であった。

 以上をもって反対討論とする。

修正案に反対し、原案に賛成する討論…伊東光則委員(政新クラブ)
  
 中央保育園建替事業及び母子生活支援施設建替事業については、補正予算の組み方に問題はあるとしても、耐震・安全を考えた上で必要であると考える。また、家庭系ごみ有料化については、ごみ減量・資源化に必要であり、受益と負担の視点から賛成できる。また、第六小学校学校給食調理業務委託事業については、食の安全とより効率的な低コストの給食のために、民間委託が必要であると考え、賛成できる。
 ただし、補正予算を組むに当たっては、災害の発生、政策変更、制度の改正などがあるときに対応するものであり、安易に提出すべきではないことを指摘して、本議案に賛成する。

原案に反対する討論…栗原賢治(日本共産党市議団)

 三鷹市一般会計補正予算(第4号)原案に討論する。
 三鷹市一般会計補正予算(第4号)には、家庭系ごみ指定収集袋作成等委託料、学校給食調理業務委託事業が含まれている。
 家庭系ごみ指定収集袋作成等委託料は、一般家庭系ごみの収集を有料化するに当たって出されたものである。三鷹市の家庭系ごみの現状は、平成16年度から3年間で19%の減量に成功してきた。これらは清原市政以前から取り組んでいる戸別収集、資源回収、平成17年2月から取り組まれている分別収集による、献身的な自覚ある市民の協力によって達成した成果である。市民1人1日当たりのごみの総排出量も、三鷹市がつくった「ごみ処理総合計画2015」の平成27年度目標の850グラムをクリアする846グラムという成果を平成19年度に上げている。ごみ減量・有料化検討市民会議は、実施に当たって、市民生活への影響を考慮し、広く意見を聞き、平成17年2月に始まった新しい分別収集を検証しながら、慎重に進めることと答申を出している。今、アメリカ発の経済危機のもと、物価も高騰したまま、市民生活が大変厳しいこの時期を考えれば、答申通り家計への影響を考慮しても、また、ごみ減量の成果を検証しても、今は有料化実施の時期ではない。市民の献身的な努力は続いている。その市民の努力にこたえる、有料化に頼らない新たなごみ処理方針と三鷹市の努力が求められている。市民のごみ減量の努力を無視し、三鷹市の目標をも上回る家庭系ごみ減量にもかかわらず、、家庭ごみ有料化を進めることは、市民の負担増以外に何もない。パブリックコメントなどに寄せられた市民の意見に真摯に耳を傾けず、やる気になれば今までどおり続けることのできる手数料なしのごみ収集を有料化することは、厳しい市民生活にさらに追い打ちをかける、清原市政の市民生活を顧みない市民生活破壊の施策である。100年に一度の経済危機が雇用を破壊し、厳しい経済状況の中での家庭系ごみ有料化は、市民生活を考慮しない最悪の実施時期である。厳しい経済状況だからこそ有料化でごみの減量が進む、生活が苦しければごみを出さなければいいという三鷹市の姿勢は、今の経済危機による大変厳しい市民生活を認識していない。有料化しなければごみの減量が進まない三鷹市ではない。また、ごみ処理ができない逼迫した市財政の状況でもない。また、市民の意見を聞く会やパブリックコメントの市民の意見を見ても、市民の理解は得られていない。市民の協力が不可欠なごみ処理施策を、このような状況のまま進めることは許されない。今、市民の立場で考え、立案し、施策を進める立場に立てばこの家庭ごみ有料化のための予算は認められない。

 また、学校給食調理業務委託事業は、三鷹市の小・中学校の給食事業として、安全性と安定性が求められる。4つの小・中学校で実施されている委託事業はまだ始まったばかりで、これから慎重に検証する必要がある。給食を教育という面でとらえたとき、児童・生徒との接点となる行事が少なく、コミュニケーションを図る機会が少ないなど不安と課題が残っている。

 以上の問題点から本補正予算原案に家庭系ごみ指定収集袋作成業務委託料、学校給食調理業務委託事業を削除する修正案を提出した。生活保護費負担金の増など他の項目には賛成であるが、上記2項目が含まれているため補正予算原案には反対をする。


【12月11日総務委員会】

議案第76号 三鷹市市民保養所箱根みたか荘の指定管理者の指定について…
にじ色のつばさ 嶋﨑英治


 今議案は、指定管理の再指定であり、向こう5ヵ年を指定するものである。従って、3年間の結果を十分検証し、協定書(案)なども精査し、議会として慎重に審査して議決すべきものであることは言うまでも無いことである。評価にあったっては、第三者評価委員会で行うのが至当であるとにじ色のつばさは判断する。また評価結果についても「情報公開NO.1」にふさわしいように、インターネットで公開し、市民が判断できるようにすべきであることを主張し、本議案に賛成する。

【12月22日本会議】
議案第67号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例…嶋﨑賛成討論

にじ色のつばさを代表して討論する

 この議案は、三鷹市大沢総合グラウンドを整備することに伴い、同グラウンド内のテニスコートを整備し、新使用料金を定めるものである。料金設定そのものには異論は無いが、次のことを指摘・要望する。

1 管理棟の建設完成までの間、更衣室、シャワーなどの利用について十分な配慮をすること。

2 飛行機滑走路に並行する型での新テニスコートが建設されることへの安全性の確保、自然界の風、飛行機の風への十分な対策を講じること。

3 テニスコートの代替地はほぼ確保されているようであるが、サッカー、ラグビー、野球、ソフトボールを楽しんでいる市民、団体から十分な代替地の確保が求められていると認識している。こうした代替地・代替施設の確保に市が全力をあげること。

 以上をもって、本議案に賛成する。

議案第69号 三鷹市学童保育所条例の一部を改正する条例…野村羊子議員・賛成討論(概要)

 本条例改正案は、第7小学校学童保育所を学校敷地内に移築するためのものです。
学童保育は、保育にかける放課後の特に低学年の子どもたちの暮らしを支えるものです。学校敷地内に学童保育所があることについて、安全という面では一定の評価はできるものの、子どもの生活が全て、「学校」という枠の中に取り込まれてしまうことについて問題提起をします。

 本来であれば、地域で駆け回る子どもたちの遊びと暮らしが保障されることこそが、安全・安心の社会ではないでしょうか。地域社会の中で、様々な対場の大人たちが子どもを見守り育む機能を回復することが、今求められていることなのだと思います。
学校教育とは違う多様な価値観を持った地域社会の大人たちとの接触、学校の外だからこそ可能なクラスや学年を超えた交流、さらには学区外の交友関係が、子どもの育ちを豊かにするはずです。

 学童保育などを、全て学校敷地内で行うとすれば、それらは制限されてしまうことになります。地域で遊ぶ子どもたちの姿はさらに少なくなり、様々な理由で学校に行けない子どもたちはさらに居場所をなくしてしまいます。
子どもたち自身が多様な価値観に触れる機会を制限されることと同時に、地域の中で子どもたちの存在が見えなくなってしまうことに危惧を覚えます。

 以上、問題提起をした上で、老朽化し手狭になっている施設の立替、及び学童保育の定員増は歓迎するものであるので、本議案には賛成いたします。


議案第81号 三鷹市一小学童保育所A等の指定管理者の指定について…嶋﨑英治議員・賛成討論
(概要)

にじ色のつばさを代表して討論する。 

 この議案は、六小、南浦小学童保育所を除き、5年間を指定している。この3学童保育施設については、2009年度末に指定期間満了となる四小学童保育所と合わせて、指定管理を検討することとなっている。
 三鷹市の社会福祉協議会が実施している学童保育所の指導員には長い歴史があり、嘱託職員時代、何年働いていても8万円余という賃金労働条件であった。それが、三鷹市の一定の努力により、「6時間正規職員」となり、公務労働ではなかなか実現しないワーキングシェアーを実施、ワーク&ライフのバランスからしても優れた実践として高い評価を受けているものである。

 1年後の、社会福祉協議会で実施され、優れた効果をあげているワーク・シェアリングがさらに生かされ、先ほど道了解は指定にあたっては、四小学童保育所に働いている人々の賃金労働条件がいかなる実態にあるかについても十分検証され、社会福祉協議会で実施され優れた効果をあげているワーク・シェアリングがさらに生かされていくこと、先ほど同僚会派の野村議員が問題提起したことへの十分な検証を求め、、小・中一貫校との無理やりの連携には問題があることを指摘して本議案に賛成する。





【12月11日厚生委員会】

議案第75号 三鷹市市民協働センター指定管理者の指定について:野村羊子委員・反対討論(概要)

三鷹市市民協働センター条例によれば、協働センターの目的は、民と市との協働の推進及び市民活動の支援を行い、勤労者等の文化教養の向上及び福祉の増進を図るとともに、交流の場を提供する」ものです。

そして、その設置の目的を効果的に達成するため、指定管理者が管理を行うものとする。」となっており、今回の指定管理者の指定となりました。

今回、厚生委員会での審査の中で、指定管理者の管理業務は施設の維持管理といったハード面のみである、という答弁がありました。その施設で営まれる事業は、補助金によって運営され、指定管理者の業務外だとされました。

施設ハード面の管理業務だけの指定であるならば、公募で受託を争う可能性がある民間企業は数多く存在し、それと比べて、高い評価が得られなければ非公募とする意味がありません。しかしながら、非公募とする理由は明らかにされませんでした。

一方、改正後の協働センター条例第7条では、指定管理者の業務は、「() 第3条各号(第5号を除く。)に掲げる事業の実施に関する業務」が上げられております。第3条であげる事業とは「() 市民と市との協働の推進に関すること。() 市民活動を支援するための情報提供、相談及び助言に関すること。() まちづくりに関する市民参加の機会の提供に関すること。() 勤労者等の文化教養の向上及び福祉の増進並びに交流の場の提供に関すること。」であり、決して施設のハード面だけの管理運営業務ではないことは明らかです。今回、指定の業務内容が、施設のハードの管理業務のみのとなれば、条例にそぐわない指定のあり方といわざるを得ません。

 よって、本議案に反対いたします。


【12月11日厚生委員会】

□議案第78号 三鷹市高齢者センターいちょう苑及び三鷹市高齢者センターけやき苑の指定管理者の指定について…野村羊子委員・討論(概要)

本議案は、指定管理者の更新に係わる案件で、過去3年間の指定に引き続き、いちょう苑については2年間、けやき苑については5年間の指定をするものです。

指定管理者の評価・検証については、第三者評価委員会で行い、評価結果の公表が行われるべきものと考えます。非公募の指定であればなおさら施設の設置目的に合致し、指定されるにふさわしい事業や管理運営を展開してきたことを示す必要があると考えます。

更新にあたっては、このような過去3年間の実績と評価を検証し、協定書(案)なども精査し、議会として慎重に審査して議決すべきものであることは言うまでもありません。

今回の協定書(案)には、毎年度の評価と、評価結果の公表が盛り込まれていることを評価し、本議案に賛成します。


議案第79号 三鷹市高齢者センターどんぐり山及び三鷹市立特別養護老人ホームどんぐり山の指定管理者の指定について…野村羊子委員・討論(概要)

本議案は、指定管理者の更新に係わる案件で、過去3年間の指定に引き続き、向こう5年間の指定をするものです。

指定管理者の評価・検証については、第三者評価委員会で行い、評価結果の公表が行われるべきものと考えます。非公募の指定であればなおさら施設の設置目的に合致し、指定されるにふさわしい事業や管理運営を展開してきたことを示す必要があると考えます。

更新にあたっては、このような過去3年間の実績と評価を検証し、協定書(案)なども精査し、議会として慎重に審査して議決すべきものであることは言うまでもありません。

特別養護老人ホームどんぐり山については、「第三者評価」の結果が公表されていることは、評価するものですが、それが市の検証とリンクされてしかるべきだという意見を添えて、本議案に賛成します。


【12月9日本会議】

議案第74号 三鷹国際交流センター及び三鷹市女性交流室の指定管理者の指定について…
 野村羊子議員 討論(概要)


 女性交流室は、
「女性の自立と男女平等社会の実現を図り、女性問題に関する市民の自主的な活動を促進するため」の施設と位置づけられている。
 しかしながら、この間ずっと国際交流協会に管理指定されており、男女平等社会の実現のための活動に利用されている時間割合は少ない。
 男女平等社会を実現のためには、自由につどい交流するスペースが必要である。何げなく立ち寄った人への情報提供など、女性問題への普及・啓発活動を絶え間なく発信できる場が必要である。
さらに女性からの様々な相談に応じられる専用のスペースが必要である。
 以上を鑑みれば、現状の管理運営状況では、有効利用が図られているとはいいがたいのではないか。
 女性交流室の存在や利用方法の周知徹底も含め、オープンな利用もできる、男女平等社会実現に更なる対応が可能な配慮した管理運営が図られるよう、問題点を指摘し、将来的には運営を、女性問題を理解し、交流室の利用をさらに促進できる管理者へ分離して指定するのが望ましいと意見を沿え、しかしながら、国際交流協会については、その運営を評価し、本議案に賛成いたします。


議案第71号 三鷹市国民健康保険条例の一部を改正する条例
提案理由:育児一時金を35万円から38万円に引き上げるため

<野村羊子議員 賛成討論(概要)>

 産科医療補償制度は、厚生労働省の社会保障審議会内の議論だけを持って、国会審議など公開の議論が無いまま、いきなり創設、来月から開始される制度でず。産科医減少の要因の1つとされる障害児出産に関わる訴訟リスクへの対応策といわれていますが、いくつもの問題点が指摘されています。
 補償範囲が「通常出産で1・2級相当の障害と認定された重度脳性まひ」で、未熟児や先天性、そのほかの障がいは対象外、さらに脳性麻痺と診断可能な出生6ヶ月以降5歳まで申請可能と補償対象が非常に限定的です。
補償対象となる子どもとならない子どもの家庭に大きな経済的格差が生じる。
 分娩機関が加入する保険であるにも関わらず、分娩機関の負担ではなく、また出産する本人に給付される「出産育児一時金」を本人の承諾なしに一方的に掛け金と見なして充当されるため、被保険者や負担者が明確ではない。
 さらに保険への加入承諾の選択権がない。
 民間損害保険会社が運用するため、保険掛け金は税によって賄われるのに、余剰金等その財政の透明性の確保は曖昧なままである。補償金の支払いが対象児が死亡しても継続される点からも、制度のあり方が誰のための何のための補償制度か非常に曖昧である。にもかかわらず年間300億円もの税金が支出される。
 一方、出産に関わる医療訴訟そのものが減少するという保障は全くない。むしろトラブルの増加を懸念する声がある。また、障がい者団体が、一部の脳性麻痺のみを補償対象とすることは、差別と分断を広げるものだと抗議している。障がい児の生活や療育を保障するものであるなら、損害保険ではなく、公的保障として、障がいを持って生まれた子どもへの保障としての制度設計をすべきである。
 産科医減少対策であるなら、医療ミスを誘発しないゆとりある職場環境・労働環境の確保、医師の適正配置といった抜本的な改革方針を示し、その上で当面の対応策を手当てしていくべきである。残念ながら、そのような長期的見通しなどがこの「産科医療補償制度」には感じられない。拙速な制度開始よりも真に有効な制度のあり方を見直すべきだと考える。
 以上、問題点を指摘し、しかしながら、本条例改正案は、国負担による市民の負担軽減であることから、賛成をいたします。


【12月22日本会議】
安心の介護サービスの確保を求める意見書:公明党提出/共産党、政新クラブ共同提案野村賛成討論

 介護人材にの確保については、すでに本年第2回定例会において20請願第2号「福祉人材確保に向けた施策の充実を求めることについて」及び「福祉人材確保に向けた施策の充実を求める意見書」が全会一致で採択・可決されており、その重要性は周知の通りです。
社会保障審議会介護給付費分科会においても、12月12日にだされた「介護報酬改定に関する審議報告(案)」においても、介護従業者への処遇改善への取り組みを一層進めることが盛り込まれています。
人材確保が難しいことから、介護の現場においても、非正規職員や派遣職員が増えています。日雇い派遣先の施設で、情報提供のまったくないまま、初めて会う利用者の入浴介助をいきなりさせられるといった状況が起きているといいます。病気感染へのリスク対策がとられない状態では、介護従事者が感染する危険性ばかりか、その従事者が他施設で感染源となる可能性もあり、介護従事者のみならず利用者をも危険にさらすことになります。
介護サービスの現場における雇用管理、すなわち労働安全衛生管理は、従事者・利用者双方にとっても重要な改善項目であり、より柔軟で実効性ある支援が必要であることを申し添えて、本意見書に賛成する。




          安心して子どもが出産できる対策と地域医療体制の確保を求める意見書(案)

近年、全国的に小児科医や産婦人科医、救急医などを中心とした医師不足が深刻な問題となっている。地域住民が安心して生活するためには、救急医療や小児科医療などあらゆる受信がいつでも利用できることが重要であり、こうした医師不足問題の解消は喫緊の課題である。
 国医師不足の解消に向け、医学部定員の増、医料機関の集約化、魅力ある研修病院の整備、病因間連携体制の整備、救急システムの改善、小児救急での電話相談窓口の整備などさまざまな取り組を進めているが、安心できる地域医療体制の整備に向け引き続き積極的な取り組みを進める必要がある。また、医師だけでなく看護師や助産師の不足も同様に重要な課題となっている。
 よって、本市議会は、国会及び政府並びに東京都に対し、医師不足を解消し、安心できる地域医療体制と救急医療体制を確保できるよう、下記の事項を実施するよう強く求めるものである。

                               記
        
1 新医療確保総合対策を抜本的に見直し、地域医療の再構築に向けて、具体的かつ実効性のある対策を盛り 込んだ総合的なビジョンを早急に策定すること。
2 初期救急医療体制の設備整備・維持のための補助金充実などの支援策の拡充を図ること。
3 「総合周産期母子医療センター」を中核とする周産期医料ネットワークを整備し、地域の分娩施設等とNICUの 増床や後方ベットの整備など高次の医療施設との連携体制を確保すること。
4 小児科医・産婦人科医など、特定科目の医師不足解消のため、診療報酬の改善、人件費補助、分娩費補助 など抜本的な対策を講じること。
5 高度医療に当たる医師・看護師確保対策として、診療報酬の抜本的拡充を行うこと。また、医師・看護師の人 員配置基準についても、現代医学・勤務実態に見合ったものとなるよう見直しを行い、勤務医の勤務条件改善 を行うこと。
6 公的病院の診療体制の強化を図るため、中核病院と地域医療機関の連携を強化するための対策を講じること 。
7 臨床制度のあり方について検討を行い、前期・後期臨床研修において、地域医療への従事が適切に確保で  きるよう取り組みを進めること。
8 医料大学の定員における地域枠の拡大を図るとともに、奨学金制度の充実など地元への定着を進めるため  の施策の充実を図ること。
9 院内保育の確保や、医師バンクへの登録の促進など医師の仕事と生活の両立を図るための支援策を充実す ること。
10 看護師、助産師の不足に対して積極的な対策を講じること。
11 区市町村が行う妊婦検診、母子保健指導への補助を拡充するとともに小児救急の電話相談事業充実のた めの対策を講じること。
12 リスクを抱えて医料を行う医師を守るため、救急高度医療を担う医師の無過失補償制度を実施する
 とともに、医料安全調査委員会は萎縮医料を解消するために実効性あるものとして設置すること。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年12月22日
            三鷹市議会

※全会派共同提案となったため、提出者:議会運営員会副委員長  賛成者:議会運営委員とした。


【にじ色のつばさ提出の意見書】

子どもを不安なく生めるよう、産科医及び周産期施設の充実を求める意見書(案)取り下げ

 総合周産期母子医療センターである都立墨東病院、杏林大学付属病院等の妊婦受け入れ拒否問題で、この数年問題となっている産科医及び施設不足があらためてクローズアップされた。政府は喫緊の課題となった医師不足に対応するため医学部定員を増やすことやIT化の推進等の対策を表明している。

 しかし、現在問題となっている産科救急問題は基本的に人員不足があり、さらに厚労省も発表したようにNICU(新生児特定集中治療室)が慢性的に満床であり、多数の病院で重症妊婦を受け入れることができないことに原因がある。

 NICUが常に満床であるということは、低出生体重児の増加等の要因に加え、NICUを出た後の「後方ベッド」が整備されていないことや、新生児医師や看護師不足のためNICUを増床できないということにある。

 この数年、分娩数を上回る産科医の急速な減少が起こっており、お産を扱う病院は日本産婦人科医会の調査では全国で8%、104施設も減っている。

 今日、産科医の勤務は過労死認定レベルを越える水準となっており、日本産婦人科学会の産婦人科勤務医・在院時間調査によると、診療や待機などで拘束されている時間は月平均300時間を超え、中には500時間を超えるものもいる。

 このような現状を見るならば、周産期医療に医療資源を可能な限り増やす努力をしなければならない。

 よって、本市議会は、政府及び東京都対し、少子化時代にあって不安なく出産ができる体制充実に向け、下記事項を講ずるよう強く求めるものである。

1 産科医をはじめとする医療従事者の労働環境を整備し、人員を増やすこと。

2 NICUや後方ベッドの整備に努めること。

 

 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 

2008年  月  日

三鷹市議会

 

内閣総理大臣 宛

厚生労働大臣 

財務大臣 

東京都


基礎年金財源における政府負担の確実な実現を求める意見書(案)   否決

 2004年年金改正は基礎年金における国庫負担割合を3分の1から2分の1への引き上げることを約束決定し、2004年度から着手し2009年度までに完了するとした。その財源とも称して定率減税(所得税と個人住民税合わせて3兆3千億円)はすでに廃止されている。

 国庫負担を2分の1にするための財源は約2兆3千億円とされているが、来年度予算編成における厚労省の概算要求では、財源のめどがつかないとして盛り込まれないことにともない、年末に向けて検討することになっている。このことによって来年度当初の達成はもちろん、なった。本年末に、2009年度は暫定的に2分の1国庫負担という政府方針はあるが、その後の措置は不透明である。

 しかし、この問題は2000年の年金改正以来の課題であり、100年間を見通して社会経済と調和した持続可能な制度の構築と制度に対する信頼の確保策として、2004年改正の目玉になったもので、国庫負担割合の達成はできませんでしたではすまないものである。

 他方、必要財源額は消費税のほぼ1%に当たることから消費税増税の動きも見られる。しかし、国民はすでに定率減税廃止という負担をしているのであって、仮にそれで財源が不足しているとするのなら、定率減税を導入した時に行われた法人税率引下げを元に戻し、その後の証券税制の時限立法を即時やめるべきである。

 よって、本市議会は、政府に対し、年金制度の安定と信頼を築くべく下記事項について強く求めるものである。

1 基礎年金に対する国庫負担割合を2009年度中に以降も2分の1とすること。

2 その際消費税の増税で対応しないこと。

 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年  月  日

三鷹市議会

 

内閣総理大臣 宛

財務大臣

厚生労働大臣


金融不況対策において雇用や中小企業の安定を前提に打開策をはかることを求める意見書(案)

※取り下げ(共産党提出意見書に一本化・共同提案)

 米国発のサブプライムローン問題に端を発して世界中が証券をはじめとする金融不信に陥り、そのことによって経済は一気に不況局面に変わり、しかもその底が見えない未曾有の危機だと不安感が増している。

 すでに各国政府は金融対策などのてこ入れを始めている。しかし、その対策において重要なのは何よりも雇用の安定と中小企業の存続である。アメリカ流のグローバリズムの下で、富の集中が進み、景気拡大時期にあっても雇用は非正規雇用の増大でしかなく、中小企業も景気の恩恵に浴してこなかった。

 しかし、いったん不況となると真っ先に犠牲になるのは労働者の雇用であり、中小企業である。すでに続々と派遣等の非正規労働者の雇用が打ち切られる報道が続いている。また、契約を打ち切られたり、資金繰りに苦しむ中小企業の現状も報道されている。

 かつて米国による執拗な構造改革によって日本の金融システムは護送船団方式と批判され、根底から変えられてしまった。自己資本比率目標によって間接金融から直接金融に根本的に変えられた。そのことによってモノづくりよりカネがカネを生む投機がもてはやらされる風潮を招き、雇用も非正規雇用がまかり通るようになっている。

 今次不況対策においても同じことが繰り返されるならば、安定した雇用はますますなくなり、中小企業の切り捨てにつながる。それらの結果として年金等の社会制度はますます制度の基盤を掘り崩されるのは必至である。

 よって、本市議会は、政府に対し、不況対策において雇用と中小企業の存立基盤の安定を優先させるよう、下記事項について強く求めるものである。

1 労働者の雇用を守るためにリストラに歯止めをかけるとともに、雇用保険制度の6兆円の積立金を活用して失業した労働者の生活保障と再就職への支援を行うこと。

2 貸し渋りや貸しはがしなどをやめさせて中小企業の資金供給を担保すること。

 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年  月  日
三鷹市議会

 

内閣総理大臣 宛
財務大臣
厚生労働大臣
通商産業大臣


障害者権利条約の早期批准を求める意見書(案)   可決

 国連障害者権利条約は2006年12月13日、第61回国連総会本会議において採択され、2008年5月に発効した。日本政府もすでに2007年9月に署名を行っているが早急に批准すべきである。

 この条約は障害者の人権の尊重と実施に向けての政府の義務を明確に宣言しており、すべての障害者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有を促進し、保護し、及び確保すること並びに障害者の固有の尊厳の尊重を促進することを目的としている。

 したがって政府においては障害者権利条約を早急に批准し、条約にある障害者の権利がまっとうできるよう国内法制度を整備すべきである。

 その際、条約の実現においては障害者の参加が重要であることはいうまでもなく、その度合いが条約の実効性を大きく左右する。また、政府は条約締結に向けて、条約に照らして国内法令や行政慣行をしっかり吟味し、条約規定に抵触する部分があれば、それを早急に変更しなければならない。さらに条約の趣旨、目的をいっそう効果的に実現するために必要な立法・行政措置を積極的に講ずるべきである。

 よって、本市議会は、政府に対し、国連障害者権利条約を早急に批准するとともに、国内法制度や行政慣行を早急に見直しするよう、下記事項について強く求めるものである。

 

 

1 国連障害者権利条約を早急に批准すること。

2 条約締結に向けて、条約に照らして国内法令や行政慣行を見直すこと。

3 条約の趣旨や目的を実現するために必要な立法行政措置を積極的に講ずること。

 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年  月  日

三鷹市議会


<送付先>

内閣総理大臣 宛

外務大臣

厚生労働大臣

文部科学大臣


離婚後の親子の面接交渉の法制化と支援を求める意見書


※取り下げ

 日本では、毎年16万人の親が離婚によって未成年者の自分の子どもと生き別れになっている。別居した親が、同居する親権を持つ親(子どもを実際に育てている親)に子どもとの面接交渉(面会交流)を拒まれているのが大きな原因である。

離婚について定めた民法第766条、819条では、別居した親と子どもとの面接交渉についての規定がなく、調停を経て裁判所で面接交渉についての取り決めを行ったとしても強制力がないため、別居した親と子どもとの関係は同居する親次第なのが実態である。

 子どもの権利条約は、第9条で「締約国は、児童の最善の利益に反する場合を除くほか、父母の一方又は双方から分離されている児童が定期的に父母のいずれとも人的な関係及び直接の接触を維持する権利を尊重する」と定め、1994年にこの条約を日本も批准している。

 日本以外の多くの国では、子どもの権利条約に準じ、法律で面接交渉は保障されている。それが子どもにとっての利益だからである。離婚後、親子を引き離してしまうことは、子どもにとって相当の心理的負担となり、人権侵害であり虐待であると考えられる。

 離婚は婚姻関係の解消であって、親子関係の断絶ではない。離婚後の単独親権制度は、日本特有の制度である。先進国では唯一、離婚後の親子の面接交渉が明文化されていないことは、離婚時における子どもの奪い合いを激化させる原因のひとつにもなっている。

 多様な親子や家族のあり方が模索される中で、これ以上子どもが親どうしの紛争の犠牲となることは避けなければならない。

 子どもの最善の利益を図るためにも、親同士が離婚し親子が別居しても豊かな交流ができるよう、下記の通り要望する。

 記

1 離婚した親子の面接交渉のための連絡調整サービスを行うこと、親どうしの葛藤と親子関係を分けて理解させるための父母教育プログラムの提供、面接交渉やその支援の場の提供、子ども自身の権利主張を代弁する第三者の設置など、面接交渉への公的な支援体制を整えること。

2 離婚後の子の養育についてのガイドラインを策定すること。

3 罰則の伴った面接交渉の制度化を内容とする法改正を行うこと。

上記、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2008年  月  日

                        三鷹市議会議長 石 井 良 司

提出先

 内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長

 法務大臣、厚生労働大臣、最高裁判所長官

 東京都知事

2008年 第4回定例会 一般質問(要旨)

にじ色のつばさ・嶋﨑英治

1 命を守る市政の現状と課題について

  小泉政権以来、「構造改革」と称して、大企業を優遇、減税し、労働法制を改悪・規制緩和し、今日の偽装請負、「名ばかり管理職」「ワーキングプア」を作り出した。失業した場合も、昨年までは6ヶ月以上継続して働いていれば雇用保険の失業給付が受けられたが、今年度から1年以上継続して働いていないと失業給付は受けられなくなってしまった。その結果、非正規労働者は労働時間や雇用期間の短さなどで、保険の対象外になっている。

後期高齢者医療に見られるように医療制度も後退し、国民の負担が増強されている。全てツケを勤労国民に押し付けている。また、首都東京においても、救急診療拒否など、安心して子どもを産み、安心して育てられる環境ではなくなってしまっている。

こうした状況下において、市民生活を守るべき国のセーフティーネットは大穴が開いているに等しい状態である。市民は、火災、救急医療の場合は119、事件となれば110、市民生活が困窮すれば45-1151にダイヤルしたり、市役所に相談に来る。命や暮らしを守ってくれるのは市役所だと信じ、頼る。これは市民の当たり前の行動である。

  2008年8月16日発表された「国民生活に関する世論調査」(内閣府)によれば、日常生活に「悩みや不安を感じている」人は、昨年の前回調査から1.3ポイント増加の70.8%である。これは、1981年の調査開始以来、日常生活に「悩みや不安」を感じている人が、初めて7割を超えた。不安の内容では、「老後の生活設計」が6年連続でトップ。年金不信や高齢者医療制度の改正、原油・物価高などとなっている。日本は、世界第2位の経済大国でありながら、7割以上が日常生活に不安を感じているのが国民生活の実態である。「老後の生活設計」が、不安の第1位になっていることは、看過できない深刻な事態が進行していると認識する。

  そこでお尋ねする

(1)   市民生活の現状と課題について

ア 市民の暮らしの現状についてどのような認識を持っているか

イ 雇用保険制度(失業給付)の改悪は勤労市民にどのような影響を及ぼしているか

ウ 福祉医療の諸課題について

 障がい者医療や母子家庭医療をめぐる諸課題があるが、ここでは、老人医療、乳幼児医療、妊婦の健康診断公費負担と「妊婦受け入れ拒否」問題に絞ってお尋ねする。
 まず後期高齢者医療制度がもたらした市民への影響は具体的にどのような実態で、三鷹市は今後どのように対応していくのか

 乳幼児医療では、東京都特別区並みに中学生3年生まで公費負担して欲しいという市民要  望はますます強くなっている。23区から転入してきた子育ち世代の市民からは、「なぜ?  」とたずねられる。この問題は「三多摩格差」の典型のひとつで、同じ東京都に生活しなが  ら、子どもにかかる医療費負担に差がある、場合によっては命の救済に格差があるといって  も過言ではない。東京都が導入を検討している医療費助成拡大について東京都市長会などは  、市町村財政の負担にならないことを求める緊急要望を11月7日に行ったと報道されてい  る。市長は現状をどのように認識し、どのように格差解消を図るのかお伺いする。

 妊婦の健康診断公費負担についてお尋ねする
 三鷹市においては5回まで公費負担となっているが、妊婦健診は、母体や胎児の健康確保のため14回程度が望ましいとされている。現在、国は交付税で5回相当分を計上しているが、交付団体でも10回~14回実施している自治体がある。1回5千~1万円程度。健康保険が適用されないため、公費で助成される回数以外は妊婦の全額自己負担。経済的な理由などから健診を受けない人がいるのも現実である。政府、与党は10月末に、出産支援の一環として、妊婦健診で望ましい回数とされる14回分を全額公費負担する方針を固めた。三鷹市としてどのように対応するのか。また、「里帰り出産」で、東京都外で受診した場合に公費適用をしてほしいという市民要望はかねてからあり、本年度の予算審査において、都外での妊婦健診に公費負担をするよう質したところだが、その後の検討状況はどのようになっているか

 「妊婦受け入れ拒否」問題についてお尋ねする。三鷹市内のK大学病院でもこの問題が発生した。子どもは無事生まれたが母親が意識不明という事態になった。市長はこの問題をどのようにとらえ、どのように行動した(する)のか。

注:この問題については、既に二人の議員が似たような趣旨で質問を行い、それなりの答弁があったことから、K病院(杏林大学付属病院)にどのような要請をしたのかに絞って、質問を行った。  

エ 就学援助をめぐる現状と課題について

 三鷹市における生活保護申請受理件数は、05年度310、06年度343、07年度の353件と増え続け、今年度末には500件を超えるのではないかと推測する。年々市民の暮らしは厳しくなっている。保護者から、準要保護の基準・ハードルを下げてもらいないかとの要望がある。教育長にお尋ねするが、準要保護基準を緩和する考えはないか

オ 国民健康保険をめぐる諸課題について

  賦課方式を変えたことによる影響は現時点でどのように現れているか。

具体的には、滞納者の推移は、どのような実態にあるか、
  滞納者とその扶養乳幼児・児童・生徒への対応については、どのような現状か、資格証発行の件数とそのこと  によって子どもが無保険になったケースはあるか

(2)   職員の健康状態について
  今から20年前、「過労死110番」電話相談がスタートした。広告代理店の管理職で過労死したYさんの妻が電  話をかけ、生前夫が手帳に書き込んでいたメモの存在が明らかになった。そこには、日本社会が社会法則的  に発生させている「過労死」の実態が記され、非人間的な日本の労働者の働きざまが世界に伝わり
  「KAROUSHI」といわれるようになった。
  あれから20年、今もなお、「過労死」が告発した日本資本主義の構造は変わることなく存続し、日本社会が社 会法則的に発生させる「過労死」は減ることなく現在も存続し、毎年少なくも1万人を超える「過労死」に至ってい る。要注意の労働者は数十万人存在していると専門家は推計している。
  「過労死110番」発足当初10年は、過労性の脳・心臓疾患で倒れた被災者の遺族からのもの、後半の10年 は、「過労自殺」で過重な労働が原因でうつ病になることが立証され、過労自殺が相談の過半数を占めるように なった。
 近年は、また様相が変わり、業務量が過重ではなくても急性ストレスのほかに、質的に過重な慢性ストレスのある業務に従事していれば、過労性脳、心臓疾患が発生しうると専門家は分析している。

 そこで市長にお尋ねする。

ア 現職職員が死亡したことについての市長の所見
  10月の末に、現職課長が相次いでなくなられ、この間4人の部長が病気で休んだが、このことについての市 長の所見を伺う

イ 定期健康診断結果について

 この5年間の推移をどのように認識しているか
この間に実施した対策と効果についてどのような状況か
職員は、自分の健康状態に自信を持っているか
産業医は現在の職員の健康状態についてどのような見解を持っているか

ウ パワーハラスメントについての三鷹市の実態について
  人まえで上司が大声で怒鳴る。企画案を同じく人前で完膚なきまでにたたく。こうした行為は場合によっては  パワーハラスメントとなり、禁じ手となっている。かつては教育的あるいは指導的対応として半ば許されたのかも しれない。しかし、現代社会においては、人格を傷つける行為として許されなくなっている。

 そこで市長と教育長にお尋ねする。 近年、三鷹市において、「パワハラ」の市職員及び教職員からの訴え、または相談があるか

 未然に防止することができればそれに越したことは無いが、三鷹市はどのような研修・啓発活動を行っているか 

 

2 道州制について
(1)市長の所見について
 半ばカネで誘導した国がすすめた市町村合併。結果、功罪で評価すれば、私に聞こえ、見えてくるのは負の側面ばかりである。「地方分権」という言葉自体は誰もが否定しないことであろう。しかし、現実の政治状況に照らし、「小泉構造改革路線」でみてみると、「地方分権」のキーワードとしてしきりに使われた「自立」は自立どころか、基礎自治体の財政を圧迫させ、国の誘導に乗って自治体合併に走ったところは補助金廃止があり、権限の委譲といいながら財源の委譲は一体ではなかった。気がついてみたら国は自らの財政再建のために、地方切捨てを図ったに過ぎなかったのではないか。
 期待された「小泉構造改革」が貧困や地方の疲弊をもたらしたこの数年間、新しい「夢」がばら撒かれ始めた。それは地方分権を徹底するという触れ込みの経団連の「道州制」である。
 自民党道州制調査会が07年6月に出した「第2次中間報告」によれば、国は外交、安全保障・防衛、司法、国土保全、食糧安全保障、資源エネルギー対策など国家基本戦略に係る役割に集中すると明言し、社会保障はきっぱりと消えている。「道州制」がもたらすものとして憲法25条に規定する国民の健康で文化的な生活を営む権利を保障する国の義務を放棄する危険性が内在している。

 道州制担当大臣の下に置かれた「道州制ビジョン懇談会・中間報告書」(08年3月24日)には、国の役割について次の通り規定している。
 国の役割は、国際社会における国家の存立及び国境管理、国家戦略の策定、国家的基盤の維持・整備、全国的に統一すべき基準の制定に限定する。具体的には、①皇室、②外交・国際協調、③国家安全保障、治安、④通貨の発行管理及び金利、⑤通商政策、⑥資源エネルギー政策、⑦移民政策、⑧大規模災害対策、⑨最低限の生活保障、⑩国家的プロジェクト、⑪司法、民法・商法・刑法等の基本法に関すること、⑫市場競争の確保、⑬財産権の保障、⑭国政選挙、⑮国の財政、⑯国の統計及び記録の16項目を基本として検討していく。
 また、生活保護、年金、医療保険等のナショナルミニマムならびに警察治安・広域犯罪対策については、十分な議論を行い、基礎自治体と道州が果たすべき役割と、国が責任をもつべき部分を検討する。
 この「中間報告」では導入時期を2018年までとし、2010年には原案を作成し、2011年の通常国会に提出する必要があるとしている。
 安全保障や防衛が国の専管事項となると、岩国市が行った米軍艦載機移駐問題に関わる住民投票はそもそも成り立ちえなくなってしまう。横須賀市長選で原子力空母母港化反対の選挙公約を掲げて当選しても、国はこれを合法的に無視できることにつながり、憲法92条「地方自治の本旨」の改悪につながると認識する。
 現在、市町村合併が一段落し、合併がもたらした負の面と同時に「三位一体改革」が基礎自治体にもたらした負の影響も明らかになってきた。
 こうした情勢下において、08年9月、町村長会は道州制に反対する旨自民党本部に申し入れ、町村議長会は特別決議(11/19日全国大会)をして、反対することを明らかにした。さらに、11月26日、都内で開かれた全国町村長大会で、意見発表した各地の町長からは、地方を切り捨てる国政への厳しい批判が相次いだと伝えられている。
 分権自治が求められている中、道州制について市長はどのような見解を持っているかお伺いする。

 

08年9月定例議会(9/2~30)報告
◆本会議録画中継(2008年第3回定例会)の三鷹市議会公式サイトページへ

道路特定財源の「一般財源化」に関する意見書について、討論いたします。野村羊子

 道路特定財源は、国と地方を合わせ2008年度の当初予算ベースで約54千億円にのぼり、予算の硬直化や無駄遣いが指摘されています。政府は本年513日に、2009年度から道路特定財源を全額「一般財源化」する基本方針を閣議決定しています。現在は道路整備に使途が限られている道路特定財源の税収を、今後は使途を限定せずに、社会保障対策や、山林の間伐、水源の保全などを含めた環境対策の財源として、地方分権、地方主権に基づいて自由に使えるようにすべきです。

 しかしながら、本意見書は、「これまで道路整備が遅れている地域により重点的に配分すること」を求めています。それは、「道路整備が遅れている地域」の判断、配分率などを国の裁量に任せることになり、今までの構造を変えることにはなりません。人見街道など三鷹市民にとって重要な生活道路の狭隘箇所の改善など、道路が整備されていると思われがちな地域での安全・安心の道路整備が促進されにくく、無駄遣いと国民から指摘されている大規模道路の開発に今後も使われていく恐れを払拭できません。さらに、本市においては、環境やコミュニティを破壊する恐れの大きい東京外郭環状道路の整備を促進しかねない恐れがあります。

そもそも、地方分権の考え方からすると、税のあり方について、国税の使い方をどうするかという話の域を脱却し、地方税扱いにできないのか、私たちはその観点からの抜本的な税制改正を求めていきたいと考えています。しかし、本意見書からは、将来像がよみとれません。

 よって本意見書には反対いたします。


ヒトT細胞白血病ウィルス1型関連疾患に関する意見書について、討論いたします。野村羊子

 ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-Ⅰ)に感染しているキャリアは、国内に100万人とも120万人とも言われています。感染経路は、輸血、性交、母子感染とされています。

 1986年に輸血用血液のスクリーニングが導入されて以来、20年以上にわたり輸血による感染は報告されていません。

 性行為による感染は、精子中のHTLV-Ⅰが原因となり感染しますが、ほとんど症状は出ません。夫婦間の感染は、結婚後2年でキャリア男性から女性への感染が20%程度あるとされています。女性から男性への感染報告はみいだせませんでした。

 母子間感染は、キャリアの母親の授乳により子どもの約20%に感染があったと報告されています。しかし、現在は妊婦検診によってキャリアか否かを確認でき、キャリアと判明した場合は人工栄養とすることで、ほとんどの子どもへの感染を防ぐことができています。現在、多くの産科では妊婦検診時にHTLV-I抗体検査もしていますので、新たな母子感染の拡大は防げる状態にあります。

 このウィルスによって引き起こされる病気、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)は、幼少時に母乳を通して母親から感染したHTLV1 キャリアにのみ症状が出る、と言われています。感染してから症状が出るまで3070年の潜伏期間があり、多くは60代以降で発症します。発症の可能性はキャリアの5%ほどと言われています。

 以上のことから、ALT等の予防には、ワクチン開発ではなく、妊婦検診時の抗体検査の完全実施が確実です。万全を期すのであれば、成人の健康診査時の血液検査に、肝炎検査と同時にHTLV-1抗体検査も組み込むのがよいと思われます

 以上の意見を付け加えまして、発症者への支援推進及び治療研究の促進は重要であることから、本意見書に賛成いたします。



2007年度決算審査 質疑 しまざき英治の主な論点

【第2款 総務費】 9月16日(火)5番目(ラスト)に質疑

1) 当該07年度に力点を入れた職員のメンタルヘルス対策の効果について
<参考>06年度病気休職者45名中27名、07年度38名中23名

2)「ファシリティーマネージメント推進に関する基本方向」(08年3月策定)の活用方針と100年つかえる施設整備計画について

3)「市民べんり帳」のリサイクル紙使用の有無(表示がない)、著作権についての考え方

4)子ども憲章策定に架かる不要額(予算115万円 決算23万円余)の理由

5)男女平等参画事業に伴う市及び関係団体の「男女別」記入欄の見直し廃止の進捗状況について

6) アスベスト除去工事に伴う、撤去物の処理・マニフェスト確認処理地でのトラブルの有無について

7)コピュータ基幹系システムの変更に伴う処理費用のうち国の政策変更に伴うものの件数、金額について

8)公契約のあり方。社会的公正基準の導入について

【第3款 民生費】 9月16日(火) 4番目に質疑

1)「決算概要」45P-表14:民生費の一人当たりの執行額 06年度 123,220円
 07年度 127、639円となっている。義務的経費は何%か、また多摩地区で何番目か 

【答弁】義務的経費 60% 多摩地区平均 26市 合計4,700億円 @127,140円

2)生活保護費 3月に補正した(補正額6,712万8千円)。その多くが高齢者が医療費を支払うことができなくて、保護申請をしたものである。その他世帯で、働いている人が生活保護を申請・需給はどのような傾向か

3)厚生労働省の定期監査でケースワーカーの不足(5人)が指摘されている。その他三鷹市が指摘された事項は何で、どのように改善したか

4)高齢者、障がい者入居及び継続の支援事業、画期的な事業なのに利用が伸びていない。 原因と対策は

5)生活支援サービス(=ちょこっとサービス支えあい)。コーディネーターの方の役割が重要で、ソーシャルワーカーのような仕事をしていると認識している。成果と課題はどこにあるか

6)ちどり子ども園、西野保育園について
  「決算概要」(80P-10)で保育の質の確保をはかったとある。ということは、何か懸念・指標があったのか。職員体制17人中 10人が市職員を派遣しているが、今後も続けていくのか

【答弁】既設園であることから、職員を派遣し、急激な変化を緩和することを心がけた

7)少子化対策について
  公立の保育所をこれ以上設置できないとなれば、待機児の解消策は
①民間の企業内保育所で職員以外の子を受け入れてもらう。市内の企業内保育所は何ヶ所、何人か
②認証保育所の保育料について保護者への助成を行い、認可保育所と同等の保育料に軽減されれば(武蔵野は実施)、駅に近いことにより、認可保育所から認証保育所に移動し、その分定数があくことが考えられる。その方針はないか

【答弁】公設民営、質の確保のため3~5年派遣する。認証保育所の必要性は認識している。幼稚園跡利用、中央保育園の耐震建替えがあった。(助成については)時機を探っている
   企業内保育所は 日赤武蔵野病院 ヤクルト 東京都の制度を活用している


【第4款 衛生費】9月17日(水)3番目に質疑

「実績報告書」P132 2.保健事業費

15 小児科初期緊急平日夜間準夜間診療事業費17,878千円 昨年より1,300万円増加している。診療時間数の拡大か?結果の評価はどのようになっているのでしょうか。

Q2:「決算概要」P90 家庭系ごみ減量化・有料化検討事業の推進についてお尋ねします。

「2007年度施政方針」P90には「家庭系ごみの減量化・有料化について、広く市民の意見を聴きながら検討を行います」とある。「広く市民の意見聴くことは、いつ、どのように実施したのでしょうか。

「決算概要」には、「家庭系ごみの有料化についても一定の方向性を打ち出す中で、『三鷹市ごみ処理総合計画2015』を策定しました」とある。有料化についてどのような議論がなされたのでしょうか、議事録または会議録はあるのでしょうか。

Q3: 「決算概要」91P-4新ごみ処理施設の整備にについてお尋ねします。

  三鷹市の公共施設でCO2排出の約50%を環境センターが占めていると認識しますが(正確の数値もお示しください)、環境センターの運転がなくなり、新ごみ処理施設が稼動すると。「経営白書」など三鷹市の発表はどのような内容になるのでしょうか

Q4:「実績報告書」138P-11 事業系ごみ抑制事業費

1,944万円余が実績となっているが、事業系ごみ処理費用はどのくらいかかっているのか。また事業系ごみの有料について、環境省の適正化指針というものはあるのでしょうか

【食の安全】

Q1:今回のような「汚染米事件」は、ほんとうに驚き、信じられない事態で、「胃袋は汚染米処理場じゃない」と怒り心頭の市民、職員が多く入ると思います。そこでお尋ねしますが、中国産餃子、農毒薬混入事件や今回の事件の対応について、どの部署が、保育園、学校、総合保険センター、学童保育所、消費者活動、農業振興などに総点検を指示したのでしょうか。

Q2:食の安全について、横断的に取り扱う部署が必要だと思いますが担当副市長の見解をお伺いします。

◆【第8款 土木費

「決算概要」P106 駐輪場対策についてお尋ねします。

Q1: 三鷹駅南口に原付、バイクの一時駐輪場がない。 吉祥寺では、有料一時駐輪場が3箇所ある。料金は原付250円/日。三鷹駅南口周辺に原付、バイクの一時駐車場を作ってほしいという要望は相変わらず根強くある。三鷹市の基本的な考え方をお聞かせください。

「決算概要」107P-10コミュニティバス運行路線の見直し。

Q1:予算4,722万円、決算3,503万円余 不要額が1,200万円以上あるその理由は何か

Q2:「三鷹市自治体経営白書2008年版」102Pのみたかバスネットの推進の項で、新川・中原ルートについては、バス事業者と当該年度7月より調整会議を定期的に開催し、基本事項の確認と運行計画の協議を進め、本年度の運行合意書を締結したとある。

 「基本事項の確認」及び「運行合意書」とはいかなる内容で、その後の進捗はいかなる状況か


 【第10款 教育費 9月17日(水) 2番目に質疑

図書館の機能について

Q1:図書館職員として採用された現時点では最後の職員がこの3月定年退職された。
   以後、図書館司書として職員を本当に採用しないのか。たまたま司書の資格を持っている人が採用試験に合  格し、配置されることはあるようだが、図書館はいわゆる“貸本業”ではないわけであるから、生きがい、やりが  いを持った司書を目的意識的に採用したほうがいいと思うのだが、教育長の基本的な考え方をお聞きしたい

「決算概要」P128 図書館コンピュータ・システムの再構築

Q1: 利便性が増したことは評価。一方、ICカード・ICタグからの情報漏洩の可能性はないか

Q2: 図書館とは何か。カウンター業務の重要性。
   カウンターを手放すことにより市民ニーズの把握が直接できなくなる。請け負った業者と取次店で決定されて   いく可能性がある。職員の専門性の確保。哲学のある図書館。どのような情報を収集し保存するか。独自性・   三鷹らしい図書館を心がけてもらいたい。

Q3:三鷹の図書館で、三鷹市の行政資料を保管し、閲覧に供している館はあるか

「決算概要」125P-3学校の耐震補強工事の実施についてお尋ねする

 敗戦後の「標準型」の鉄筋コンクリート造り校舎は平均すると30年余りで建て替えられてきた。自分が古里を思うとき思い出すのは、生まれた家、次いで小学校・中学校と級友たちです。
 卒業生や地域の人々の心に占める学校は広く且つ重いものがあります。また、立替がもたらす地球環境への負荷の大きさで考えるとき、学校施設整備計画は、耐震性は勿論ですが、100年先を見据えて、想像力を発揮し、建設していく必要があると思うのですが、学校の建て替えに当たって、教育長は耐震性以外に、ソフト、ハード面も含めて、夢、ロマンなど何か考えているものがあるでしょうか

【食の安全について】

Q1:今回のような「汚染米事件」は、ほんとうに驚き、信じられない事態です。そこでお尋ねしますが、今回のような事件について、教育委員会はどのような指示を誰が、学童保育所、学校、学校給食委託業者に伝えたか。

Q2:教育センターのOA床化について
   コンピュータを庁内に自己導入するとき、またコンピュータ作業に伴う快適職場環境保障ということで、労使間   の約束もあり、当然「OA床」になっているもと思っていた。遅れている理由と今後の方針についてお尋ねしま   す。

 9月18日(木) 順番時間共にフリー

1 【11 公債費】なし

2 【12 諸支出金】なし

3 【13 予備費】なし

4 【歳入】『市税の概要』2007年度版

2007年度課税標準額の段階別所得額調(現年課税 現年分)を分析すると

課税標準額200万円以下 07年度 45,471人 52.9%
                  06年度 44,335  52.8

     300万円以下 07年度 60,365  70.2
               06年度 59,148  70.4

     700万円以上 1,000万円以下
               07年度  3,187人 3.7%
               06年度  3,135  3.7

     1,000万円超 07年度  3,145  3.7
               06年度  2,973  3.5

税率別 200万円超 700万円以下
               07年度 34,109人 39.7%
               06年度 33,559  40.0

    700万円超    07年度 6,332    7.4
               06年度 6,108     7.3

Q1:納税者人口は増加したが、所得層の構造には変化がなかったと見ていいか

Q2:個人市民税は、調定額    195億4,877万1千円余 対前年  3.9%増
             現年課税   167億3,211万9千円余 対前年 6.8%増

 個人市民税収入が増加したのは、課税標準200万円以下の人たちが6%フラット化によって増えたと理解していいか

Q3:市税予算現額 347億1,177万5千円 収入額 347億5,529万7千円余
   対前年比で予算額は17億5,088万円余 5.3%増で組んだがそれを越え43,522千余円超過となった。ど     のように分析しているか。

『市税概要』2007年度版 8-6P「税務事務における取り扱い状況」

 市民税・都民税 納付金額と取り扱い件数 金融機関等とコンビの比較

06年度納付金額 金融機関等 49億4,441万7千余円 62.9% 101,170件69.6%
07年度納付金額 金融機関等 49億1,827万8千余円 51.1% 67,092件45.3%
             コンビニ  10億6,261万1千余円 11.0% 35,241件23.8%
                合計 59億8,088万9千余円 62.1% 102,333件69.1

Q1: 上の取り扱いからすると、今まで金融機関等で納めていたのがコンビニにスライドしているようにも見える。単純にそうだと仮定すると従来どおり金融機関等で取り扱っていたものとすると、取り扱い手数料にどのような差がでるか

Q2:郵便振替の手数料とコンビニの手数料はいくらか

介護サービス事業会計について

統合(一本化)による、メリット、デメリットは、どのようなものでしょうか

介護保険事業特別会計について

実際に訪問事業介護者が直面している課題について質問いたします。

  利用者さん、ヘルパーさんから相談があったことですが、次のような事例があります。

Aさんの場合:もともと、ケアプランでは、K眼科に行くことになっているが、途中で買い物をしたほうが、合理的であると判断し、買い物をしてからK眼科に行ったら、介護保険適用外

Bさんの場合:L整形外科に行き、同院内で他の診療を受け、そこからM内科で診察を受けて、自宅に帰宅。その場合、L整形外科に行く片道の時間20分のみが介護保険適用で、L整形外科での診療時間15分は勿論適用外、M内科への移動時間、診療時間は介護保険適用外、M内科から自宅までの所要時間まで適用外になってしまった。85分要したが、残りの65分は自費負担。

Q1:介護保険利用の場合1時間単価は2204円、シルバー人材センターの介護事業サービス自費分は1060円だから利用者さんは何とか支払うことができるのかも知れません。こうした制度上の欠陥をどう認識しているか。

Q2:ヘルパーさんの処遇の悪さによる人材確保が困難になっている事態をどう認識しているか
   5月10日付の朝日新聞の報道によれば、「ヘルパーが集まらない」ということで訪問介護事業所を閉鎖する   ということも起こっています。また介護福祉士を養成する専門学校や大学も定員割れが避けられず、閉鎖する   学校も相次ぎ、介護福祉士の養成課程も閉じる学校も相次いでいるとのことです。

  下水道事業特別会計について

「決算概要」148P-2道路雨水貯留浸透施設の設置についてお尋ねします。
Q1:道路雨水貯留浸透施設は、当該年度のべ何キロ実行し、どのような効果が上がっているか

Q2:病院の敷地のコンクリート舗装、あるいは民間駐車場のコンクリート舗装により、今年のような集中豪雨が降ると、一気に道路に流出する事態を目撃、体験した。雨水浸透桝の設置してもらうなど何とかならないのだろうか

Q3:民家の敷地に浸透桝を設置するとかなり効果があるのだが、年金生活者にはその費用負担が重くて、二の足を踏んでいるケースがある。何とかならないのか、

  受託水道事業特別会計について

Q1:水源水3本を新設替え 揚水量は増えたか、何年もつか 今後の計画は

Q2:直結給水にマンションやビルが変更している。普及の現状、
   南浦小が直結給水に改善したが、その費用は3,132万円かかっている。と支出金がなければ改善はでき   なかったと聞く。なぜそんなに費用がかかるのか
Q3:この庁舎は直結給水になっているか
 
  2007年度決算 総括質疑

 久しぶりに決算委員を務めました。質問の視点は、地方分権をいかに発展させ、民主主義の基盤を作るか  経費を福祉や教育に充てることができたら。ごみ関係経費30億円を福祉や教育に使うことができたら、我がまち三鷹はもっとよくなる。
 そこには働く人がいる。公務であろうが、公共民間であろうが働く人がいる。その人たちが人らしく生きることができなければならない。したがって、自治体の発注する仕事に、社会的公正基準を適用するよう求めてきました。

 職員の健康状態についてお尋ねします。

「職場に笑顔がないね どうしたの」 と先輩が感想を述べ、質問されました。仕事に達成感があると働くものは疲れを忘れて仕事に精を出すものだと言っていました。
 また8月31日の朝日新聞の『声』欄に投稿があり、地方公務員安全衛生推進協議会の調査で、病気休業の原因のうち、「精神及び行動の障害」が4割を占めるそうです。三鷹市の職員の休職者数を総務費で質疑させていただきましたが、病休者のうちメンタルで休職している職員は全国平均を超える6割であることが分かりました。具体の内容は粕谷委員が質疑をされたので割愛させていただきます。メンタルヘルスに当該年度からさらに力を入れているということなので成果が出ることを期待しています。

  一方、教職員ですが、少子化の中で、教員の絶対数が削減されている中で、06年には、病気休職者が2倍以上の7,655人となり、うち精神疾患によるものが4.6倍の4,675人にも増えています。その結果、06年には精神疾患による病気休職者が全体の61%を占めるまでになっていることは深刻です。
 文科省のデータによれば、2000年と2006年を比べると病気休職者2,733人、精神疾患2,413人それぞれ増えています。精神疾患が純増しているのに近い状態です。(下の一覧表は教育長に提供させていただきました)。

Q1:三鷹市における教職員の休職実態はどのようになっているのでしょうか

Q2:小・中一貫校教育校や人事考課のことなどを考えると、危惧します。

資料:病気休職者の推移一覧表

病気休職者数
(A)

精神疾患による
休職者数(B)

B/A
(%)

1990

3,701

1,107

27.5

95

3,596

1,188

23.0

2000

4,922

2,262

46.0

01

5,200

2,503

48.1

02

5,303

2,687

50.7

03

6,017

3,194

53.1

04

6,308

3,559

56.4

05

7,017

4,187

59.5

06

7,655

4,675

61.1

資料出所:文部科学省調査

 指定管理者についてお尋ねします 

 公の施設の管理については、あくまでも自治体の責任であり、公共サービスの質と水準確保の視点から指定管理がなされなければならないと認識します。
 これから二巡目の指定に入っていくことになると思います。そこでお尋ねします。

Q1:第1回目の指定管理者の評価基準と評価内容を明確にし、総括し、施設ごとに評価を公開することが不可欠だと思いますが、いかがでしょうか

Q2:二巡目の指定にあたっては、公の施設の設置目的に照らし合わせたとき、公募になじまないものがあります。だからこそ公募せずにして管理者を指定してきた経過があります。その場合は公募しないことの説明責任が必要だと思いますがいかがでしょうか。

Q3:二巡目の指定にあたって、場合によっては失業問題が発生する可能性があります。その場合、事前に関係者と協議し、労働条件の変更が伴う場合は同意を得ることが必要だと思いますがいかがでしょうか

Q4:これまでの経験から、公募参加の資格基準もしくは欠格基準など。また、契約にあたっての契約内容に謳う必須条項などを策定するのでしょうか

ケースワーカーの心身の現状について

 生活福祉課(福祉事務所)が「行きたくない職場の代表格」あるいは、異動希望先に選ばない職場になってはいないか。全国的にはケースワーカーの仕事が、「大変な仕事」、「ストレスがたまる」、「がんばっても評価されない」、「達成感がない」というのが一般的な評価になっています。
 ケースワーカーは、先輩について3年勉強-3年実務-3年後継者育成、短くても9年サイクルといわれてきました一人105件のケースを受け持ったのでは、これまで出された通知や「生活保護運用事例集」、「問答集」を勉強する時間がないのではないかと思います。
 ある区の福祉事務所で現業員のヒアリングを行いました。
 ケースワーカーのストレスの要因は、標準数を超える担当世帯数の多さ、事務処理の煩雑・難解さ、処遇(支援の困難さ)等をあげています。

3項目の提案

市民との協働、情報公開について

情報公開には議事録が不可欠。○○審議会、○○市民会議によっては議事録がないのがある。情報公開には記録は不可欠、何か基準があるのか


決算員会の審査4日目 付帯意見について会派間で協議・決定後、各議案について討論採決を行った。
にじ色のつばさが提案した付帯意見

◇【第2款 総務費】
1 職員の適正配置について
  メンタルヘルスなど安全衛生に配慮し、快適な職場環境づくり、職員の適正配置を行うこと

2 ICT関係費について
  ICT関連費及び基幹系システム修正費について、費用算定基準を構築し、経費の適正化を図る財源を有効活用すること。
  また、国の制度変更に伴う設計変更については、相当費用の国庫支出を国に働きかけること。さらにICT先進三鷹市として、東京都市長会の中に研究プロジェクトチームを設置するよう働きかけること。

◇【第3款 民生費】
1 待機児解消策について
  認証保育所の保育料につき保護者への助成を行い、認可保育所と同等の保育料に軽減し、保護者の負担の均等化を図ること。
  
2 障がい者施策の充実について
  当該年度の事業実態ならびに「調査」に基づき、障がい者自立支援法の運用及び「障がい福祉計画」策定について、障がい者の多様な生き方が尊重・維持され るよう施策を実施すると同時に、次年度は「障害者自立支援法」の定時見直しあ
 たることから国に対して抜本的見直しを働きかけること。

◇【下水道事業特別会計】
1 近年の都市型水害対策に鑑み、一定面積以上の舗装に際しては、雨水浸透舗装を用いることを、公が実現すると同時に民間に対しても、まちづくり条例等で規定することを調査・検討すること

各派が提出した「付帯意見」(案)の調整結果は別途掲載します。

【討論・採決】2008年9月19日
2007年度一般会計決算についての賛成討論

 2007年度予算の執行にあたり、基金の取り崩し額は、10億5,775万円余、現在高は、対前年度比で1億3,297万円余減となったが、政府が進めた「三位一体改革」の影響を最小限にくい止めることなどへの有効活用があったと判断する。
 今後は、2007年度「決算審査意見書」で監査委員が指摘している「引き続き基金の適切な積み立てと効果的な活用」を求めておく。

 具体の執行については、決算審査特別委員会における質疑及び会派内で検証した結果、認定すべきものと結論が出たので、本議案に賛成する。
 決算審査を踏まえて、指摘すべき事項もあるが、それらは全て予算要望的事項と判断し、別の機会に表明することとする。

採決結果賛成多数で可決(反対:岩田委員)

2007年度国民健康保険事業特別会・決算 反対討論

 市民税が一律6%フラット化されたことによって、国民健康保険税の負担に大きな変化がもたらされ、高額所得者は軽減され、年収500万円以下の所得層に大きな負担増になった。
 国保の賦課方法を変更し、課税対象となる約4万2,000世帯のうち約2万2,800世帯に2年間の軽減措置をとったが、そのうち約2,000世帯に新たに所得割額が発生することとなった。つまり課税標準200万円以下の市民は市民税増税となり、そのことにより諸々の負担も増える結果となった。
 また、軽減措置が終了すると、給与所得者4人世帯・年収250万~300万円の世帯は大幅負担増になる。国民健康保険制度は社会保障制度であるという原点に照らし、本議案に反対する。

採決結果:賛成多数で可決(反対:嶋﨑委員、岩田委員)

2007年度介護保険事業特別会計・決算 反対討論 

 地方税法の改悪により、中低所得層、年金生活者への市民税、国民健康保険税の負担増があり、そうしたことの結果、保険料収入は増収になった。介護保険は社会保障の一環である。しからば所得を再配分する方式により、中・低所得層の負担を軽減する助け合いの精神に満ちた保険料に改善すべきであると一貫して主張してきている。当該年度での対応は不十分であった。
  以上をもって本議案に反対する。
採決結果:賛成多数で可決(反対:嶋﨑委員)


総務委員会は付託された市長提出の議案審査。
1)2008年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
2)2008年度三鷹市老人医療特別会計補正予算(第1号)
3)2008年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

「1)」のメインは、基幹系システム関係費の増(システム修正委託料の増)である。
<補正予算>
歳出補正額:                   58,619千円
内訳:基幹系システム関係費の増(システム修正委託料の増)                         55,650千円
市民税賦課関係費(個人分の増)       2,969千円

【詳細】:システム導入業務委託料 2,258千円
      システム使用料          441
      地方電子化協議会負担金   270

<論点>
1)基幹系システム修正委託料の妥当性
  新たな「公共事業」と指摘されている。何と比べて妥当と判断したか。システム監査(第三者)を含めて費用適否を判断する仕組を創るよう予てから主張している。進捗状況はいかなる状況にあるか

【答弁】妥当性について分析するのは現状では困難。担当課長会で研究を始めた。
 町田、立川と連絡を取って相談した。町田は12月補正。

2)普通交付税の算定基準になっていることから、国の事業でありながら、三鷹市の独自財源を充てなければならないのは問題である。東京都市長会ではどのような議論がなされ、清原市長は単独で国の方に要請したか。要請したならその書面はあるか

3)年金が18,000円/月以上の人が天引きされるが、6月の補正で指摘した例外(著しく生活が困難なものについて具体の内容、申請手続きなど)については詳細が決まったのか。本人同意についてはどのような状況か

【答弁】例外はない。

4)地方電子化協議会について
①組織の性格はどのようなものか:立ち上げたのは誰か(天下りはないか。財界は含まれていないか)/費用は誰が負担したか(財界は)
②地方自治情報センター(住基ネットを取りまとめている)を利用しなかったのはなぜか

【答弁】全国1800自治体のうち1300ほどが参加している。会長は岡山県知事、副会長は川口市長他
 今後の費用負担額は不明

5)社会保険庁などと地方電子化協議会間で個人情報がやり取りされるが、個人情報の保護は万全か。

【答弁】大丈夫である。

<嶋﨑英治の反対討論>
 
 新エネルギー導入助成金の増額補正など理解できるものもあるが、基幹系システム導入関係費については、6月議会に提出された市税条例改正案ににじ色のつばさは反対した。

 その理由の要点は、年金から住民税を本人の同意なしにいわゆる「天引き」することについては、介護保険料、後期高齢者医療制度、国民健康保険税に次いで、4つ目になる。高齢者の生活に思いをはせるとき、とても容認できるものではない。最低限、選択制にすべきであると主張した。   

 この補正予算は、その天引きを具体化するために55,650千円計上するものである。天引きするにあたって依然として「選択制」も導入されておらず、天引きすることによって生活が困難になるものついての定義づけ、申請手続きも明らかになっていない。さらに国の制度変更に伴うものでありながら、三鷹市が普通交付税不交付団体であることをもって必要経費を自己財源を充てなければならないことは、「地方分権一括法」が、自治体の自立を促すこと大きな目標としていることにも逆行する。

 以上をもって一般会計補正予算(第3号)に反対する。

採決の結果、反対は私と共産党の委員=共に6月補正に反対。賛成多数で可決された。
三鷹市市民協働センター条例の一部を改正する条例→厚生委員会付託…賛成討論・野村

 協働センターの目的は、市民と市との協働の推進及び市民活動の支援であり、それらの事業を含めての指定管理である。

市民活動を支援することを、市が直接ではなく、民間団体がすること好ましいものと考える。多様な視点の提供を含めて市民が自由に動けるフィールド(場所・機会・情報)の提供が、市民自身の多様な能力の発揮となり、協働のパートナーとなっていくものと考える。
協働は対等な立場に立って始めて有機的な効果を発するものと考える。金は出しても口は出さないという形で、市が市民をどう育み、市民活動を推進していけるか、市の力量が問われるところである。
単なる協力団体、御用団体にさせないためにも独自の財源を持ち、独自の活動もしていける民間が、協働センターを担うことが望ましいと考える。
指定管理のあり方も国際交流協会のように独自に収益を上げられる独自事業を展開し、あわせて施設の維持管理を効率よく行えるよう、創意工夫ができるような、本来指定管理者制度が想定しているところの指定管理のあり方を望む。

◆即決になった3件の請願について討論を行った
☆障害者自立支援法の「定時改正」における抜本的見直しを求める意見書提出に関することについて 賛成討論
採決結果:賛成全員で可決・採択

☆「『協同労働の協同組合法』の速やかな制定を求める意見書採択について」の請願について  賛成討論
採決結果:賛成多数(討論で全会一致をお願いしたが、政新クラブの賛成は得られなかった。反対討論なし)で可決・採択

請願「市内在住の私立小・中学校就学者に対する教育費助成及び市内私立学校に対する運営費助成」について   賛成討論 にじ色のつばさ・野村羊子 

 市内在住の私立小・中学校就学者に対する教育費助成及び市内私立学校に対する運営費助成について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。

 請願事項1の市内在住の私立小・中学生に対する教育費の助成については、多様な生き方を尊重し、個々人の個性・能力が発揮できるまちづくりのためにも、教育においても多様な選択の機会を保障する必要があると考えます。その点からも、財政状況が許す限り拡充が図られるべきだと考えます。

 ですから、国や都からの助成、学校運営費および、就学者への助成を拡充するほか、多様な教育機会保障のため、私学経営が安定する方向での検討が、国レベルでなされるべきだと考えます。

 ただし、事項2の市内私立学校に対する運営費助成のあり方については、市外からも生徒を迎える私立学校の性質上、国や都からの助成が中心であるべきではないでしょうか。

 市が行う助成は、個別事業への助成という形で、例えば災害時の緊急避難場所提供、また市民に提供されるコミュニティ施設、あるいはイベント開催などについて、すでに様々なされている協働事業に対する助成といった市民の側から見ても助成の意義が認識されるような形で行われるべきではないかと考えます。

 以上、事項2の団体に対する助成のあり方については検討を要すると指摘させていただきました上で、本請願には賛成といたします。
採決結果:賛成少数・不採択(政新クラブ、公明党が反対)

「『協同労働の協同組合法』の速やかな制定を求める意見書採択について」の請願について

賛成討論 にじ色のつばさ・嶋﨑英治

 本請願は、25年以上前から新しい働き方や働く場の創出としてワーカーズ・コレクティブやワーカーズ・コープが「出資し、協同で経営し働く」協同組合の形式で事業を行ってきた経験、積み重ねの中から、根拠法をもたないことがもとで、口座を開設するにもひと苦労、社会保障の負担が個人にかかる、法人としてみなされず公的契約に参加できない、などの問題が生じている現実から、速やかな法制化が必要になったものと理解します。
 
現代日本社会において、とりわけ自治体政策の展開において、福祉・環境・まちづくり、文化芸術などの分野で大きな実績を作っています。「協同労働の協同組合」は人間が生きていくうえで不可欠且つ最も重要な労働を通じて、文化を育み、人間性を高めあい、豊かな地域社会を築いてゆく可能性が大いにあります。

 年齢を問わず、雇い雇われる形ではなく、地域で仕事を生み育て、ともに働き合い、コミュニティの再生と労働格差を埋める要素をもち、市民が新しい公共の担い手になる新しい働き方であり、協働のまちづくりにあたってもよきパートナーになると確信します。

 国会の中では超党派の議員連盟が結成され、法制化に向けて具体の活動が進められており、自治体議会では、全会一致で請願、あるいは意見書が採択されています。本議会においても全会一致で本請願が採択されることを議員の皆様にお願いして、本請願に賛成いたします。


障害者自立支援法の「定時改正」における抜本的見直しを求める意見書提出に関することについて

賛成討論   にじ色のつばさ・嶋﨑英治

 「障害者自立支援法」、名称は美しいが、実態は、「障害者自滅支援法」と揶揄されるくらいひどいものです。原因は、「小泉構造改革路線」の一環として拙速な審議のもとで開始したことにある。

 本格実施を前に、当事者の障がい者と支援者が15000人国会近くに集まり、抜本的改正を求めたのは記憶に新しいことです。私も一連の行動に参加しました。厚労省は本格実施して1年有余の間に2度も修正をせざるを得ませんでした。しかし、抜本的改善を行ったわけではないので、本請願が指摘する問題点はそのままです。
 市民の声をひとつだけ紹介しますと障害者自立支援法施行以前は、夏休みになると孫・子が施設から里帰りし、家族の団欒を持つことができたが、日額支払い方式に変更したことにより、里帰りが叶わぬことになってしまった。何とかしてくださいという声です。

 本市おいては、障がい者の皆さん、市民の声を取り入れ、これまでのサービスを低下させなずに、極力維持する方針で対応してきました。そのことについて改めて大きく評価させていただきます。本請願では直接触れていませんが、地域生活支援事業について自治体が積極的に背策を実施できるように、政府が必要かつ十分な財源を保証することなど抜本改正が必要であることを主張して、本請願に賛成いたします。


2007年度決算 代表質疑  にじ色のつばさ 嶋﨑英治

 市政運営の基本的な考え方とその成果についてお尋ねします。

1 「地域主権の確立に向けた市政運営」(『決算概要』14頁)とありますが、」原点に戻ってお聞きしますが、「地域主権」とは何か、またその「確立」とは何か、ご説明ください。

2 さらに「決算概要」では地方分権を一層進めるために「三位一体改革」は、当該年度に行われた「税源移譲をもって、すべての取り組みが終了しました」としています。さらに「本市の財政運営に多大な影響をもたらすことになりましたが、地方全体としては3兆円規模の税源移譲が基幹税によってなされたことなど、今後の地方分権を進める上で大きな前進となりました。」とし、「真の地方分権実現するためには、引き続き『三位一体改革』後の第二期分権改革を推進していく必要があります。」としています。
そこで、改めて考えたのは権限移譲を裏付けるものとして「税源移譲」ということについてです。“イジョウ”は「移譲」か「委譲」なのかということについて考えました。地方分権推進委員会の「第1次勧告」では“イジョウ”は「移譲」としています。
  国から地方へ権限が移るのはいいことです。しかし、国家の側の発想を分析してみると疑問が生じます。本当は「委譲」でなければならないと思うのです。なぜならば、権限を委譲する主体は国ではないはずです。主体は主権者である市民のはずです。そして市民の活動する場は地域社会です。憲法原理の主権在民からすれば、本来、権限は地域社会・主権者の手の中にあるべきものだと思います。
そこでお尋ねしますが、市長が言うところの「真の地方分権」とはいかなるものなのでしょうか、そのイメージも含めておきかせください。
 
3 市税収入の現状と課題について
  当該年度の市税決算額は347億5,529万8千円で、市税収入増加の主な要因を①定率減税の廃止 ②個人住民税の税率フラット化 ③納税義務者数の増加 などをあげています。
それぞれの要因による具体の数値は分析されているのでしょうか、その数値をお示しください。また「納税義務者の増加」はいかなる要因に基づくものか、要因別に人数をお示しください。

 また、国民健康保険税の賦課方式の変更に伴い、市民の反応はいかなるものであったか、収納状況にいかなる影響が現れて
たのでしょうか

4 学校給食調理業務の委託化、保育園の民営化についてお尋ねします
  「自校方式により学校給食の質の充実」を図るとしていますが、単年度で質の充実がどのようになされたかをみるには、」最低三ヵ年必要だと思いますが、どのように直営方式と比べ充実したのでしょうか。
 学校給食調理業務の民間委託、保育園の公設民営化により、市職員と民間委託会社職員とが混在しているわけですが、職安法44条をどのようにクリアーしたのでしょうか。
  また、受託事業者が変わった三鷹駅前保育園は、前事業者が抱えていた課題はどのように克服され、その後どのような実態にあるでしょうか。お聞かせください。

5 「計画行政」が本市のモットーだと思います。
当該年度にあった、「星と森と絵本の家(仮称)」の事業は、「みたか・子ども絵本プロジェクト」及び「絵本館(仮称)」との関係が不明確である、唐突であるとして、にじ色のつばさは補正予算案に反対いたしました。地域で文庫運動、図書館運動、読み聞かせ運動などをすすめていた市民の皆さんから戸惑いと疑問の声が寄せられました。そうした疑問の声に対してどのように克服されたのでしょうか。

また、計画行政に不可欠なのが、年度当初予算案に計上し、十分に審査することが重要かと思います。国や都の事業及び予算編成の関係などから止むを得ないものや緊急を要するものなどについて補正予算を編成するのが原則だと思います。感覚的ですがこの間補正が多いと受け止めています。予算編成に当たっての本市の基本的指針を改めてお聞かせください。


障害者自立支援法の抜本的改正を求める意見書(案)

 障害者自立支援法が一昨年4月に施行され、障がい者の就労支援が位置づけられるとともに、介護給付・訓練等給付などに対する原則1割の応益負担と施設入所にかかる食費等について実費負担が導入された。
この制度は、障がいのある方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、福祉サービスや就労支援サービスなど必要な支援を行うとともに、これら障がい者福祉サービスの費用を社会全体で支え合うことが趣旨とされている。
 しかし、原則1割の応益負担の導入については、収入状況に応じて月額負担の上限額の設定や各種の軽減措置がとられてはいるものの、利用者負担が従前と比べ大幅に増加するという事態を招くこととなった。また施設運営においても、一定の激変緩和策がとられてはいるものの、日額報酬単価払い方式へと変更されたことにより、運営費の大幅な減収が生じることとなり、関係者から改善を求める要望が出されている。
そのため昨年4月の特別対策及び08年予算での緊急対策がとられたものの、根本的な解決とはなっていない。見直しの時期を来年に控え、障害者自立支援法のあり方が検討されている現在、障がい者や施設運営の安定に対する抜本策を講じるべきである。
 よって、本市議会は、国会及び政府に対し、障害者自立支援法の見直しと拡充に向け、下記事項を講ずるよう強く求めるものである。

                       記

1 利用者負担について、原則1割負担となる応益負担を撤廃し、応能負担とすること。

2 施設・事業所への報酬単価を引き上げるとともに、日額払い方式を月額払い方式に改めること。

3 地域生活支援事業について、地方自治体が積極的に施策展開を行えるよう、必要かつ十分な財政支援措置を講ずること。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年 9月  日

三鷹市議会議長


     中央卸売市場の「豊洲移転」について見直しを求める意見書(案)

 東京都築地中央卸売市場(築地市場)は、水産物、青果物を取り扱う総合市場として三鷹市民を含む1,200万都民の食卓を支える市場である。古くから「魚河岸」の名で親しまれ、都民の食生活を賄う生鮮食料品の一大拠点として、1日平均3,350トンの魚や野菜が入荷し、約21億円の取引がされている。水産物の扱いでは世界最大規模を誇る日本を代表する市場となっている。また、場外市場初め隣接の飲食店を含めた「TSUKIJI」は東京の観光地として世界的に脚光を浴びている。
 1934年に建てられた築地市場は施設の老朽化が指摘されて、1986年、手狭になったことから東京都は再整備を決定。2001年に「第7次卸売市場整備計画」を策定し、江東区豊洲地区への移転を決定した。
しかし、移転予定地は、東京ガス株式会社の都市ガス生成の工場が約30年間にわたって操業していたため、跡地からは人体に有害な物質が検出されている。東京ガスにより土壌改良工事が施されたが、昨年の調査ではベンゼンやシアン化合物など、本来検出されてはならない有害物質の高い汚染が確認されており、詳細な再調査が行われているところである。
 本年5月に出された専門家会議での汚染対策案によれば、汚染除去だけで事業費は1,000億円を超えるとされる。東京ガスが対応するとはされているが、1企業でどこまで負担できるものなのか、仮に汚染除去費を税金で賄うようなことになれば、その支出の妥当性が検証されなければならない。
 さらに、移転予定地の有害物質汚染は、表面土壌にとどまらず、高濃度の汚染が地下水にまで及んでおり、汚染土壌の除去だけでは有害物質排除が不十分であること。移転予定地は臨海部の埋立地であり、首都圏直下型地震発生時には、液状化や側方流動など甚大な被害も予想されていること。築地市場の再整備は、現市場での建てかえの要望も強く、仲卸業者の半数以上が豊洲移転に反対するなど、移転に向けた関係者の合意形成がされているとは言えないこと。以上の点からも、豊洲への移転計画について、慎重に見直す必要があると考えられる。
 築地に限らず、公設である「市場」には、将来発生するかもしれないリスクを避ける社会的責任がある。生鮮食品の卸売市場においては、安全な環境であることが何より求められており、建設後に有害物質が検出されて市場機能が停止し、都民の食料供給に大きな影響を及ぼすような事態は、万が一にもあってはならない。
よって、本市議会は、東京都に対し、三鷹市民も含めた都民の食卓を賄う中央卸売市場の移転に当たっては、食の安全・安心を確保するため、東京都が進める今回の計画について慎重に見直すことを強く求めるものである。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する


にじ色のつばさ所属議員の一般質問は、9月3日(2日目)の最後に行ないました。

 しまざき英治の質問項目(概要)

2008年第3回定例会(9月議会)一般質問  (概要)   にじ色のつばさ・嶋﨑英治

今回は2点質問通告いたしました。

1 貧富の格差拡大社会における自治体政策について

2 水道事業の現状と課題について

(1)生活苦と不安にあえぐ勤労市民の生活の実情について
 わが国で、様々な分野での格差が拡大していると指摘され、ずいぶん経った。政府は、これまで格差の拡大をなかなか認めようとしなかったが、「ジニ係数」の悪化、昨年8月に政府が発表した「07年度経済白書」でも、景気回復を続けているが、所得格差を放置すれば、国民生活水準が低下すると指摘せざるを得ないほどである。特に勤労者の所得に関しては、大企業の収益が回復する中で、株主配当や役員報酬は増加したが、従業員の賃金は横ばいとなっていることを指摘した。

 実際に2006年の主要企業100社の取締役員への報酬は、日経新聞の昨年8月6日の報道によれば平均6000万円とのこと。また資本金10億円以上の大企業役員報酬は05年度で1億5千万円という数字も財務省統計でも示されている。

ア 財界の「賃金抑制、非正規労働者中心」の路線を変えない限り、貧困層の拡大は止まらないと思うが、市長は どのようにお考えか

イ 年収が200万円以下の人の割合が国税庁のデータで、06年には22.8%4人に1人の割合になり、人数で  は1,022万8,000人。男女別に見れば男は9.6%だが、女は43.6%で半数近くが年収200万円以下とな  っている(表-1)。三鷹市においてはどのような実態であると把握しているか

【質問の背景と資料】
◆市政に関する一般質問を行なうにあたり、日本の貧富の格差拡大社会はどのようなところにあるか考察してみた。

表-1 年収200万円以下のサラリーマンの割合
男女計
2000 18.4% 6.6% 38.6%
01 19.1% 6.9% 39.7%
02 19.1% 6.9% 39.7%
03 20.2% 7.6% 41.5%
04 21.7% 8.7% 42.5%
05 21.8% 8.9% 42.8%
06 22.8% 9.6% 43.6%
資料出所:国税庁「民間給与実態統計調査」

ウ 厚生労働省の06年版国民生活基礎調査によると、05年の一世帯当りの平均所得は、前年比2.9%減の 563万8千円となり、1989年以降で最低となった。その結果、生活が「大変苦しい」世帯が22.8%、「やや  苦しい」が33.5%。合計して「生活が苦しい」世帯は過去最多の56.3%に上り、9年連続して過半数を占め た。
  特に「児童のいる世帯」の61.8%が苦しいと答えている。三鷹市における実態をどのように把握しているか。
エ 2004年以降の、生活保護受給、就学援助はいかなる状況か。(教育長への質問)

(2)負担増ばかりの「社会保障改革」下における高齢者の家計の実態について
   小泉内閣以降、社会保障制度の「改革」は、介護、年金、医療制度「改革」など、すべて高齢者の負担増ば   かりである。高齢者の家計は表-2の通りである。総務省「家計調査報告」によれば、高齢者の家計は、税込み  収入、手取り収入ともに98年から前年を下回り続けている。03年、05年とわずかに前年を上回っているが実  質的には98年から10年間連続して減り続けているとみていい。
   06年を見ると税込み収入が月平均224,028円、手取り収入は193,118円となり、3年連続20万円を割   り込んでいる。
  支出を見ると、生活費支出は247,881円にまで落ち込んでいる。しかし、96年度と比べると、手取り収入が   月に37,375円も減っているのに、生活費支出は、月に7,489円減に留まってはいる。これは、徹底した節   約を行った自己防衛の現われとみていい。
   手取り収入の不足額は、06年が54,763円まで増大している(表-2)

表-2 高齢者世帯の家計―毎月の赤字は6万円に急増 (全国平均・1世帯1月平均)
 
税込み収入 手取り収入 生活費支出 手取り収入の
不足額(円)
実額
(円)
上昇率
(%)
実額
(円)
上昇率
(%)
実額
(円)
上昇率
(%)
 1995  247,998 2.9 224,523 2.9  250,420 1.4 25,898
2000 246,522 △2.7 220,719 △2.8 256,487 △1.5 35,768
01 236,288 △3.3 209,647 △4.1 252,493 △0.7 42,846
02 230,131 △2.6 203,280 △3.0 256,167 1.5 52,887
03 230,391 0.4 203,455 0.4 253,409 △0.8 49,954
04 222,915 △3.2  195,803 △3.8 253,058 △0.1 57,254
05 226,483 1.6 198,585 1.4 250,456 △1.0 51,871
06 224,028 1.1 193,118 △2.8 247,881 △1.0 54,763
資料出所:総務省「家計調査報告」
註1:上昇率は対前年比で実質。
註2:「税込み収入」は統計用語の「実収入」、「手取り収入」とは「可処分所得」、「生活費支出」とは「消費支出」のこと
註3:世帯主が60歳以上で無職の世帯。収入の内、05年は年金など社会保障給付が85.6%を占めるに至っている【質問の背景と資料】  税込み収入も手取り収入も1997年から減り始め、2004年には、月に7千円以上減って3%以上の減収。内訳を見ると年金などの社会保障給付や勤め先収入(配偶者収入や他の世帯員)、事業収入など全て減少している。生活費支出は、生活費の切り詰めも限界に達したため前年よりも月300円程度しか減らすことができず、手取り収入から生活費支出を差し引いた毎月の赤字は、5万7,254円と前年よりも8千円近くも増加し、これまでの最高の赤字となっている。こうした世帯が、高齢世帯の6割を占めている惨状である。

ア 高齢者は、年金から介護保険料が天引きされ、この10月からは国民健康保険税が天引きされる。更に来年  の10月からは住民税が年金から天引きされることになっている。また介護保険料の引上げも予測できる。今後 高齢者の生活はどのようになると想像しているか。そしてどのようにセーフティーネットを充実させていこうとする のか市長の考え方をお聞きする。

表-2-2 貯蓄がない世帯の割合 (単位 %)
割合 割合
2006 22.9 2002年 16.3
05 23.8 01 16.7
04 22.9 2000 12.4
03 21.8 1999 12.1
資料出所:金融広報中央委員会「家計の金融
資産に関する世論調査」
 貯金ゼロ世帯は4世帯に1世帯の割合になっている。年収200万円以下の労働者の急増に伴って、世帯の蓄えも急減している。表-2-2を見ると、貯蓄ゼロの世帯は90年代半ばまでは1桁台だった。90年代後半から割合は増加し続け、2003年には2割を超えるに至った。単身世帯に限ると約4割が「貯蓄ゼロ」となっている。
 生活保護の世帯分類で「その他世帯」が急増している背景も頷ける。

(3)今後の働く者の生活実態について

ア 昨年来の原油高騰により、ガソリン代が急騰し、勤労市民、農漁業者、中小企業経営者を直撃した。こうした  情況をどのように認識し、市は救済・支援策を考えているか。と質問通告したが大城さんが同趣旨の質問をされ、答弁もあったことから、現時点で考えていることがあればお聞きする

イ 企業が支払った人件費総額のピークは、1997年で、211兆5,080億円であった。その後ずっと減り続け、0 6年には195兆153億円まで下がった。つまり、この間、16兆5千億円も働く者の賃金総額が減らされている。 三鷹市に勤労者所得にどのように表れているか。正規、非正規雇用労働者にはどのように表れているか。

ウ 三鷹市が委託している民間企業で「ワーキングプア」といわれている実態はないか。庁舎管理などの業務委託 会社が競争入札によって、変わったが、その会社の時間給あるいは給料月額はいかなる実態にあるか

エ 最低賃金が生活保護水準を下回っている。東京都は時間給に換算すると80円下回っている事態(表-3)で ある。市長はこうした事態についてどのように考えているか

 表-3 最低賃金引上額の目安                              (単位 円)

ランク

都 道 府 県

08年度

07年度

A

千葉 東京 神奈川 愛知 大阪

15

19

B

栃木 埼玉 富山 長野 静岡 三重 滋賀 京都 兵庫 広島

11

14

C

北海道 宮城 福島 茨木 群馬 新潟 石川 福井 山梨 岐阜
奈良 和歌山 岡山 山口 香川 福岡

10

9~10

D

青森 岩手 秋田 山形 鳥取 徳島 愛媛 高知 佐賀 長崎
熊本 大分 宮﨑 鹿児島 沖縄

6~7

註:太赤字は、最低賃金が生活保護水準を下回っているため、2~5年間での引上目安も別に示され、高い方が優先される

 表-4 最低賃金が生活保護水準を下回る12都道府県

都道府県

差額(円)

都道府県

差額(円)

都道府県

差額(円)

都道府県

差額(円)

神奈川

89

埼玉

41

兵庫

22

千葉

16

東京

80

大阪

34

広島

22

青森

11

北海道

53

京都

33

宮城

20

秋田

【質問の背景と資料】
 非正規労働者は、正規労働者の55%の年収

 表-4-2 をみると男生の正規労働者の平均年収が577万7500円に比べて、非正規労働者の平均年収は319万500円と下がり、正規労働者の約55%に過ぎない。パートタイマーでみると108万円足らずである。
 女生では、正規労働者の平均年収が380万300円に比べて、非正規労働者は224万8800円と約59%に下がる。
 日正規労働者が、今や働く者の三人に一人を占めている現状を考えると、非正規労働者の労働組合作りあるいは加入促進をはかり、処遇改善の闘いをしない限り、正規労働者の賃上げと雇用の安定は望めないとみなければならない。
 
 表-4-2 雇用形態別年収格差

正規労働者 非正規労働者 パート労働者
5,777,500円 3,190,500円 1,802,326円
3,800,300円 2,248,800円 1,035,504円

 資料出所:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
註:正規労働者と非正規労働者は月収×12月に賞与などを加えた。
  パート労働者は、時間給×1日労働時間かける1月就労日数×


(4)三鷹市の対応策について

ア 生活保護の世帯別動向、とりわけ高齢者及びその他世帯の状況はいかなる事態か

イ 生活福祉課(福祉事務所)の現状と課題について
  厚生労働省監査で毎年、「所要人員の充足が適切な保護の実施水準の確保に不可欠」と指摘され、人員を充  足するよう求められている。三鷹市は07年4月1日現在で5名不足と指摘されている(表-5)。どのように対  応され、今後どのような方針で対応するのか

ウ ケースワーカーへの人事配置の現状と課題はいかなるものか
 ケースワーカーに関する問題で人員配置不足だけではなく、資質の問題もあると受け止めている。
  読売新聞の報道(08.1.8)によれば、ケースワーカーの23.4%が無資格。また今年3月24日に行われた  東京都福祉事務所長会議では、ケースワーカーの経験のない者が22.4%であるということを仄聞している。ま た、ケースワーカーの経験年数は全国的には1年未満が23.3%、3年未満が67.5%だという(08.1.8読売 新聞)。
  三鷹市おいて「3科目主事」といわれる実態はないのでしょうか。専門性や社会に対する洞察力が必要とされ  ている業務の割には人事異動の回転が速く、組織的力量が蓄積されていかない傾向があると推察する。三鷹  市においては、ケースワーカーへの人事配置の現状と課題はどのようなものなのか。

エ 自治体が締結する契約や補助事業の実施に関し、価格のみでなく、どのような調達基準があるか

 表-5 2007年4月1日現在、現業員(ケースワーカー)が国基準標準数(1人80ケース)に対して不足している福祉事務所 12区20市

<東京都特別区 12区>                                    (単位 人)
新宿区福祉事務所 ★台東区福祉事務所 10 荒川区 板橋区赤塚
★墨田区 ★江東区 練馬区練馬 練馬区石神井
渋谷区 中野区 練馬区大泉 葛飾区
<多摩地区20市>
八王子市 31 立川市 武蔵野市 三鷹市
青梅市 府中市 昭島市 調布市
町田市 小金井市 小平市 日野市
東村山市 国立市 狛江市 東大和市
清瀬市 武蔵村山市 多摩市 西東京市
厚生労働省生活保護関係全国係長会議資料(2008年3月)から作成
註:★印は野宿者の多い福祉事務所
資料出所:出所厚生労働省生活保護関係全国係長会議資料(2008年3月)から作成

註1:2007年4月1日現在値
註2:ケースワーカー配置国基準=一人80件
註3:★印は野宿者の多い福祉事務所

◆ ○厚生労働省生活保護関係全国係長会議資料(2008年3月)には次の通り記載されている。

(2) 実施体制の整備について
 管内福祉事務所の実施体制については、前年度の実施体制をもとに現業員の増員を行い体制の充実に努力している福祉事務所もあるが、平成19年4月1日現在、下記の通り新宿区福祉事務所ほか21の福祉事務所において、現業員の配置が標準数に対して不足している状況にあり、また、台東区福祉事務所ほか16の福祉事務所において、査察指導体制の充実・整備が必要な状況にある。
 当該福祉事務所のうち、今回監査の対象となった福祉事務所については、生活保護制度の適正運営のための基本的事項に問題が認められ、他の福祉事務所についても、平成18年度の厚生労働省及び都本庁の監査結果において生活保護制度の適正な運営のための基本的事項に問題が認められたところである。
 ついては、保護動向が増加傾向にあることにも留意し、各福祉事務所における査察指導体制の充実・整備及び現業員の所用人員の充足が適切な保護の実施水準の確保に不可欠であることから、当該福祉事務所における現業員の所用人員の充足及び査察指導体制の充実・整備について指導すること。
 また、一部福祉事務所においては、査察指導員及び現業員で社会福祉主事資格を有してない者が認められたので、社会福祉主事資格認定講習会に参加させる等、資格取得の促進について指導すること。

 2 水道事業の現状と課題について

(1)東京都への「水道事業移行計画」の進捗状況と課題について
(2)地下水(深井戸)の現状と課題について

ア 近年、東京都の地下水は豊富になり、上野駅や東京駅が隆起し、コンクリートをうって、ボルトで止め、地下水 の圧力を抑制していると聞くが、三鷹市の地下水、深井戸はいかなる状況か

イ マンションなどの工事で地下水はいかなる事態か、また東京外郭環状道路の大深度方式により地下水はいか なる影響を受けるか。地下水について、東京都や国はいかなる調査を行ったか

(3)「逆委託方式」解消、東京都監理団体への事業委託、その先の民間委託に伴う課題は何であるか 

(4)「三鷹市暫定管理地(東京多摩青果株式会社跡地)」への事業所(事務所)移転に伴う課題について

ア 労働安全衛生上の配慮はどのようになされたか。

イ バリアフリー対策はどのように実行したか

(5)「水道事業移行」後の三鷹市職員の雇用問題について
 公立病院の廃止が全国的な問題になり、分限免職問題までになっている。水道事業が東京都に移管することに 伴い、分限問題はない、雇用は保障すると理解してよいか



【質問の背景と資料】
◆市政に関する一般質問を行なうにあたり、日本の貧富の格差拡大社会はどのようなところにあるか考察してみた。

表-1 年収200万円以下のサラリーマンの割合
男女計
2000 18.4% 6.6% 38.6%
01 19.1% 6.9% 39.7%
02 19.1% 6.9% 39.7%
03 20.2% 7.6% 41.5%
04 21.7% 8.7% 42.5%
05 21.8% 8.9% 42.8%
06 22.8% 9.6% 43.6%
資料出所:国税庁「民間給与実態統計調査」

 わが国で、様々な分野での格差が拡大していると指摘され、ずいぶん経った。政府は、これまで格差の拡大をなかなか認めようとしなかったが、「ジニ係数」の悪化、昨年8月に政府が発表した「07年度経済白書」でも、景気回復を続けているが、所得格差を放置すれば、国民生活水準が低下すると指摘せざるを得ないほどである。特に勤労者の所得に関しては、大企業の収益が回復する中で、株主配当や役員報酬は増加したが、従業員の賃金は横ばいとなっていることを指摘した。
 実際に2006年の主要企業100社の取締役員への報酬は、日経新聞の昨年8月6日の報道によれば平均6000万円とのこと。また資本金10億円以上の大企業役員報酬は05年度で1億5千万円という数字も財務省統計でも示されている。
 一方で、年収が200万円以下の人の割合が国税庁のデータで、06年には22.8%4人に1人の割合になり、人数では1,022万8,000人。男女別に見れば男は9.6%だが、女は43.6%で半数近くが年収200万円以下となっている。
 働いても働いても生活が楽にならない、そんな労働者が急増している。表-1の通りである。

 貯金ゼロ世帯は4世帯に1世帯の割合になっている。年収200万円以下の労働者の急増に伴って、世帯の蓄えも急減している。表-2を見ると、貯蓄ゼロの世帯は90年代半ばまでは1桁台だった。90年代後半から割合は増加し続け、2003年には2割を超えるに至った。単身世帯に限ると約4割が「貯蓄ゼロ」となっている。
 生活保護の世帯分類で「その他世帯」が急増している背景も頷ける。

表-2 貯蓄がない世帯の割合 (単位 %)
割合 割合
2006 22.9 2002年 16.3
05 23.8 01 16.7
04 22.9 2000 12.4
03 21.8 1999 12.1
資料出所:金融広報中央委員会「家計の金融
資産に関する世論調査」

 厚生労働省の06年版国民生活基礎調査によると、05年の一世帯当りの平均所得は、前年比2.9%減の563万8千円となり、1989年以降で最低となった。その結果、生活が「大変苦しい」世帯が22.8%、「やや苦しい」が33.5%。合計して「生活が苦しい」世帯は過去最多の56.3%に上り、9年連続して過半数を占めた。特に「児童のいる世帯」の61.8%が苦しいと答えている。

 三鷹市民の中にどのようにそれが表れているかを知ることは、セーフティーネットとして自治体政策を立てるにあたって重要な要素である。

表-3 の高齢者の家計をみると、税込み収入も手取り収入も1997年から減り始め、2004年には、月に7千円以上減って3%以上の減収。内訳を見ると年金などの社会保障給付や勤め先収入(配偶者収入や他の世帯員)、事業収入など全て減少している。
 生活費支出は、生活費の切り詰めも限界に達したため前年よりも月300円程度しか減らすことができず、手取り収入から生活費支出を差し引いた毎月の赤字は、5万7,254円と前年よりも8千円近くも増加し、これまでの最高の赤字となっている。こうした世帯が、高齢世帯の6割を占めている惨状である。

 負担増ばかりの「社会保障改革」による高齢者の家計

 小泉内閣以降、社会保障制度の「改革」は、介護、年金、医療制度「改革」などすべて高齢者の負担増ばかりである。高齢者の家計は表1の通りである。総務省「家計調査報告」によれば、高齢者の家計は、税込み収入、手取り収入ともに98年から前年を下回り続けている。03年、05年とわずかに前年を上回っているが実質的には98年から10年間連続して減り続けているとみていい。
 06年を見ると税込み収入が月平均224,028円、手取り収入は193,118円となり、3年連続20万円を割り込んでいる。
 支出を見ると、生活費支出は247,881円にまで落ち込んでいる。しかし、96年度と比べると、手取り収入が月に37,375円も減っているのに、生活費支出は、月に7,489円減に留まってはいる。これは、徹底した節約を行った自己防衛の表れとみていい。手取り収入の不足額は、06年が54,763円まで増大している。
表-3 高齢者世帯の家計―毎月の赤字は6万円に急増 (全国平均・1世帯1月平均)
 
税込み収入 手取り収入 生活費支出 手取り収入の
不足額(円)
実額
(円)
上昇率
(%)
実額
(円)
上昇率
(%)
実額
(円)
上昇率
(%)
 1995  247,998 2.9 224,523 2.9  250,420 1.4 25,898
2000 246,522 △2.7 220,719 △2.8 256,487 △1.5 35,768
01 236,288 △3.3 209,647 △4.1 252,493 △0.7 42,846
02 230,131 △2.6 203,280 △3.0 256,167 1.5 52,887
03 230,391 0.4 203,455 0.4 253,409 △0.8 49,954
04 222,915 △3.2  195,803 △3.8 253,058 △0.1 57,254
05 226,483 1.6 198,585 1.4 250,456 △1.0 51,871
06 224,028 1.1 193,118 △2.8 247,881 △1.0 54,763
資料出所:総務省「家計調査報告」
註1:上昇率は対前年比で実質。
註2:「税込み収入」は統計用語の「実収入」、「手取り収入」とは「可処分所得」、「生活費支出」とは「消費支出」のこと
註3:世帯主が60歳以上で無職の世帯。収入の内、05年は年金など社会保障給付が85.6%を占めるに至っている

 税込み収入も手取り収入も1997年から減り始め、2004年には、月に7千円以上減って3%以上の減収。内訳を見ると年金などの社会保障給付や勤め先収入(配偶者収入や他の世帯員)、事業収入など全て減少している。
 生活費支出は、生活費の切り詰めも限界に達したため前年よりも月300円程度しか減らすことができず、手取り収入から生活費支出を差し引いた毎月の赤字は、5万7,254円と前年よりも8千円近くも増加し、これまでの最高の赤字となっている。こうした世帯が、高齢世帯の6割を占めている惨状である。

◆ ○厚生労働省生活保護関係全国係長会議資料(2008年3月)には次の通り記載されている。

(2) 実施体制の整備について
 管内福祉事務所の実施体制については、前年度の実施体制をもとに現業員の増員を行い体制の充実に努力している福祉事務所もあるが、平成19年4月1日現在、下記の通り新宿区福祉事務所ほか21の福祉事務所において、現業員の配置が標準数に対して不足している状況にあり、また、台東区福祉事務所ほか16の福祉事務所において、査察指導体制の充実・整備が必要な状況にある。
 当該福祉事務所のうち、今回監査の対象となった福祉事務所については、生活保護制度の適正運営のための基本的事項に問題が認められ、他の福祉事務所についても、平成18年度の厚生労働省及び都本庁の監査結果において生活保護制度の適正な運営のための基本的事項に問題が認められたところである。
 ついては、保護動向が増加傾向にあることにも留意し、各福祉事務所における査察指導体制の充実・整備及び現業員の所用人員の充足が適切な保護の実施水準の確保に不可欠であることから、当該福祉事務所における現業員の所用人員の充足及び査察指導体制の充実・整備について指導すること。
 また、一部福祉事務所においては、査察指導員及び現業員で社会福祉主事資格を有してない者が認められたので、社会福祉主事資格認定講習会に参加させる等、資格取得の促進について指導すること。

表-4 2007年4月1日現在、現業員(ケースワーカー)が国基準標準数(1人80ケース)に対して不足している福祉事務所 12区20市

<東京都特別区 12区>         (単位 人)
新宿区福祉事務所 ★台東区福祉事務所 10
★墨田区 ★江東区
渋谷区 中野区
荒川区 板橋区赤塚
練馬区練馬 練馬区石神井
練馬区大泉 葛飾区
註:★印は野宿者の多い福祉事務所

<多摩地区20市>                (単位 人)
八王子市 31 立川市 武蔵野市 三鷹市
青梅市 府中市 昭島市 調布市
町田市 小金井市 小平市 日野市
東村山市 国立市 狛江市 東大和市
清瀬市 武蔵村山市 多摩市 西東京市
厚生労働省生活保護関係全国係長会議資料
(2008年3月)から作成


08年6月定例議会(6/5~25)報告

◆三鷹子ども憲章について
 (反対)討論 にじ色のつばさ・嶋﨑英治

 子どもの権利条約は、子どもの自己実現や権利擁護を保障するものとして1989年に国連で制定され、日本は、90年に署名、94年に批准しました。
その特徴は、
①子どもが権利を持つ主体であることを保障する
②子ども特有の権利を保障する
③子どもの権利保障の実効性担保のため、親・大人・国の責任を明記
④各国が協働して子どもの権利を「人権」として保障し実現していく体制をとる

など。

 それを受け、自治体は、子どもの権利条約の広報をはじめとして、子ども施策の具体化、子どもの参加等の取組を実施していくことが望まれる。そして、その場合に、子どもの権利条例を制定して子どもの権利を法的に保障し実現していくことが期待されてきました。三鷹市がそれをどのように具体化し、行政の責務を明確にするか注目してきました。
 私たちにじ色のつばさは、子どもの権利を守り保障するため、行政や大人の責任を明確にしていく必要があり、「子どもの権利条例」が求められていると考えてきました。
しかし、三鷹市は、大人と子どもの共通理念やビジョンを簡潔に口ずさめるものとして「憲章」制定を選択しました。
示された案文を一読しても、子どもの人権を保障しようという大人の姿勢が読み取れるでしょうか。あるいは、自らの権利の尊重をうたいあげる子ども自身の姿勢が見えるでしょうか。

 第1項をみても、大人がこどもの権利を守るとは読めません。第2項 「勇気を出して」いじめをなくすのはだれか?いじめられている子は精一杯生きている。その子に勇気を出せというのは、本末転倒です。暴力を受けている子どもたちが、そのことで自らの人間としての権利が奪われていること、それはあってはならないことであり、助けを求めていいことであることなどの視点が抜けています。第5項では、「相談しよう」といっていますが、補足説明の「相談できるよう、ふれあう機会を大事にする」のはだれか?子どもの権利が侵害された場合には、迅速かつ適切な救済が図られる必要があり、その機会や場は、大人が提供しなければなりません。大人の責任が不明瞭なまま、相談する行為の責任を子どもに押しつけているように見えます。相談できないほどの権利剥奪状態に置かれている子どもを、どう救済するかの視点が欠落しています。

 子どもは大人と同等の権利を持ち、それを尊重されなければならない、という視点をもっと明確にする必要があります。子どもを大人が考える「木枠」にはめ込むのではなく、大人及び行政の責任を明確にすべきです。
 本当の意味での子どもの権利、さらには大人をも含めての本当の人間の権利とその権利に裏打ちされた義務の欠如こそ問題です。
 以上を指摘、主張し、本議案には反対します。

◇市税条例の一部改正についての反対討論

 「消えた5000万件の年金問題」はあいまいなまま、取る方だけはしっかりとやるというのでは市民の理解は得られない、参議院で可決された後期高齢者医療制度制度の廃止法案にも「年金からの天引き」廃止が盛り込まれている折から、「市税条例改正案」に反対討論をしました。

【反対討論】
 条例案の中には株式譲渡に拘わるものとして、本来の税率に戻すことは評価いたします。
 年金から住民税を本人の同意なしにいわゆる「天引き」することについては、介護保険料、後期高齢者医療制度、国民健康保険税に次いで、4つ目になる。折りしも、後期高齢者医療制度廃止法案が参議院で可決され、「天引き」制度も廃止となっている。その後の高齢者の生活に思いをはせるとき、とても容認できるものではありません。最低限、選択制とすべきです。
 また、「ふるさと納税制度」といわれているものについては、地方交付税の根幹を揺るがす恐れがあり、ストレートには同意できるものではありません。

 以上をもって市税改正条例案に反対します。

※採決結果:可決

請願「食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出について」

【野村羊子議員が厚生委員会で行った賛成討論】

再処理工場は、原子力発電所から出てきた放射能を閉じ込めた核のごみを、わざわざ切り開いて放射能を大量に放出させて、わずかなプルトニウムを抽出するものです。再処理しなくても原子力発電は運転し続けることが可能で、これは原子力発電所の稼動とはまったく別の問題です。
 大量の放射能が大気と海水に放出されます。自然にある放射能とは違い、人工の放射能は体内に滞留し人体を被爆し続けます。白血病や次世代への影響等様々な後遺症が起こります。
 農産物・海産物の産地である、青森県で、大量の放射能が放出され食物が汚染されても、今、現状では、その汚染を感知し排除することはできません。
食の安全は、すべてに優先すべき生活の基本です。よって、食の安全を確保するため、本請願に賛成します。

採決結果:賛成少数・不採択 

にじ色のつばさ提出・意見書

後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書(案)

75歳以上の高齢者を対象にした後期高齢者医療制度が4月から開始された。実施前後から反対の声が強くなり、当該の高齢者はもとより、全国各地の自治体議会や医師会、医療機関・関係者から抗議や撤回を求める意見が相次いでいる。

この制度は、次の問題点を指摘できる。

第一に、本人の了解なしに、一片の書類を送りつけただけで年金から保険料をチェックオフすることである。それは、介護保険制度と同様に、生活を賄う収入が年金のみという高齢者にとって、一層の生活苦をもたらすものとなった。

第二に、これまで国民健康保険において、多くの自治体が独自に実施してきた保険税(料)の減免ができなくなり、保険料がこれまでよりも高くなる場合が続出していることである。しかも、2年ごとに保険料の見直しが予定され、公費5割、支援分4割、加入者1割の負担割合についても今後は定かではなく、加入者の負担額が高くなる可能性の方が高い。

第三に、75歳以上の高齢者は保険リスクが高いことは自明であり、リスクの高い者だけを対象者とすることは、保険制度の論理に反するものである。

第四に、高齢者の医療が抑制されるおそれがある。また、これまで処置がおくれると重篤化しやすいとして禁止されていた保険証の取り上げも制度化されている。

第五に、膨大な事務量を生み出し、その経費もまた膨大となっている。

このような医療制度は即刻廃止し、だれもがいつでもどこでも安心して医療を受けられる制度に構築し直すべきである。

よって、本市議会は、国会及び政府に対し、下記の事項について強く要望する。

1 後期高齢者医療制度を廃止すること。

2 だれもが安心して医療を受けられる制度を構築すること。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年6月25

         三鷹市議会議長 石 井 良 司

採決結果:賛成少数・否決

社会保障の必要額の縮減中止を求める意見書(案)

政府はこの間、財政悪化を抑制し、プライマリーバランスを回復すると称して社会保障に必要な予算を削減し続けてきた。2002年度に3,000億円の削減を開始し、その後毎年2,200億円の削減を2011年度まで続けようとしている。

この必要額の縮減の影響は、医療や年金、介護、生活保護、雇用保険へと広範に及び、国民生活に重大な影響を及ぼし、生活苦をもたらしてきた。現在、国民が政府に求めているものは、国民の生活不安を解消し、憲法第25定めに基づき社会保障などによって国民生活を支援することである。

よって、本市議会は、国会及び政府に対し、下記の事項について強く要望する。

1 社会保障の縮減をやめ、必要額を措置すること。

2 予算編成は憲法第25条に基づいて徹底的に改善すること。

3 必要な財源は消費税に頼ることなく、税制度を応能負担の原則に基づいて是正すること。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年6月25
              三鷹市議会議長 石 井 良 司

採決結果:賛成多数・可決

自衛隊海外派遣恒久法案に反対する意見書(案)

政府は秋の臨時国会において、これまで自衛隊を海外に派遣する際に制定してきた「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」ではなく、「自衛隊海外派遣恒久法案」を提出しようとしている。

しかし、予想される法案では自衛隊をいつでもどこでも派遣できることとなり、「自衛」の枠から大きく踏み出し、政府すら禁じている集団的自衛権に踏み込むおそれがある。このような法案が提出され、仮に法案が成立するようなことがあれば、憲法第9条はあってなきがごとくとなる。

また、米軍などのイラクへの軍事攻撃で明らかなように、武力で平和をつくることはできない。それはかかわる国の国民すべてに大きな犠牲をもたらすものとなる。

日本政府の果たすべき役割は、憲法第9条定めることにより、武力によらない平和外交に最善を尽くすことである。そのことによってこそ世界に安定がもたらされ、日本は世界じゅうから尊敬されることになる。

よって、本市議会は、政府に対し、下記の事項について強く要求する。

1 政府は「自衛隊海外派遣恒久法案」の作成を直ちに中止すること。

2 米軍再編への加担を中止し、平和外交を推進すること。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年6月25

        三鷹市議会議長 石 井 良 司

採決結果:賛成少数・否決

食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書(案)

日本原燃株式会社「六ヶ所再処理工場」は、2006年3月31日、本格稼働と変わらないアクティブ試験を開始した。同工場は高さ150メートルの主排気筒と3キロメートル沖の放流口から、半減期の長いものも含めた放射能のごみを毎日排出している。本格稼働した場合、原発1基が放出する1年分の放射能を1日で排出することになる。20071012日、青森県原子力施設環境放射線等監視評価会議評価委員会が公表したデータでは、同工場に近い尾駮(おぶち)沼でトリチウムが検出されたと発表している。県や企業が公表した「(放射能は)大気や海水で薄まるから大丈夫」との見解にもかかわらず、放射能は気流・潮流・降雨・降雪により陸地に戻され、農地と海域を汚染し蓄積され続けている。

2006年2月、青森県は再処理が行われれば同県産食料から放射能が出ることを数値を示し認める一方で、その直後、県知事はみずから東京の百貨店で、「安心安全で高品質な青森県産品」とうたう売り込み活動をした。

食の安全は、すべてに優先すべき生活の基本である。

青森県は、食糧自給率の低い日本の現状にあって、貴重な農・畜・海産物の供給源で、三鷹市民も消費者として大いにその恩恵に浴している。また、同県は本市にとって、文化活動の一テーマである太宰 治の故郷であり、多くの市民が親近感を抱いている。

私たちは、青森県の生産者が手塩にかけたリンゴ・長芋・ニンニク・ホタテなどを、本当に安心して購入し食べたい。食料の宝庫・青森を再処理による放射能から守ることは、三鷹市民及び全国民の食を守ることにつながる。

よって、本市議会は、政府に対し、三鷹市民の食の安全を確保するため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」のアクティブ試験を一刻も早くとめ、本格稼働せずに閉鎖することを求める。

上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

2008年6月25

       三鷹市議会議長 石 井 良 司

 この意見書は、市民が提出した「請願」に基づき提出したものです。同請願は現在、付託された市議会厚委員会で審査中であることから、審査の結果によっては取り下げることもあります。
 このことは、6月20日に開かれた議会運営委員会で確認されました。

採決結果:賛成少数・否決

日本共産党提出の 「生活保護の通院移送費(交通費)の改定の撤回を求める意見書」 についてにじ色のつばさを代表して賛成討論を行いました。
【討論内容】
   
 通院移送費はこれまで医師の意見書などを条件に最低限の実費(バス、電車、タクシー代など)として支給されてきました。しかし、北海道滝川市で通院移送費として2億4000万円に上るタクシー代金を不正に受け取っていた暴力団員らが昨年11月逮捕された事件を契機に、厚生労働省は支給基準を改定しました。
 生活保護受給者の通院費(通院移送費)を今年度から大幅に制限する厚生労働省の新基準廃止を求める集会も5月21日、衆議院議員会館で開かれました。生活保護の通院費打ち切りによって、各地で生活が厳しくなった実態が報告されました。

 移送費が支給されなくなることは、足を奪われ、生きる権利を失うに等しいと思います。通院費の支給を4月から打ち切られた全国各地の生活保護受給者から何とかしてほしいと要望が相次ぎ、福祉事務所が混乱しているのは事実です。東京都内の福祉事務所のケースワーカーの話を聞く機会がありました。彼は―「新基準を読むと大半の人に移送費を出せなくなってしまう。悪法といえども法なので自治体職員はそれを適用しないというわけにはいかない…」-と率直な気持ちを述べています。
 私の調査でも、まともに適用すると通院移送費の8~9割が支給されなくなること必至です。

 また、難病患者にしてみれば、通院移送費を支給されなくなると、1回の通院移送費・1000~2000円をひねり出すには、食費を1~2日分切り詰めるか、または、通院を控えるしかなくなってしまいます。
 今回の通知によって「痛くても、辛く苦しくてもガマンして、受診抑制したために孤独死を招くおそれがある。第二の『北九州市の餓死事件』のように命がうばわれる」ことを医療労働者も懸念しています。さらに、「新基準のため通院できなくなることを心配する患者が何人も出ている。やっと地域で生活し始めているのに、再び入院しなければならなくなったりする。」と問題点を指摘しています。

 「新基準」はどう見ても「弱者切捨て」です。弱者が安心して医療にかかることができ、憲法25条が人々の暮らしに生かされるようにするのが国、行政の責務です。

 タクシー代金2億円4000万円の不正受給事件を教訓とするならば、役所は、暴力団とそれにつながる特定の政治勢力に対して、不正を許さず、毅然と対応することです。

以上を指摘し、本意見書に賛成いたします。


採決結果・否決:賛成12 反対17(公明党、政新クラブ)


子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書 反対討論(野村羊子議員)

 子宮頸がんは、ヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が消失せずに長期化したときに起こる病気だということがわかっています。この子宮頸がんの原因のといわれるHPVは、性行為によってだれもが感染する可能性があり、実際8割もの女性が、一度は感染しているとされています。通常はインフルエンザウィルスのようにHPVに感染しても自然に治りウイルスも消失します。感染のうち約1割のウィルスが消失せず、さらにその5%が数年で「高度異形成」といわれる前がん状態になりますが、この段階で治療すれば確実に治るものです。

 原因がウィルスであるところから、製薬会社2社がワクチンを開発し欧米で承認されています。
またこのワクチンはHPV感染前に接種しなければ意味がないとされており、接種対象は主に中学生の女子です。
しかし、HPVは性行為によって感染するウィルスであり、男子もウィルスの媒介者となることから、女子にだけワクチンを打ってもその効果には疑問が残ります。
また、ワクチンには感染してしまったHPVを除く効果はありません。今現在感染しており近い将来がんに移行する可能性をもつ多くの女性には意味のないものです。さらに、HPVには多くの型があり、このワクチンが対応しているのは数種のみです。日本人にはこのワクチンが対応しているものとは別のハイリスク型HPVに感染している人も多く、ワクチン接種でHPV感染によるがん化を完全に防げるわけでもないといわれています。
アメリカやドイツでは、関連性は不明確ながらもワクチン接種後にそれぞれ数人の死亡事例が報告されています。また重大ではないとはいえ副作用も報告されているところです。
 
 ごく普通の性行為でも感染するほど日常的で、通常は害のないウィルスを予防する名目で、今後、どのような副作用や後遺症が生じるかわかないリスクのある薬物を、これから出産をする可能性の秘めた思春期の少女たちに接種する子宮頸がん予防ワクチンの承認は時期尚早であると考えます。

 HPVは、性行為によって感染するウィルスですから、他の性感染症と同様にコンドームの使用などによって感染拡大を防止することが可能です。最近の20代、30代の子宮頸がん発症増加は、HPV感染の拡大、すなわち、他の性感染症と同様、適切な知識がない上に、性行為の活発化・低年齢化が影響していると考えられます。これら性感染症の予防には、知識の普及、啓発、予防対策、早期検査および治療の普及が必要です。

 子宮頸がんは早期発見すれば、確実に治療が可能です。そして子宮頸がんは、検診によって早期発見が可能なのです。ですから子宮頸がんの予防には、まずは検診率の向上が重要です。残念ながら、日本では子宮頸がんの検診受診率が低い状態です。自治体による検診の受診率は平均14%であり、企業による検診を含めてもわずか22%に過ぎないのが現状です。

 さらに子宮頸がん検診は、現在細胞診単独が中心です。細胞診によるがんまたは前がん状態の発見率はおよそ80%ですが、HPV検査を併用すると検診の精度がほぼ100%になると言われいています。まずは、自治体の子宮がん検診にHPV検診を加えたうえで、検診率の向上を図ることが最重要課題となるべきです。
このHPV検査は郵送による自己検査も可能で、ある病院では4500円で受けつけています。このような簡単な検査についての普及啓発、あるいは健康診査時に検査キットを配るなどの施策を講じるほうが、予防には現実的な効果をあげると考えられます。

 以上、子宮頸がん予防には、ワクチンの早期承認や接種推進ではなく、検診率向上や性感染症予防の知識の普及啓発に力を注ぐ必要性を指摘して、本意見書には反対とします。
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参考資料
嵐山町議員 渋谷とみこさんのブログ
http://blog.livedoor.jp/shibuya_tomiko/archives/51404990.html
採決結果:賛成多数・可決

【調布市議会情報】
ふじみ衛生組合に調布市都市計画に定められた25mの建物高さ制限を守ることを要求する陳情

要旨

平成20年3月付けふじみ衛生組合公表の新ごみ処理施設整備実施計画によれば、「建屋高 35m以下」となっています(同計画書 5頁 計画の概要 配置・動線欄)。しかし新ごみ処理施設建設予定地は、調布市都市計画により第2種高度地区(絶対高さ25m)に決められており、25m以上の建築物については、都市計画を変更するか、調布市建築審査会の同意を得て特定行政庁(調布市長)が許可しなければ建設を行うことができません。私たちは、以下に示す理由により、調布市議会が、ふじみ衛生組合に対し、現行都市計画を遵守して、新ごみ処理施設の建物高さを25m以下にすることを要求するよう陳情をします。

1. 最近ふじみ衛生組合周辺地域においては、マンションの高さをめぐり開発業者と周辺住民との間に争いが絶えません。例えば平成17年第4回定例会請願の「通称明治大学野球場マンション建設問題」、また平成20年第1回定例会陳情の「深大寺東町7丁目集合住宅建設計画」などが記憶に新しいところであります。このような状況下にあって、周辺住民は常に自分たちの住環境が業者側の論理と資本の力によって悪化し、本来あるべき住環境が次第に消滅していくことに不安と不満を持っており、行政の毅然たる態度を望んでおります。しかし今回はこともあろうに市民の住環境を守るべき立場にある行政が、都市計画を破ろうとしています。これでは、ますます開発業者を力づけることになります。従来両市は、基本方針として環境行政に先進的に取り組む姿勢を明らかにしてきました。ふじみ衛生組合周辺地域における建物の絶対高さを規定することもその一環であります。特に両市の環境行政の象徴的な建物となる新ごみ処理施設建設において、行政自らが高さ制限を遵守することは、開発業者に対し住民の住環境を守るという基本方針を示す最も有効な手段であります。

2. 次に35mの建物は、近隣の景観を著しく悪化させます。ふじみ衛生組合敷地内にある不燃ごみ処理施設の高さはわずか20mに過ぎません。また隣接する三鷹市役所の建物群の最高高さは28mであります。35mは周辺地域では群を抜いた高さになり景観を著しく悪化させることが明白であります。

3. 更に建物高さ制限を守ることは、技術上も安全上も全く問題のないことを申し上げます。去る4月24日開催の第13回ふじみ新ごみ処理施設整備市民検討会におきまして、ふじみ衛生組合は、建物高さを低くすることは技術的に困難で、安全性も阻害される旨の主張をしましたが、そのようなことは決してありません。24年前の1984年建設の武蔵野クリーンセンターではストーカ炉を採用していますが、建物高さは26mであります。メーカー・型式を吟味し、25mをはみ出した部分を地下化することにより地上高さ25mの維持は技術的に十分可能であり、安全性も問題がありません。現在の計画ではごみピットは地下20mを掘ることが計画されていますが、焼却炉の一部を地下化しても、深さ20mを超えることは絶対になく、従ってこれによる地下水脈への影響はありません。

平成20年5月27日

   調布市議会議長 広瀬美知子様

     氏名 ふじみ地区自治会等連合会 会長 石坂 卓也
採決結果:賛成少数・不採択


2008年6月議会市政に関する一般質問

にじ色のつばさ・嶋﨑英治

Ⅰ 高齢者が住みよいまちづくりについて

1 後期高齢者医療制度の現状と課題について

 健康保険法の2002年「改正」の附則には、政府は新しい高齢者医療制度の創設に関する基本方針を2002年度中に決定し、概ね2年を目途に所要の措置を講ずるとあります。そのときはまだ「保険」ということではなく、したがって附則にも「保険」という文字は出ていませんでした。つまり当時はまだ新しい高齢者医療制度は「保険」方式になることは決まっていなかったのだと思います。

 しかし、政府負担が増える老人医療費に歯止めをかけたいという政府の思惑と健康保険の使用者負担分の増加をとめたい財界の思惑が一致したことにより高齢者医療制度の見直しが保険料制度導入で進められるようになったのが事実経過だと思います。

そして後期高齢者医療制度は、2006年6月に医療制度改革関連法案として、一括強行成立させておきながら、その後の参議院選挙で、政府与党が大敗を喫したことから、与党プロジェクトチームで「凍結・見直し」の議論がなされてきました。
 そうしたことから、厚労省の方針がいっこうに定まらず、制度開始に向けての準備が遅れに遅れ、当該の高齢者はもとより、すべての医療機関、全国の広域連合をはじめとする保険者、市区町村などにとって、混乱と困難のスタートとなり、本市においても担当者の苦労は相当なものであったと認識しています。
 反対の声が強くなっているにも関わらず、4月実施を政府は強行しました。この医療制度に対して全国各地の議会や医師会、医療機関・関係者から抗議や撤回を求める声が続々と上がりました。政府は制度上の欠陥を認めず、「説明やPRが不足しているから」と躍起になって説明をしましたが、国民がこの制度を知れば知るほど反対や抗議の声はますます強くなっていきました。 

(1)問題点はどこにあると認識しているかお尋ねします

 ア 難解な保険料の仕組にどう対処するか
   保険料の年金天引きや、その負担増などの議論が沸騰していますが、現在の年金天引きの保険料は、あく   まで2007度所得(06年中の収入)に基づく仮徴収であって、08年度所得 (07年中の収入)が6月に確定す  ることに伴い、7月に正式に決定されることになっています。したがって、年金天引き(特別徴収)の4、6、8月   は仮徴収で、正式な保険料決定に基づき、10,12,2月の徴収で調整されることとなっています。
   そして、次年度の仮徴収額は2月の徴収額を使用し、4,6,8月の仮徴収と、10月からの徴収で調整すると  いう方式がとられることとなっています。 
   また、普通徴収(年金天引き以外)の人は、7月の保険料決定に基づき、7月から翌年2月までの8回の徴収  となっています。7月になると、「普通徴収」の皆さんから苦情や疑問が寄せられると想像しますが、どのように 対処いたしますか。           

 イ 政府のさらなる「見直し」で混乱が起きないか
   高齢者に負担増を、当面実感させないように、さまざまな減額減免措置を後期高齢者医療で実施し、また国  民健康保険で予定しています。
   しかし、そうした措置がとられても、この間のマスメディアの報道にあるように、年金天引きに加え保険料負担 増の問題が、クローズアップされてきています。とりわけ、低所得層の負 担増が指摘されています。そうしたこと から、またもや政府与党は、保険料負担の見直しをするという方向での議論を始めています。  
   7月からの普通徴収で、10月からの特別徴収では、高齢者に負担増を実感させない、そのための再度の見 直しが予測されます。それは、さらなる減額減免などの救済制度再構築と予想され、広域連合や市区町村での  実務は、難渋を極めるものになると思われます。
   制度開始時点での混乱と困難が、再現されるのではないかと心配です。市長はどのようにお考えでしょうか

 ウ 白紙・撤回以外にないと考えますが、市長はどのようにお考えでしょうか
   自治体議会から後期高齢者医療制度の白紙撤回の意見書、決議が相次ぎ、医師会も決議や声明が出され   ています。医療現場からは制度自体の問題点が指摘され、これまた「白紙・撤回」を求めています。同時に、   診療報酬制度の改定に関しても、「医療機関の維持も厳しくなっている」ことが指摘されています。
    さらに、政府与党の自民党からも反発が続き、自民党山崎派は制度の「見直し」を提言する事態になってい   ます。また、自民党国会議員が100名近くで議員連盟を結成し、見直しをするために会合を開いています。

私は、去る5月21日、多摩地区の市議会議員6名で厚労省にゆき、舛添厚労相あてに「後期高齢者医療制度の廃止を求める申し入れ書」(別紙、資料として提供)を提出し、後期高齢者医療制度策定に携わった担当課長補佐と一定のやり取りを行い、年金から差っぴかれ生活が大変苦しくなっている実情、市役所の担当職員の苦労、苦悩を伝えてきました。
 舛添厚生労働大臣も一方的に制度をスタートさせたことに陳謝し(4月23日)、その後も国会の審議過程の中で前言を撤回する事態が相次いでいます。このように「後期高齢者医療制度」は始めから破綻していると私は認識しますが、市長はどのように考え、どうなさろうとしているのか、お尋ねします。

2 シルバー人材センター事業について

(1)シルバー人材センターの現状と課題について

 ア 発足当初と現在では事業展開はどのように変化していますか

  (事業の位置づけについて)

1976年7月、前身の高齢者事業団は、「高齢者の生きがい対策」として発足しましたが、1987年1月「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、東京都が無料職業紹介事業を一括開始してから各地区のシルバー人材センターの事業は、「高齢者の生きがい」というよりは、就労場所の確保、就労支援というように変化しているのではないでしょうか。だとしたら、三鷹市の更なる支援が必要ではと考えますが、市は現状をどのように考え、支援していかれるのでしょうか。市の考え方をお尋ねします。

ウ 介護支援事業の現状と課題について
  基準該当訪問介護事業所として介護保険事業に取り組んでいますが、重なる介護保険「改定  」で、経営、人材確保に支障をきたしているのではないかと危惧します。撤退という事態に なれば、影響を受けるのは高齢者。市内の訪問介護事業者は、現状どのような事態だと把握さ れているかお尋ねします。

エ 「ウ」に関連して恵比寿苑、セントケアなどの撤退が相次いでいますが、市内の訪問介護事 業者の実態は 厳しくなっていると推察します。また、介護保険制度発足当初、地方においては、当初から民間事業者が進出 に渋り、社会福祉協議会が自治体の補助金をえて、介護事業を起こした経過があります。現在、経営が成り立 たず社会福祉協議会が訪問介護事業から撤退し始めたと仄聞します。三鷹市においては、先にあげた事業者 の撤退、さらに撤退をする事業者があると聞きます。事業者の撤退により、三鷹市民の生活に支障が出ること はないのでしょうか。お尋ねします。

Ⅱ IT事業について

1 ユビキタス事業の進捗状況について

  「ユビキタス・コミュニティ推進基本計画」は地域SNSのほかに、子どもの安全、高齢者の見守り、地域ウイキ(百科事典)、コールセンターなどがありますが、進捗状況はどのようになっているでしょうか、すでに試行している事業への市民の関心、評価はいかなるものがあるのでしょうか。

2 地域SNSはいかなる反応か、参加状況と今後の見通しについて

(1)試行し始めて会員の皆さんなどからさまざまな反響、意見、質問、要望などが三鷹市に寄せられ、また会員  間でも「みたか地域SNS」について、さまざまな角度から、問題提起、意見交換が行われていると思います   が、いかなる状況でしょうか、特徴的なことをご紹介ください。

(2)  民間行っているSNSの「M」では、規約の改定をめぐり、会員内外で激論になりました。著作権の問題、第  三者への情報提供、会員とMとの意思確認の方法などが論争の大きな項目でした。その結果、退会したり、  投稿に躊躇したり、消極的になる会員が相当いたと推察いたします。

  そこでお尋ねしますが、「みたか地域SNS」では、著作権、第三者への情報提供などについてどのように考   え、今後、どのように対処されていく方針なのかお聞かせください。

3 職員のパソコン利用状況について

  「パソコン一人一台」配備の体制だと思いますが、本来、職員同士が会話による意見交換をしたほうがいいと思われることまで「E-メール」になってはいないでか。極端例では、会話で行ったほうがよいと思われる場合でも、隣の人、または向かいの人に「E-メール」でやり取りしていると聞きます。そういう事実はありませんか。また、市民の意見を聞く、会話をすることが自治体労働者にとって大切なことだと思いますが、どのように考えているのでしょうか。

4 庁内パソコンから、市議会本会議インターネット中継について

  議会で一般質問、代表質疑のことで、市職員とやり取りした際に、「詳しくはインターネット録画中継」を見てく ださい」と話したら、「職員のパソコンからは見ることができないのです」とのことでした。
  複数の職員から、生中継、録画中継をみることができたら、業務に役立つのですが…。という要望があること も分かりました。改善することはできないのでしょうか。

  現在、平日8時半から9時半までの間、「出勤チェック」等の関係から、庁内配備のパソコンが起動しにくくな っている現実があると思うのですが、ぜひ、改善を検討していただきたいと思います。

Ⅲ 小中一貫校教育について

  <質問の動機について>

  現在の「にしみたか学園」の当初の計画についての保護者等への説明会を傍聴してきました。市長、市教育委員会と保護者、教職員、市民の皆さんが質問、意見、問題提起を行い、喧々諤々の議論になったことは、皆さん記憶にあると思います。あのときの議論は双方に熱い思いがあり、計画実施は2年先延ばしになりましたが、今振り返ってみればあの激論があって、よかったのだと思います。保護者と市長、市教育委員会との論争も含んだ議論が、当該の児童生徒に何らかの形で伝わったと理解しています。

  その後、2006年から「にしみたか学園」を先行実施させきました。「06年度実践に関する検証報告書」を読みました。同報告書の『はじめに』で「もし、学校の連携が十分スムーズに行われるなら、まさに、『合理的』なやりかたである。それを明示的に打ち出しているのは、全国で三鷹市だけである」と三鷹市市立小・中一貫校教育校検証委員会委員長の金子さんは述べています。

 私は、「学校の連携が十分スムーズに行われるなら…」に注目し、学園としての一体的な運営をめざして、「学園運営を円滑に進めるため、学園としての意思決定ルールをより明確にする必要がある。」ということなど、教育委員会の問題意識とその具体化を注視してきました。

 そして、「06年度実践に関する検証報告書」がどのように07年度に生かされ、克服されたのか、されなかったのかなどの観点から「07年度実践に関する検証報告書」を読みました。

 また、他市、区に働いている教員のみなさんで、児童・生徒としっかり向かい合って仕事をしたいと思う人は、三鷹市に異動希望を出したがらないと仄聞したことなどが動機です。

  そこでお尋ねします。

1 「にしみたか学園」の現状と課題について

(1)「にしみたか学園」の実践過程における課題をどのように克服しているか

 ア 教職員の意見はどのように反映されているか

「『にしみたか学園』の実践に関する検証報告書」には、「学園運営を円滑に進めるため、学園としての意思決定ルールをより明確にする必要がある。」とし、「学園長、副学園長のもと、学園運営に関する適切なルールづくりを行い、円滑な学園運営を図るとともに、教員全員が積極的に参画できる組織体制づくりが急務である。」としていますが、具体的には、どのように改善しましたか

イ また、同報告書では、「小・中一貫教育校の実践をより充実させるためには、教員一人ひとりがより主体的に 取り組む組織体制づくりが必要である。」とし、「教員間、学校間など情報連絡の円滑化と校務の効率化を図る ために、あらたな仕組みづくりと環境整備が必要である。」としていますが、どのように対応しましたか

 ウ 職員会議ではどのように論議されているか

  具体的には、「06年度実践に関する検証報告書」には、教職員間の認識のずれ、一部の教員への職務の  集中などは、どのように協議し、改善してきたのでしょうか。

エ 児童、生徒の意見反映はどのように保障されているか

2 08年度新規実施3学園の現状と課題について

(1) 「にしみたか学園」は、事業計画(案)の説明会などを通じ、保護者、児童、生徒、教職員、地域の人々が関  心をもって、「にしみたか学園」をつくってきましたが、新たな3学園では「熱い議論があった」とは認識していま  せん。どのように、そうした人々の意見を反映してきましたか。

(2)現状と課題は何か、保護者、児童、生徒からいかなる反応があるか。

 まだ、新規実施の3学園は間もないことで、実際のところ検証どころではではないのかもしれませんが、準備を進めてこられた二人の校長が直前に異動という事態、また、保護者、及び当該中学生から「意味がよく分からない」と疑問が私に、寄せられていますのでお尋ねします。

 2008年第1回臨時議会報告
◆会期:4月1日(火)

 三鷹市国民健康保険条例の一部を改正する条例

                                   にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

<質疑>
 先の岩田議員の質問と重なる部分がありますが、ご容赦願います。
後期高齢者保険証が75歳以上の世帯主には届いたが、その家族の国民健康保険証は届かないがどうなっているのだという声がある。
 つい最近、30日ごろ、国のほうは先ほど答弁があった通知をして周知をされているが、市民に送った「リーフレット」にも被用者保険から国民健康保険については、切替は載っていなかった。国民健康保険の無保険状態になる者が、厚生労働省の発表では、全国約7万人と推計されているが、三鷹市ではどのくらい出ると推計しているか。
広報などを使って周知徹底をはかる予定はあるか。
 大企業では、資格喪失に伴い国保加入の手続きをするよう指導がなされると思うが、中小企業では、そのような指導が充分されない可能性もある。場合によっては、医療保険を受けられないケースも発生すると思う。10割負担ということで、継続して診療が受けられないようなことがないように、医師会に要請する必要があるが、その予定はあるか

<再質問>
 医師会にはまだ、要請をしていないということか、継続して診療ができるように、医師会への要請をされたい

<討論>
 にじ色のつばさは、先の2008年度予算のうち国民健康保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計に反対した。
 その理由は、75歳以上の市民及びその家族に新たな負担が生じること、中低所得者にとっては過重な負担となり、安心して医療を受けるという制度とは程遠い、などである。
 本条例は、被用者保険から後期高齢者医療に移管されることに伴い、国民健康保険に移管される旧被扶養者のうち、65歳以上の者の国民健康保険税を減免するものであり、一定程度負担が軽減されることになる。国民健康保険税を年金から天引きすることについては異議があり、高齢者、年金生活者の生活実態からすると年金からの天引きには反対です。また後期高齢者医療制度は廃止されるべきことを申し添えて、本条例には賛成する。
 2008年第1回定例議会・3月議会報告
◆会期:2月28日(木)~3月31日(月)
<3月28日本会議・最終日> 3月議会採決結果・全議員の賛否一覧

「道路特定財源に係る暫定税率維持を求める意見書」(政新クラブ提出)についての討論 
にじ色のつばさ・嶋﨑 英治


 市民の今、一番関心事の一つであることから、少し長くなりますが、以下、反対理由を述べます。

 「道路特定財源」は1953年に自民党の議員立法によって成立し、74年4月から「緊急かつ計画的な道路整備」と称して上乗せの暫定税率が導入され、その後2度にわたって引き上げられてきた。1953年といえば当時の国道や県道の舗装率は5%程度であったが、現在は市町村道を含めても97%以上に達している。

 特定財源のうち暫定税率としてガソリンや軽油、自動車重量税などに上乗せされている分は全体で2.7兆円。ガソリン税は3月一杯、自動車重量税は4月一杯で期限切れを迎えることから通常国会で延長か廃止か、与野党間で激論が交わされている。昨日(27日)の記者会見で福田首相は、2009年度から一般財源化することを明言した。これは、世論と国会質疑で追い込まれた結果ではあるが、本意見書とは、まったく異なる方向と理解する。

 「道路特定財源」に対して国民の批判が強くなっているが、政・官・財はそれぞれの利権確保のために財源を手放そうとしない。「真に必要な道路」建設と称して、新たに10年間で59兆円もの「道路の中期計画」(国土交通省)をまとめた。昨日の記者会見で福田首相は、「道路の中期計画」については5年間に短縮するものの「新たな計画をつくる」とし、その強い意志を示している。地方の道路整備要望をあおり、「総額先にありき」を既成事実化しようとしていると言われても仕方ない。

 一方、自治体は、大規模な道路建設や高規格道路整備の地元負担金により借金がかさんでいる。住民が望んでいるのは人見街道のように生活道路の補修や安全・安心の改善である。ところが、新たな道路建設には手厚い補助システムがあるが、既存の生活道路を改修しようとしても国からの補助はないに等しい。巨大道路建設には金を惜しまないが身近な道路の財源は乏しい。このことは道路特定財源が誰のためか、何のためかということを如実に示すものではないだろうか。

 もちろん、「道路の中期計画」には国民の暮らしに欠かせない、また安全確保対策の施策も入ってはいる。しかし、その予算化に道路特定財源が不可欠ではない。まして上乗せ税率は不要である。三位一体の改革で地方交付税などを大幅に削減して自治体財政を苦しめている政府与党は自治体をだしにすべきではない。

 また、5%の消費税に加え、ガソリン税などが二重課税となっていることも問題である。原油に対する需要の高まりと、巨額な投機資金の流入によって原油が高騰し、それを価格転嫁できない運送業界や市民生活は苦しさを増している。すでに暫定税率の上乗せの必要性はなくなっている。本来の主旨にのっとって期限延長はすべきではない。

 この際、地球温暖化問題にも言及しておく。もとより、このことによってガソリン等の消費を高めない方策も必要である。エネルギー消費に課税し、地球温暖化防止対策を進める環境税の導入も検討されてしかるべきである。ただし、その際もCO2対策で経済界の自主規制にまかせるなどの対応を反省し、欧州各国のように政府が経済界に削減への義務づけを図るべきである。

以上をもって、本意見書に反対する。


 「地上デジタルテレビジョン放送の受信対策の推進を求める意見書」(公明党提出)について賛成討論

にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

 過去10年のテレビ受信機の総需要である約1億台を2007年7月までに地上デジタルを普及させるという高い目標となっているが、かなり厳しいと言わざるを得ない。

 いくつかの問題点の指摘と意見を述べる。
 
1 普及にあたって、35,000円未満は補助対象にしないとなっていることは、改める必要がある。国の方針でアナログ放送を中止するわけだから国民に負担がないようにすべきであること。
 
2 デジタル放送に切り替えることにより、BS放送が自動受信となり、見ない、見たくない人まで月額950円受信料を支払わなければならなくなることは避けなければならない。少なくとも国民からデジタル放送の押し売りだと思われてはならないこと。

3 100%普及に至らず、アナログ放送を中止したとき、混乱が生じること必至である。米国、韓国など諸外国では、目標年次を設定はしたが、普及率などを勘案して、国民間の混乱を避けるために2~3年延期していることに学ぶ必要がある。中継アンテナの設置が困難な地域もあること。

4 廃棄されるアナログテレビが、5,000万台とも1億台ともいわれ、それがどのように処理されていくのか、不法投棄や基礎自治体の負担を懸念する。国が責任をもって廃棄されるテレビジョンの安全処理をすることが不可欠であること。

以上を指摘し、なにがなんでも2011年7月実施を強行しないことを求めて、本意見書に賛成いたします。


<予算審査・6日目>

  ◆2008年度一般会計予算……賛成討論:にじ色のつばさ・野村羊子

 2008年度一般会計予算について討論する。

 格差社会、少子高齢化、そして地球温暖化と、今社会構造が変化する時代に直面して、行政としての姿勢が問われる中での予算編成である。
 これから多くなると予想される公共施設の改修・改築について、市は「ファシリティ・マネジメントの推進に関する基本的方向」を示し、組織変更をし、都市再生を推進する方向を打ち出している。「都市再生に向けたビジョン」を08年度内に策定するとしているが、具体的な長期計画を早期に示すこと、施設の改修・改築に当たっては、広く市民の意見を反映できる体制を作ることが必要である。

 三鷹ネットワーク大学においては、三鷹市のいう「指定管理料」にはそぐわない内容が前年度含まれていたことが質疑の中で明らかになった。2008年度は適切な管理運営がなされることを望む。

 文化費は年々増加傾向である。ただ建物をつくった、展示会をやりましたというだけで、本当に「三鷹市民に」文化施策を行ったといえるだろうか。文化のまちづくりのありかたをどう考えていくべきなのか今後検証していく必要がある。

 三鷹子ども憲章については、現在パブリックコメントを募集中である。子どもたちの意見を取り入れたというが、大人が子どもの権利の保障を約束するという子どもの権利条約を反映しているかというと、はなはだ不十分であるといわざるを得ない。積極的平和をうたう三鷹市にふさわしい、子どもの権利条約に基づいた子どもの権利条例の早期制定を求める。

 星と森と絵本の家については、所有権があいまいなままでの予算設定は公金の支出のあり方として多大なるを疑問を感じたことから、12月議会の際に上程された一般会計補正予算案において修正案を提出した。今回の質疑で建物は市の所有物となることが確認された。今後の維持管理の費用は、一般財源の中から執行され続けることになるので、その運用・事業内容については、慎重に検証し続けていくことが必要である。

 家庭ごみ有料化に関しては、「慎重な検討」という文言を「有料化を実施しない」と受け取る市民もいる。有料化を前提とせず広範な市民の声を聞き、更なる分別と減量への努力を重ねることが必要である。

 振り込め詐欺が相変わらず増えている中、消費者相談の更なる拡充は急務である。留守番電話での対応では、問題解決が図られず、被害が拡大する恐れがたぶんにある。夜間・休日も含めた相談体制の充実を図ることを求めたい。

 南部図書館(仮称)整備事業にあたっては、08年度では基本プラン作成となる。市民会議を設置するというが、その進捗状況などについてきめ細かな情報提供をし、市民の思いを生かすプランを作成すること。

 08年度予算について、施設の建替えがある中で市債発行を抑え、また、各款の予算編成にあたって、政府の「構造改革」等の推進により、市民生活にもたらされる「痛み」と「格差」の課題が顕在化していることへの具体的な対応として、三鷹市として配慮した予算であると判断し、賛成する。


  ◆2008年度国民健康保険事業特別会計予算・反対討論 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

 三位一体改革による国の税制改革、さらには医療制度改革に伴うここ数年来の様々な改革は、特に中・低所得者層への負担を増加させ、同時に高齢世帯を直撃し、医療費負担増が顕著になった。その結果、医療費を支払うことができなくなった世帯が生活保護申請急増となり、本市においても補正予算の組んで対応することとなった。
 配偶者特別控除の廃止、65歳以上への老年者控除の廃止、公的年金等控除の縮小。控除額が減れば課税対象となる所得が増え、所得税や住民税は上がり。最も大きな「痛み」を受けたのが、前年の合計所得が125万円以下の年金受給者(世帯)である。住民税非課税措置が廃止され、非課税だから受けられていた介護保険料の減免も奪われた。
 国民健康保険税が数倍に跳ね上がる世帯に、一定の経過措置をとったとはいえ、生活への影響は避けることができずに、日々の食費を切り詰める、外出を減らす、診療控えとなっているなど、自己防衛を余儀なくされている。それは、介護予防の観点からもマイナスになっていることはいうまでもない。
 さらに、それが国民健康保険税の現年度課税分の納期内納付率の悪化となっている。国民健康保険税の構造が年金生活者など、中・低所得者に負担が重くなっている事実、高額所得者については一刻も早く最高限度額56万円に引き上げることを求めて反対討論といたします。


  ◆2008年度三鷹市介護サービス事業特別会……賛成討論:にじ色のつばさ・野村羊子

 介護施設においても職員の確保が困難になっている現状がある。利用者が安心してサービスを受けられる職員配置とするよう、市が指導していくことを求めて、本予算に賛成します。


  ◆2008年度三鷹市介護保険事業特別会計……反対討論:にじ色のつばさ・野村羊子

 介護保険は、利用抑制といえる改正後、さまざまな矛盾が生じている。利用者の生活実態に合わせて、生活の質を向上させることが難しい状況が作られている。さらに、介護職員が人らしく生きることが難しい労働条件、事業所が柔軟な運営ができないような介護報酬のありかたがある。国の制度の問題ではあるが、三鷹市において、地域包括支援センターのあり方を含め、利用者の立場に立った柔軟な対応が求められている。またボランティアや、職員の熱意に頼るだけではなく、質を確保できるサービスが提供し続けられるような介護事業の展開を市が支援していく必要がある。
 第4期の計画策定にあたり、介護保険料について所得700万円以上 1000万円以上などを設定し、所得200万円以下の層を軽減することを求めて、本予算の反対意見とします。


  ◆三鷹市後期高齢者医療特別会計に反対する討論 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

 この特別会計は、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、後期高齢者医療に関する経理を明確にするため、三鷹市において新たに設置するものであるが、次の理由により本特別会計に反対する。
新しい制度でも、良い制度なら市民・高齢者は歓迎するが、悪い制度なので制度が知れ渡ればしれわたるほど、怒りが広まり、かつ高まっている。また、「6ヶ月の凍結」ではなく、国会での審査により、制度そのものの廃止を期待する世論、高齢者の声も高まっている。
また、3月末でその「役割」を終える「老人保健法」は、その後の社会保障制度の後退・国庫支出金削減の引き金にとなった事実経過を踏まえると、「老人保健法」の延長線上にある後期高齢者医療制度は、社会保障制度の更なる後退に繋がることが必至であることから、次の諸点を指摘しこの特別会計に反対する。

1 法に基づくものとして、また東京都広域連合として当面いくつかの軽減策等がとられているが、収入の少ない高齢者にとって保険料が過重な負担になること。新たに保険料を支払わなければならなくなる高齢者も含めて、確実に保険料負担が増える高齢者が多数生じること。
2年ごとの見直しで、後期高齢者の増加に応じて、ほぼ自動的に保険料が引き上げられる仕組みになっていること。など高齢者の生活実態を無視し、高齢者自身に負担を強いる制度であること。

2 東京都後期高齢者医療広域連合議会の「緊急要望書」が指摘しているように、「本来、後期高齢者の医療制度は、国の責任の下に、国民皆保険の一環として国民が安心して医療を受けることで健全な生活を保障する制度であり、その費用は国が責任を持って負担すべきもの」であるにも関わらず、この新制度構築の最大の狙いは、国の医療財政負担の削減そのものにあり、国が自治体及び市民にその責任を押しつけていること。

3 障がい者や被爆者等と同じくこれまで75歳以上の人は、保険証を取り上げることを禁じていたが、制度上はこれが廃止され、今後はこのような人道的配慮がなされなくなる恐れがあること。

4 75歳になったとたんに、現在加入している医療保険から全員が脱退させられ、後期高齢者医療制度に強制的に加入させられてゆく。その結果、今まで被用者保険の扶養家族になっていた75歳未満の人は、国民健康保険に移行させられる。また、「個人加入」としながら、世帯単位で所得を認定するなど、様々な制度矛盾を抱えていること。

5 75歳以上の人は、まさに悲惨な戦争を体験され、敗戦後、この国の復興・再建のために懸命に働いてきた人である。そのような人々に国がすべきことは、日本社会には77歳=喜寿、88歳=米寿、90歳=卒寿、99歳=白寿というように長寿の方を敬い、祝うことことであり、朝日新聞投書にあったように「『あの世に早く行け組』に編入させられる感じだ」と思わせるようなことはしてはならないこと。
  後期高齢者色医療制度を新たにつくるというのなら、「75歳になりました。長生きしておめでとうございます。今日から医療費は心配ありません、安心・安全の医療が受けられます」。これがすべき政治であること。

以上の点だけで考えても後期高齢者医療制度は「生命と安全を守り、高齢者の心身の特性にふさわ
しい制度」という掛け声とは裏腹に、高齢者の皆さんが長生きしてよかったと思える制度とは程遠いものである。高齢者の命をおろそかにする国に未来はない。国において4月実施は中止・廃止すべきであることを主張し、三鷹市後期高齢者医療特別会計についての反対討論とする。


<予算審査特別委員会・5日目>
 
  ◆2008年度予算(案)について 総括質疑 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治

 予算編成にあたって、政府の「構造改革」等の推進により、市民生活にもたらされる「痛み」と「格差」の課題が顕在化していることへの具体的な対応として三鷹市としてできるベターな政策、予算であることを各款審査を終えて、改めてそう評価したうえで質問する。

1 生活保護について
北九州市で生活保護をめぐってあったことを昨年の2月、NTVが放映し、社会的な問題となった。申請を認めない市の課長、弁護士の同席も認めなかった。そして7月「お結びが食べたい」と日記に書き残して、男性が餓死していた事件があった。北九州市は申請書を一人10枚に制限しており、超えると出世ができないと職員が証言をしていた。
 生活保護はまず申請を受ける。そのことを改めて職員に徹底されたい

2 保育園の運営形態について、中央保育園建替えにあたり、公設・公営の決断を市長はした。それは良質な保育を確保するために欠くことのできないものとしたことは素直に評価したい。
 一方、学校給食の民間委託について質問する。駅前保育所は、民間法人が撤退を余儀なくされ、三鷹市福祉事業団が後をうけた。学校給食について事業者が撤退したときに直営に戻すこともあるか

3 憲法・平和事業計画について
資料に記載されているように、また「憲法手帳」に記録があるように1980年からこれまですすめてこられた事業は、憲法99条が定める、憲法を尊重し擁護する義務を市長をはじめ市職員が果たしているものと大いに評価する。
 また、こうした事業の継続は、「三鷹市平和条例」が示す積極的な平和施策の展開につながっているものだと思います。それは憲法12条が規定する「不断の努力」だと思います。
2003年3月20日、イラクへ米・英軍が先制軍事攻撃を仕掛けたとき、私は武力では解決しないという緊急動議(決議)を提出し、賛成多数で可決・採択された。以来1年3ヶ月で米軍が費やした軍事費は1114億ドルほど、日本円にして約13兆円。これは、当時のイラク国民が1日も働かずに8年間生活していける。それはまた、その間に生み出したアメリカの医療保険に加入できない人4700万人、医療を受けられずに死んでいった人を救うことができる金額だ。
 米国の正規兵の死者はまもなく4000人に達しようとしている。死んでいったイラクの人々は15万人とも推計されている。いかに戦争は愚かで、無駄であるか。
 地道に、各自治体が三鷹市のような活動を市民ともに活動を続けることが真の平和への道だと確信する。引き続き憲法・平和事業に力を入れてもらいたいが、市長の考え方を聞く

4 一般家庭系のごみの有料化について
三鷹市から有料化問題が惹起されたとき、有料化をする前に、ごみ減量化・資源化でやることがあるとして、議会もそのことをただし、市民は一生懸命減量・資源化に心がけてきた。
しかし、有料化をしても根本的にごみは減らないことが実証された。市は、ごみ有料化検討市民会議で審議し、有料化の理由を減量から費用の公平負担を期すと変更した。
それは42.195キロメートルを走って、ゴールしたら。ゴールはここではないというに等しいと受け止めている市民がいることは事実である。今日のごみ問題は、企業が製品がごみになったときのことを考えずに自由に生産してきた結果が処理の困難なものの氾濫になり、ごみ処理費の増大をもたらした。
従来、税金乃至有料制であった廃棄物処理費用を事業者に負担させる。経済学でいう「外部費用の内部化」が今一番求められている。外部費用の内部化による拡大生産者責任の具体化、まっとうだと思う。一般家庭系ごみの有料化で喜ぶのは企業である。有料化は拡大生産者責任に水をさすことにならないか。
 どのような有料化を考えているのか定かではないが、ごみの量で料金をとれば、手間がかかり、質の問題は解決しない。従来、家庭系ごみの収集は税金でまかなってきた。その原点に立ち返って考えて欲しい。消防事業は市場原理では成り立たないことに通じる。

 分別の徹底について
市民ができることがまだある。1.8ℓの酒、醤油瓶は持っていくと5円でひきとる小売店がある。市の委託業者が回収し、事業者に売ると1本2~3円にしかならない。税金を使って回収・運搬して売却は2~3円では二重の損出になる。回収店の拡大をされたい

 その他プラスチックが清掃業務の大きな課題となっている。DランクをAランクに引き上げ、持続させるために、ホテルにあるカミソリが一個入っただけでDランクになってしまうことなどを動画にしてインターネットに流す、若い人を啓発してゆく。こうしたことはできないか

5 庁舎の管理業務委託
新年度庁舎の管理業務委託会社が過日の入札で変わる。現在より1000万円ほど安いという。
現在の会社と新会社との関係はどんな関係か。
雇用問題は発生していないか。年金と賃金で何とか暮らしていける人は新会社で働くことを希望するが、他の方は賃金が安くて希望しないかも知れないと言っていた。
5年の経験で警備、電話交換、受付にようやく慣れ、順調に行き始めた矢先に新会社である。5年前にも同じ心配をし、質問もしたが、本当に大丈夫なのか。

6 本庁舎で働いている庁舎管理の委託職員を除き、臨時、嘱託、再任用職員はどのくらいいて、福利厚生はどのようになっているか、勤労者互助会に加入できないのか


<2008年度予算審査・4日目>

  ◆特別会計についての主な質問事項  にじ色のつばさ・嶋﨑 英治


Ⅰ(施政方針 P135)国民健康保険事業特別会計
Q1 最高度額を56万にすべきではないかという会派同僚委員から質疑があったところだが、確認の意味で質問する。50万(後期高齢者医療保険)に下げるという動きはないか

Q2 「新年度から、年金未納者の国民健康保険証を取り上げる」という国の方針に変更はないか

Ⅳ(施政方針 P141)介護サービス事業特別会計
1 「牟礼老人施設はなかいどう」について
Q1 先の委員の質疑で、市側の答弁は「人財確保が困難。その理由は夜勤云々」とあった。夜勤体制に入る職 員で正規職員と週40時間労働の契約職員が混在した状態で今も行われているか

Ⅴ(施政方針 P142) 介護保険事業特別会計
1 不正請求対策について
Q1 東京新聞2月19日付けの一面トップ記事:『介護保険Gメン 豊島区が充実へ 探偵並みに望遠レンズ、レンタカー』 という見出しで、「豊島区は、高齢者の介護サービス事業者の不正を区職員が張り込みや尾行で摘発する体制を、四月から拡充する方針を固めた。専従を増員、張り込みで使うビデオカメラや望遠レンズ購入費、レンタカー使用代などを予算化し、介護報酬不正請求の現場を押さえる」と報道し、「都は新年度予算案に、区市町村の指導・監査体制強化の支援として、一億八千六百万円を計上。現場の増員などを後押しする方針」と伝えられているが、東京都はどのような要請を三鷹市にしているか

Q2 09年度~11年度までを計画期間とした第四期介護保険事業計画の策定に取り組むとあるが、予てから主張、要請している介護保険料について、所得700万円以上 1000万円以上などを設定し、所得200万円以下の層を軽減する考えはないかか

Ⅶ(施政方針 P145)後期高齢者医療特別会計
 制度が市民に浸透するにつれ、また実施が近づくにつれて、高齢者の怒りが全国的に広まっている。全国の自治体から政府に寄せられた中止・見直しの意見書がどのくらいあるか。国会での舛添厚生労働相の答弁では、3月11日までに本省、当局に届いたものの総数で484件、全国の自治体の3割近くを占めている。こうした事態についてどのようにとらえているか、まず、お伺いする。

Q1 収入の少ない高齢者にとって保険料が過重な負担になる懸念は不要か

Q2 三鷹市で新たに保険料を支払わなければならなく人はどのくらいになるか

Q3 後期高齢者の増加に応じた2年毎の負担割合引き上げが制度化され、給付費総額が増大することも確実であり、こうして、ほぼ自動的に保険料の引き上げが行われる仕組みになっていると認識するが、私の認識は間違っていないか。
 また、給付費総額を押さえ込もうとすると、受診抑制につながると認識するが、間違っていないか。

Q4 制度上、保険料を滞納すると保険証が取り上げられる。これまでは75歳以上の人からは障がい者や被爆者等と同じく保険証の取り上げることを禁じていたが、今後はこのような人道的な配慮もなくすというのが国の方針のようだが、この認識でよいか

Ⅱ(施政方針 P139 P150)下水道事業特別会計
1 「都市型水害対策事業」について
Q1 学校の校庭などに一旦水を蓄え、上から徐々に流していく調整池設置について検討状況について。

2 (資料 P41)汚泥処分量推移について
Q1 汚泥処分量の減量の原因について
   2005年度 実績:5,850.1t
   2006年度 実績:4,859.8t
   約、1000t近く処分量が大幅に減っている。
   2007年度 見込みでも5,100t。
  これはどのように処理方法を改善した結果であるか

3 (資料 P41-2)水質の推移について
  東京湾の富栄養化といったらいいのか、この環境問題と下水の水質、とりわけ総窒素量、総リン量とは大いに関係が深いと認識する。この測定値の変化とBOD及びCODの変化は何によってもたらされているのか

Ⅵ(施政方針 P144) 受託水道事業特別会計

1 都の経営改善計画について
Q1 浄水場、配水場の無人化で問題はないのか

Q2 「逆委託」解消後、水道事業はどうなる

Q3 市民から相談があり、水圧上昇化により、マンションの配水を直結方式に切り替えることを紹介し、大変喜ばれた。水圧強化について市民などの評価はいかなるものか
<2008年度予算審査・4日目>
第10款 教育費

1 (予算書 P295-4 施政方針 P111-1)施設修繕事業費
Q1 安全でおいしい水について 何か問題が起きてこの事業を行うのか

2 (予算書 P299-2)学校給食について
Q1 委託事業者のパートタイマーの募集状況 時給はいくらか
Q2 栄養士の役割及び自己都合退職がここ数年相次いでいるが、後補充は行えているか
Q3 食中毒の責任の所在
Q4 派遣と請負の問題。公の職場で「偽装請負」があってはならないこと。あった場合は、委託から撤退し、直営に戻すべし
Q5 給食回数が新年度から増えるが、カリキュラムに影響はないか

3 (予算書 P319-1)図書館について
Q1 1971年以降、以降専門職として司書を採用していないが、今後の方針はどのように考えているか

4 (予算書 P292 P300 P308) 
環境学習について
Q1 地球温暖化問題などについて、現場の職員を招いての授業、副読本作り計画はあるか

第11款 公債費

市民センターの建替、東側隣地の利用計画、ファシリティーマネージメントなどからみて、公債費についての長期的視野にたった考え方は如何に

 歳入について

1 市税収入について
Q1 個人市民税対前年比3億6974万円増の理由
(1) 納税人口増の内訳:老年者控除廃止による増と純粋人口増によるもの
(2) 市民税6%フラット化による影響について 10%→6% 3%→6%によって3億67974万円増と理解してよいか
Q2 固定資産税対前年比1億6687万円余増という傾向はどのくらい続く見通しか

Q3 たばこ税増収、前年比1億1184万円余増の原因とたばこ税に対する市の基本的な考え方

Q4 軽自動車の盗難による滞納件数、不能欠損件数

Q5 生活再建への誘導としてケースワーカー経験者を配置する考えはあるか

2 (予算書 P41)保育料調整について
Q1 増になる世帯は発生するか

Q2 保護者にどのように説明するか

3 (予算書 P83)ごみ処理事業受託事業収入について
Q1 調布市からの受託事業集と東京都23区での処理受け入れ問題の進捗状況
【嶋ちゃんの一口メモ】
 現在、三鷹市は調布市の可燃ごみを37,000円/tで引き受けています。調布市は多摩川衛生組合などにもお願いし、約10億円ほど予算をつけています。調布市の可燃ごみを東京都23区のごみ処理場が12,500円/tで引き受けてくれたら、財政負担が軽減されます。しかし、23区は多摩地区のごみについては広域支援体制をとりません。

<2008年度予算案審査・3日目>
第4款 衛生費

1(施政方針-P77-3)妊婦健康診査の公費負担の拡充について

Q1 一人でも多くの子どもを安心して生み、育てることの環境を整備しようということで、市長はいろいろな部署での支援策を考えて、できる限りのことを政策化したのだと認識する。そこで、妊婦健康診査の公費負担の拡充についての市長の基本的な考え方を、確認の意味もふくめて質問する。

Q2 妊婦健康診査の公費負担について2回から5回までに拡充するが、どのような効果が期待できるのか。
  また、三鷹市の妊婦の平均受診回数は何回か

Q3 「実家」とか里帰りとかで都外に一時居住する場合でも適用されるのか
 5回に回数を増やすが、妊娠前期・後期の制限はなくなるとのこと。都外に里帰り、たとえば青森県にする人は、帰省する前に券を使うということになるのかも知れないが、回数を増やし同時に前期・後期の制限をなくした意味は、妊娠後期のほうが様々な障害が起こりうるということを配慮した結果だと思う。したがって都外一時居住者に適用できる仕組みが求められている。都外一時居住者も利用できるよう改善されたい。

<参考>
桶川市 第2子以降の妊婦健診、14回まで無料に-桶川市は、第2子以降を出産する妊婦の健診費用について、14回まで無料化する方針を決めた。市外にある実家に帰って出産する場合も対象とする。健診費は、いったんは妊婦側が負担。出産後3か月以内市保健センターに申請し、母子手帳の記録を元に払い戻す仕組みとする。健診費の無料化は、経済的負担の軽減が目的。加えて、妊婦健診を受診せず出産に救急で駆け込む事例もあることから、母体と胎児の安全を確保する狙いもある

<参考>全国的には2回から一気に10回に拡充する方向(仙台市、千葉県・長生村、長野県・飯綱町、愛知県・江南市)。

2(施政方針 P78-4の) 健康診査の実施、健康診査関係費について
特定健康診査に加え、原則としてその他の検診項目を継続して実施することにより従来の基本検診の水準を維持し、さらに肝炎ウイルス検査を拡充し、肝炎の早期発見・早期治療を促進するとしていることは、率直に評価します。「原則」としていうことの意味はどういうことか

3 予算書 P-216 清掃費について

Q1 本年30億4861万円余、前年比958万円余が増えている。拡大生産者責任が具体化され、生産者が本来の責任を果たしたらどのくらい削減されるか

Q2 予算書 P219-2.塵芥処理費 排出抑制事業費
 家庭用生ごみ処理装置等購入費助成金に関連して
マンションが増えている折、ディスポーザーで生ごみ処理をするところもあるが、そのマンションで一定の処理をしているのか。堆肥化ではなく、ベランダや台所で中込を乾燥させる簡易な装置はないのか。堆肥化による循環が難しければ、生ごみの乾燥化による減量の研究を進めて欲しいという住民要望がある。市はどのような考えるか。

Q3 P219-7 ペットボトル・プラスチック・有害ごみ収集関係費に関連して質問する。
 環境省は3月7日、ペットボトルを瓶のように何度も再利用できないか、検討を始めた。ペットボトル飲料に預かり金を上乗せして販売し、回収を促すデポジット制導入も併せて論議し、1年以内に結論を出すとのこと。
 背景には、細かく砕いて繊維製品やペットボトルの原料にするよりは、再利用の方が温室効果ガスの排出を削減できるということがあるが、動機はともあれ、国のこうした動きは歓迎したい。問題は、収拾・運搬を自治体の費用で行うのでは意味が無い。しかるべき時期に、国に対してデポジット制度などにより、生産者が費用負担して、責任を持って回収し、再利用する仕組みにするよう働きかけをされたい。

4 第5款 労働費
(施政方針 P83-1)就労支援情報の提供の充実について
『相談窓口ガイドブック』の充実を図るとあるが、次のようなことは掲載されるのか
(1) 解雇すると言われた時
(2) 仕事中に怪我したり、事故(交通事故も含む)にあった時
(3) 給料を来月から下げると言われた時
(4) 今年はボーナスが出ない、と言われた時
(5) 残業代が支給されない時

5 第6款 農林費
(施政方針 P85-2)新たな都市農地・農業保全策の検討・推進<都市農業活性化事業関係費>について
農地の残留農薬が課題になっていると思う。このプログラム検討の中には農地の残留農薬問題は含まれているのか

6 第8款 土木費
(予算書P249-4)市道維持補修事業費について
 昨年、NHKテレビ・ワーキングプア特集で、Iさんが三鷹市の道路清掃作業で働くことができるようになり、「人間としての感情を取り戻すことができた」と彼のインタビューが放映され。三鷹市は全国的に注目されました。
 この事業費がそうした失業者の生活再建に役立てば何よりだと思う。この事業は継続するか。

 <予算審査2日目>民生費について質疑した。

私の持ち時間は8分(往復)になったので、次のことに絞って質問した。

1 障がい者自立支援介護給付事業費に関連して
 地方の施設に入所している障がい者が夏休みに親元に帰省できなくなった事実はないか

2 家庭福祉員事業費について
 予算説明書と資料(18-4)の違いはなにか
 待機児削減策として認証保育所入所者への補助、家庭福祉員の充実が必要ではないか

3 子ども家庭支援センターのびのびひろば管理運営費
 子ども虐待防止マニュアル等印刷費に関連して
 DV対策リーフレット(「配偶者やパートナーからの暴力になやんでいませんか」)を配布し、反響はどのようなものであったか。「子どもホットライン」の開設が必要ではないのか

≪今日の予算審査から≫
◆(耐震診断の結果、建替えをする)中央保育園を公設・公営にする決断をした。
 それは、良質な保育を確保するには、「公設・公営」が必要であるから。
【嶋ちゃんの一口メモ】
 これは、保育所の運営形態について、公設・民営を推進するのが会派方針とするY委員の質問に清原市長が答弁した趣旨です。清原市長のこの姿勢は評価します。

<予算審査特別委員会・初日>
 総務費では、次のこと質疑した。

1 労働安全衛生管理体制/産業医の職場巡視について
(1)(労働安全衛生)法は、少なくも毎月1回作業場を巡視し、健康障害を防止する措置を講ずるとなっている。先の委員の質疑で時間外労働の基準を超えた人は、所属長と一緒に産業医が呼び出し、事情を聞いているとのことだが、当該の職場を実際に巡視してもらうことが必要ではないのか。

(2)過去5年間、産業医の勧告はあったか、あればどのように対応してきたか

(3)専任の衛生管理者は職場巡視を行っているか。また、衛生管理者資格取得の受験状況はいかなる実績か

2 住基ネットについて
 最高裁判決(08年3月6日)の判断部分はわずか4ページ、原審の判断は要約だけで8ページ以上、主権者である国民の権利の観点から判断している。
 憲法13条は、国民の私生活上の自由が公権力行使に対して保護されるべき者としている。通り一遍の法規や制度があれば十分だとして、自己情報コントロール権を制限してしまった。
 最高裁は「住基ネットの外で行われるデータマッチング」が違反かどうかは住基ネットとは関係なく、「住基ネットを使ったデータマッチングがされる具体的証拠はない」と斬ってしまった。
 愛南町や北秋田市では漏出した。また、大阪高裁は、自衛隊適格者情報のデータマッチングにをとらえて、外部マッチングの危険性を指摘していたのに…。
 三鷹市の情報セキュリティーは全国的にしっかりしているとの評価である。だからこそしっかりとそうしたことを踏まえて対応すべきであること。先の委員は、他のサービスを付加してとのことだが、個人情報が様々蓄積されて一元的に管理されることの怖さがある。慎重に検討すべきものである。
 また、e-taxとして確定申告が便利になるということで住基ネットカードを利用増を国は見込んだが、思ったほど増えていない。それは権力が情報を管理することへの国民の不信があるからである。

【答弁要旨】最高裁判決についてのコメントはこの場では避けたい。

3 公用車(特別職)の使用コードについて
 かつて、公用車の運転職員が時間外労働年間1000時間超、2000時間超ということがあり、帰路はタクシーにするなど削減する策をとった。こういう場合は往復公用車、この場合は帰りはタクシー、タクシー券とか明確にしたほうがいいと思うが、そういう考えはあるか

【答弁要旨】公用車も1台削減した。公用車は他の特別職の皆さにもっと使って欲しいと思っている。

4 市民協働センターについて
 この事業が計画されたとき、仙台市の市民活動サポートセンターを視察した。早く追いつき、追い越せと期待してきた。市民との協働にとって重要な役割を果たしている。現在の到達点はどのへんか。

【答弁要旨】仙台市の市民サポートセンターも調査した。三鷹市には三鷹市なりの協働センターのあり方がある

※会派同僚議員の野村羊子さんが会派の中心として質疑を行っているので、私の質問項目は少なくなっている。

【嶋ちゃんの一口メモ】:最高裁判決は、酷い、本当に酷い。
秘匿制度が高いから住基ネットの目的外に利用されないかどうかを厳格に判断する必要があると思うのだが。
 管理方法が厳格なら自己情報コントロール権性は薄くなるという論理展開は、主権者である市民が持つ本能的な意識に大いに反すると思う。
 住民基本台帳情報は、あくまでも個人に帰属するものであり、自治体や国家のもではないことを一時も忘れてはならない。

○3月10日、総務委員会に付託された議案と質疑した主な項目は次の通りです。

◇第2号議案:三鷹市組織条例の一部を改正する条例→賛成
▼新設する公共施設課に教育委員会に属する施設の設計・建設を担当していた施設課の一部が統廃合され、一元管理されることから、かつてあった公共建物の高さについて住民との約束を守らなかった事件再発防止などしっかりした対応をすること
▼公共施設の建設においてこれまで何回か繰り返された休憩室がないといった事態を防止することと、衛生管理者の資格を持った職員を配置すること
▼新設の特定検診係には十分な人員の配置をすること

◇第3号議案:三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例→賛成

▼中国残留邦人等のに対する支援給付事務の係新設にあったっては、生活保護担当窓口ではないこと、職員配置にあったては日中の歴史認識のある人、医療のわかる人を配置し、事前の制度変更の説明を丁寧に行うこと。

◇第4号議案:三鷹市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例→賛成

▼この議案は直接的には退職手当の引き下げ方針に伴い、調整額を新たに支給するというものであるが、いくつかの問題点が内在する。

1 55歳で昇給停止、昇任・昇格試験受験資格年齢制限があること。

2 労務系職員系職員・行政職二表適用職員と非現業・行政職一表職員と格差が生じること

3 給与引き下げの背景にはラスパイレス指数の引下げを意識しているのは事実と認識する。
  ラスパイレス指数には様々な矛盾点が内在し続け、学歴差別をある意味で容認することに繋がってい
る。国と基礎自治体の職員を学歴を含め同等と設定すること自体に無理がある。

4 育児休業取得者に対する取得期間の除算を2分の1から3分の1に改善したことは評価するが、育児休業制度の更なる改善と除算期間の短縮が必要である。

 以上を指摘して 賛成いたします。


◆2008年度予算・代表質疑 にじ色のつばさ・嶋﨑 英治


 今回、代表質疑をするにあたって、様々な項目を立て、会派で検討した。4番目なので他の代表質疑者と重なることを考え、ファシリティーマネージメントのあり方と多摩青果跡地利用計画については予め割愛した。それでもこれから質疑する5項目は重なるところがある。そのあたりのことはご容赦いただきたく思う。

Q1 格差拡大社会の中にあって市民生活の現状をどうみるか 
   何を重点に予算編成したか

 市長は、施政方針の『はじめに』にのなかで市民生活を取り巻く状況を「日本経済は、7年目に入る戦後最長の景気回復が続いているといわれるものの、このところの身近な商品の相次ぐ値上げは市民生活に大きな影響を及ぼしています」ととらえている。
 また、後段では、「政府の『構造改革』等の推進は、国・地方の政府間関係や税制などの行財政制度、年金、医療、介護、福祉などの社会保障制度に大きな変化をもたらし」とし、「『ワーキングプア』と呼ばれる人々の増大が指摘されるなど、市民生活にもたらされる『痛み』と『格差』の課題が顕在化していると言わざるを得ません。」と情勢分析しています。
 この分析については、政府の政策によって格差社会が拡大していると従来より踏み込んでいると私は思います。それほど誰の目から見ても、つまり「格差社会」といわれている現代の日本は貧富の差が拡大していることを勤労国民は認識したのだと思う。それが参議院選挙における有権者の選択であり、生活改善を渇望している勤労国民の正直な姿だと思う。
 そこで、今回の予算編成にあたって一番留意したことは何か、そして、ここは終わった、こことここに「選択と集中」をしたという重点的な施策を 再確認の意味で総括的にあげられたい。

Q2 民生費の増加傾向について


 民生費は、2006年度から予算ベースで41.5%(決算40.2%)になり、以後増え続け2008年度予算では42.1%になっています。こうした現象面をとらえ、一部には「民生費に予算を配分しすぎ」との批判もあるようですが、事業内容や財源比(特定44.4%、一般55.6%)などを分析してみると、この間の政府のとってきた競争社会をあおり、勝ち組優先、大企業、高額所得者優遇政策を進めてきたことによる、半ば必然のセーフティーネットでの市民生活への支援策だと思う。
 1995年以降2005年までの生活保護世帯数及び被保護世帯者数の推移は、お渡しした「表 1」の通りです。1995年に被保護者数が1335人まで下がりました。その後上昇を続け、日本列島総体では、04年10月に生活保護需給世帯数が100万を突破し、その後も増加し続けています。三鷹市においては05年1936世帯、2490人になった。
 三鷹市の統計・世帯類型別被保護世帯の推移(表 2)で見ると02年度総数1579世帯のうち高齢者世帯は647(40.98%)、06年度は1990世帯のうち780(39.20%)で40%前後を推移している。一方で老齢加算が04から3ヵ年にかけて全廃された。これは、高齢者にとっては大きな打撃となった。更に医療制度「改革」により、医療費を支払うことが困難になり、医療費を支払うために生活保護を申請するという世帯が増えている。その結果が、07年度一般会計補正予算第5号のうち、生活保護費・扶助費補正額67,126千円、うち国庫支出金50,346千円となっているのではないか。

 この間の、民生費の増加傾向は、競争至上主義ともいわれる小泉内閣以来、顕著になった新自由主義政策がもたらした必然だと思う。そして税金の使い方としては憲法25条の要請にある程度対応したまともな方だとは思うが、市長はいかがお考えか

Q3:後期高齢者医療制度について

 この制度を論じる前に、どうしても触れて、総括しておかなくてはならないことがある。それは、「老人保健法」が2008年3月末で25年のその役割を終える。この稀代の悪制度について、批判的に検証しておく必要がある。なぜなら、この老人保健法に込められたその企図や本質について、この25年間にマスメディアが解説・報道したことも、研究者などが検討・論評したことも、私が知る限りでは残念ながらない。
 1982年制定、1983年施行の老人保健法は、その「役割」を終え廃止される。そして、その「役割」は高齢者医療確保法に引き継がれることになる。したがってその総括は欠かせなと思うからだ。
思い起こせば、中曽根第二臨調・行政改革攻撃の中で、民(私)営化攻撃、公務員攻撃、老人攻撃が展開された。その老人(医療)攻撃のキャンペーン・デマ宣伝を背景に、この老人保健法が制定されたと認識する。
 この法で企図されていた改革=改悪は、「老人医療制度を改革」を名目に、あれこれと老人の生活をスケープゴート的に取り上げ、キャンペーンをはり、老人医療無料化を潰し、そのことをテコに公費医療・福祉医療、さらには医療制度全般に波及させ、改革=改悪へと進んでいった。そして国の財政負担を軽減・削減することが実行されてきた。その際言われてことは「持続可能な制度設計への改革」だった。それは、今も人々の暮らしを守ってきた社会保障制度を国が改悪しようとする時に使われる“常句”となっている。「持続可能な云々」が出てきたときには、「国の政府が負担軽減され、国民生活は持続が困難」と思うようになった。
 
そこで質問する
(1) 市長は老人保健法(制度)の25年をどのように総括しているか

(2) 東京都の広域連合議会の「緊急要望書」が指摘しているように、「本来、後期高齢者の医療制度は、国の責任の下に、国民皆保険の一環として国民が安心して医療を受けることで健全な生活を保障する制度であり、その費用は国が責任を持って負担すべきもの」であるにも関わらず、今回の制度構築の最大の狙いは、高齢者の病気治療や健康の保全ではなく、医療財政負担の削減そのものだ。ずばり、おたずねする。後期高齢者医療制度は高齢者に何をもたらしますか、高齢者にとって長生きしてよかったと思える制度ですか。

Q4 ユビキタス社会について

 「ケイタイ」端末の便利さは何人も否定し得ない事実です。電話とメールとインターネット機能を子どもからビジネスマン、高齢者まで「ケイタイ」一つでいつでもどこでも満喫しているかのような日本社会、まさにユビキタス社会の到来ともいえる。
  「ケイタイ」の便利さはその通りで、質問している私も必需品の一つになっている。しかし、現代人の生活態様がすっかり変えられてしまったような気がしてならない。とても気になる。歩きながらのケイタイ、ハンドルを握りながらのケイタイもまだ見かける。電車に乗る人の二つの類型がある。一つは、ホームで電車を待つ間も惜しんでケイタイを操作しながら電車に乗り込む。もう一つは電車に乗り込んだとたん、あるいは座席に座るなりケイタイ操作を始める人たち。質問している私にも思い当たる節はないわけではない。いずれもケイタイ愛好家と呼ばれる人たちは同じ電車に乗りあわせた、まわりの人たちには全く関心を示さないことは共通している。
 こうした都会の生活者の実情で鑑みる時、「いつでもどこでもだれでも」というユビキタス社会は、一人ひとりがケイタイを壁にしてしまって、自ら人と人とのつながりを分断化して、他人に無関心になってしまっているのではないかと危惧する。
 実は、私の姉は不治の病、悪魔の病とも言われるALSに罹病し、このままいくと予後は2~3ヶ月
とのことで、離れたところにいる人への即座の連絡コミニュケーションはケイタイメールだ。だからその便利さを否定するものではない。
  そこでおたずねする。
(1) 三鷹市のユキビタス事業推進にあたっては、予め負の影響を考慮した上で実施して欲しいと思うがいかがか

(2) 労働態様の変容があり、過労。ストレスがITによってもたらされてはいないか
 私が小学生の頃は。字を書くには鉛筆が必要であり、芯はナイフで削りだしていた。小さな切り傷をしながら“痛み”を自覚していった。その体験は大きな怪我を予防することに役立っていったと確信する。
やがて人は鉛筆削り器を発明し、ナイフを追放し、それもはじめは穴に鉛筆を入れ、刃にあて、鉛筆を回す小さなものだったた。それが、鉛筆は固定し、ハンドルを回す式になり、小さな子どもでも上手に削れるようになったと思いきや、あっという間に電動になり、もう一方でシャープペンシルという便利なものも発明された。
 もう一方で字を書く便利なものはワードプロセッサーの出現だ。これは鉛筆とナイフという関係をはるかに超越した水準で発展し、パソコンに組み込まれることによって飛躍的に便利になった。
パソコンの発展は全て万々歳なのだろうか検証をしてみる必要があります。パソコン依存三現象を上げることができる。
1) パソコンのなしでは仕事にならなくなっているほど日々の仕事や暮らしに深く潜入している
2)長時間使用で視覚や筋骨格系への負担(頸肩腕障害、腰痛など)、ストレスが大きいことはパソコン使用者に共通する
3) 字は読めても書けなくなっている。それは若年認知症に繋がっているとも言われている。さらに辞書を引かなくなったことによる思考の停止
  
 などをあげることができる。このようなことは小さなことではあるが。将来人間に何をもたらすかは、今のところ不明ではある。しかし、何か黄色信号を発信しているような気がしてならない。
 ケイタイにしろパソコンにしろ技術革新とりわけ情報技術(IT)の発展は、人間生活の奥深く侵食し、一時も手放せなくなっているのではないか。私も、心への侵食を危惧する一人だ。仕事や生活の能率化と迅速化が格段に上昇し、気ぜわしさに追われるような日々になっている。
 コンピュータに象徴される情報技術(IT)は人類が生み出した最高峰の技術の一つであり、それを賞
賛してもしきれないほどすばらしいものだと思う。問題はこのITの利用の仕方にあると思う。
 職員の働きざまについておたずねする。
 ア 本当は相手の顔を見、声の調子を聞くことが大切なのに、会話(話し合い)を放棄して、IT利用に翻弄されていないか
  
イ 人は休息を取ることによって次の元気と活力を養ってきました。これは有史以来変わらない人の特性といわれていfる。近年、「どうも疲れが抜けきれない」という職員の声を耳にする。労働科学研究所の研究では、それはIT技術の深化との関わりを基盤に、長時間過密労働化、24時間労働化、「感情労働化」が進んだためとしています。ユビキタス社会はますますコンピュータに依存する労働態様になることは必至ですから、ITと働き方の検証が必要だと思うが、市長はどのようにお考えになるか
   
Q5  財政健全化法施行に伴う三鷹市の対応について

(1)財政健全化法は07年度決算から適用される。7月上旬には「決算案」は固まり、末には公表が可能になる。つまり、これまでの議会日程でいけば、各自治体の決算審査の前に、東京都、総務省は自治体の「決算・財政状況」を把握していることになる。
 9月議会の決算では遅すぎはしなか。新たなルール作りが必要だと思うが市長の所見を聞きたい。

(2) 総務省が立てた「4つの指標」についての市長の見解を聞きたい

(3) 公会計の整備が必要になると思う。A「基準モデル」かB「総務省方式改定モデル」か。いずれかを採用するか、または独自の方式、三鷹市はどうするのか


 市長や担当部長から答弁の後、自席で再質疑を行った

<格差社会について>
 「上場企業四期連続最高益」-「いざなぎ」越えて祝う声なく-
これは、昨年、東京証券取引所に上場の大手企業の07年3月期における連結業績のうごきを報じた日本経済新聞である。
 しかし、1年たってもさっぱり“祝儀”といったらいいのか“冠”と言った方がいいのか……この空前の「好景気」の呼び名がつかない。不思議だ。なぜか、国民の側に「好況」の実感が共有されず、祝う気分などまったく生まれてこないからだ。今次「好況」期間中、勤労者の所得は増えるどころか、逆に1.6%減りました。国内消費の水準も冷え込んだまだ。こうした状況で「好況」にあえて名前をつけるとすれば「格差景気」というのがぴったりと思う。
 これはとりもなおさず、1980年代に入って低成長となり、財界主導の下で人件費コストの切り下げを経営戦略の上で最大の目標に据え、賃金総額を減らし、さらに賃金を支払うべき正規雇用労働者を減らし、非正規雇用労働者を意図的に創った結果作られた、格差社会の構造化だと思います。市長はそうお考えにならないか?

<民生費について>
 08年度予算は民生費243億7千万円余、対前年比で11億2900万円余増となっています。財源比で一般財源55.6%ですが、このうち負担金などを除き、純粋に市の政策のために使われる金額はどのくらいで、占める率は何%か

<ユビキタス社会について>
 「ユビキタス・コミュニティ推進基本計画」では、ICTの活用によって暮らしが「とても豊かになった」、あるいは「本当に便利になった」「楽しく感動する」といったことを市民に実感してもらうために推進していく。その費用は、07年から3ヵ年にかけて毎年1億1500万円国から補助金が交付される。国家財政は公債発行だけで800兆円に達しようという、巨額の借金を抱えている。本来なこうした事業に税金を使うゆとりなどないはずだ。「ハコモノ大規模開発」が困難になった状況下で、新たな公共事業だという批判もある折だ。その目標年次は、おおむね2010年度としているが、その途中でもこの事業は実用に向かない、負の側面が大きすぎる。中止した方が良いと判断した場合、撤退することはできるか。

<財政健全化法健全化法施行について>
 総務省が指定した期間に間に合わせようとすれば、監査のあり方も変えなければならないと思うが、出納閉鎖期間を経て、7月上・中旬までに決算(案)を、東京都を通じて国に提出するのは困難であると判断して良いか。

 公会計についてはどのように対応していくかは、まだ、未定と理解して良いか



市長などから答弁があった。市民部長に対して、後期高齢者医療制度は、基礎自治体で(保険料について)独自の減免ができないことを確認し、後期高齢者医療制度について反対であり、中止・廃止すべきであることを次のように主張し、終えた

<後期高齢者医療制度について>
敗戦後、この国の復興・再建のために懸命に働いてきた75歳以上の方の負担が増えるという後期高齢者医療制度は、収入の少ない高齢者にとって保険料が過重な負担になり、2年ごとの見直しで、後期高齢者の増加に応じて、ほぼ自動的に保険料が引き上げられる仕組みになっています。「6ヶ月凍結」という国の小手先の軽減策で済ましてはならないものです。
発足時点で約1300万人の対象者は、2025年には約2500万人に激増すると推計されています。まさに国による高齢者への負担転嫁であり、責任転嫁です。国民の命と健康、尊厳をないがしろにし、「年寄りは死ねというのか」と高齢者に思わせるような制度は容認できません。反対です。
昨日5日、国会内で民主党、社民党、共産党、国民新党と市民が「四野党共同の緊急集会」を持ち、改めて後期高齢者医療制度の廃止などを求めていくことを確認しました。私も4月実施は中止・廃止すべきであることを態度表明しておきます。答弁はいりません。
<意見書>
          自衛隊イージス艦の漁船衝突事件に関する意見書(案)
                         

【修正・加筆(太字下線部)した案文】

自衛隊イージス艦漁船衝突事件に関する意見書(案)
                         

 去る2月19日に千葉県・房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」(7,750トン)が、マグロはえ縄漁船「清徳丸」(7.3トン)に衝突した事故は、「あたご」の「清徳丸」発見の遅れが衝突につながったとの見方が強まっている。海上衝突予防法では、相手船舶を右側に見ていた船に回避義務があり、「あたご」の損傷状況などから「あたご」に回避義務があったと報告されている。
 自衛隊は、事故にかかわる情報を包み隠さず公表すべきである。
 よって、本市議会は、政府に対し、今回の事故に対し、事故の全容解明と再発防止にむけて下記事項を強く要求する。

                  記

1 政府、防衛省、自衛隊は事故にかかわる情報を包み隠さず公表し、事故の全容を解明し、被害者と家族及び救援にあたった漁協に対する謝罪と及び誠意ある補償を行なうこと。

2 事故の再発防止に向け実効性ある施策を講じること。

 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
2008年3月28日 三鷹市議会議長

<決議>
           在沖縄米海兵隊員による少女暴行事件に関する抗議決議


 去る2月11日未明、沖縄県北谷町で女子中学生に暴行したとして、米海兵隊員が強かん容疑で逮捕される事件が発生した。
 今回の事件は、1995年9月の米兵による女子小学生暴行事件を思い起こさせる衝撃と恐怖を与えるものであり、女性の人権を踏みにじる極めて悪質な犯罪で、被害を受けた少女・家族の心中を察すると激しい怒りを覚え、断じて許すことはできない。
 過去にも、米兵によるわいせつ事件や強盗致傷事件、米軍構成員家族による強かん致傷事件等が幾度となく発生しており、その都度、米軍は綱紀粛正などを約束してきたが、今回、また事件は繰り返された。さらにこの事件後にも、住居不法侵入や飲酒運転、フィリピン女性への暴行など後を絶たない。こういった背景の中で、これまで米軍が行ってきた取り組みの実効性を感じることはできない。
 よって、本市議会は、沖縄での米海兵隊員による女子中学生暴行事件に対し厳重に抗議するとともに、被害者への謝罪はもとより、米軍人・軍属・家族への実効性ある再発防止策について万全を期すことを強く要望する。
  
 上記決議する

2008年3月28日 三鷹市議会
 <2008年第1回定例会(3月議会)一般質問 >にじ色のつばさ・嶋﨑英治

質問の前に、ひとこと言います。

 イージス艦に衝突され、行方不明の「清徳丸」の吉清さん親子に心からお見舞い申し上げます。
 そして、航海長を呼び出し、二度も「事情聴取」をしたが、その内容は「記憶にない」という増田事務次官に抗議の意を表明しておきます。

 とお見舞いと抗議を述べて、次の質問を行った。

1  地球温暖化対策について
 この質問をする動機についてまず、お話します。
その一つは、今日的状況で考えると温暖化というよりは、地球発熱化といったほうがいいのかなと思います。陸地が「海に沈む」海面上昇。砂漠化の進行。北極の氷山がとけ、白熊など生息動物が流されてゆく。森林の乱伐により、アマゾン川の水がかれた。中央アジアの積雪が減り、アフガニスタンなどでは水が枯れ、日本人医師の中村哲さんたちペシャワール会やJVCのみなさんがボランティアで井戸掘りや、灌漑用水作りにゆく。奥多摩の鹿が増え、山を裸にしてしまう。桧原村の杉の木が重い雪で折れ、倒木してしまう。食糧不足や生態系の破壊など、温暖化・地球発熱による自然界に影響が顕著になっていること。それは、私たちの化石エネルギーによる文明の享受によるもので胸を痛めています。ライフスタイルの変更をしなければ、地球発熱は深刻になる。しかしライフスタイルの変更は「言うは易し、行うは難し」です。

二つ目は
「京都議定書」は、2005年に国際法として正式に発効され、日本は二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を2012年までに、1990年の排出量よりも6%削減しなければならないと義務付けられているにもかかわらず、日本の地球温暖化対策は先進国中で最低ということが、昨年11月世界銀行調査結果が発表されました。
これはショックでした。「京都議定書」締約国として、責任を自覚し、削減を果たしていると信じていました。
世銀の調査は、全体で世界の化石燃料(石油・石炭・天然ガスなど)による二酸化炭素(CO2)排出量の95%を占める上位70カ国につい1994年から2004年にかけての排出量を数値化して、順位付けたもの。消費された化石燃料の単位当たり平均排出量など五つの要素を検討しています。
 それに(化石燃料の単位当たり平均排出量)基づき算出された係数で、1位はウクライナ1130万トン減少、2位はルーマニアで30万トン増加、3位はデンマーク130万トン減少です。アメリカは610万トン増加で21位。日本は、4180万トン増加し、マイナス31・9で、70カ国中、62位です。「京都議定書」で定められた先進国では最低となっています。三鷹市議会も2002年3月28日、「『京都議定書』早期批准・発効を求める意見書」を私が提案し、満場一致をもって採択された経過もあります。
 
三つ目は、
「巨額の富」を生み出すといわれている“白いダイヤ”として、CO2二酸化単組が日本向けに売られているということです。

(1)  地球温暖化についての市長の基本的な考え方 をお伺いします。
Q1 2005年の予算委員会だと記憶しますが、発効した「京都議定書」を意識され、「市役所がまず率先して環境対応をさらに向上させることによって、市民の皆様のさらなる地球温暖化防止の取り組みへの呼びかける」旨。答えています。
 「地球温暖化」についての基本的な認識と具体の取組みを進めてこられた成果をおきかせください。

(2)  学校教育での取り組み状況について 教育長にお尋ねします。
 地球温暖化・発熱問題について小学校、中学校の授業でどのように実践されてきたのでしょうか

(3)  「環境基本条例」から個別条例「地球温暖化対策条例(仮称)」制定の必要性について 市長におききします。
 千代田区は、「地球温暖化対策条例」を今年1月1日から施行しました。この条例は、千代田区の地球温暖化対策の基本的な考え方、区・区民・事業者の責務、対策の総合的な推進について定めているとしています。
誤解のないように申し上げておきますが、一番目の質問に対して、この間市が進めてきた施策とその成果がお答えとしてあると思います。したがって、この質問は、三鷹市も即条例化せよということではありません。条例化することの必要性、意義をお尋ねしています。
2008年度 三鷹市新年度予算内示案についての代表質疑 市議会全員協議会
 
 2月4日 市議会全員協議会で、にじ色のつばさを代表して、質疑を行った。

 2008年度予算(案)の主な投資的及び新規・拡充経費等の概要について市長、企画部長などから説明があった。
一般会計 578億5,000万円  前年度比:12億6,635万6千円(22%)の増
一般会計が増となったのは概ね次の要因による
①東台小学校の建替え、中央保育園・母子生活支援施設の建替えなどによる、都市の更新・再生の取り組み
②後期高齢者医療制度創設に伴う特別会計繰出金の増
③弘済保育所、こじか保育園開設に伴う運営費の増

特別会計 376億8,782万7千円  前年度比:72億1,731万8千円(16.1%)の減になったのは、概ね次の要因による
①後期高齢者医療制度創設に伴い、医療給付非等の全額を計上していた老人医療特別会計から、東京都後期高齢者医療広域連合に対する市の負担分を中心とした後期高齢者医療特別会計へ移行することなどによる減
②導水管敷設替工事費、水源井堀替等工事費の減などによる受託水道事業特別会計の減

<質疑の概要>
1 国策による医療や福祉の後退、負担金の増。格差拡大の激化の中で、三鷹市は市民の痛みに対して、どのようにセーフティーネットをはるか、会派として注目してきた。
 市長が冒頭、「予算編成にあたって、国レベルの政策により生じた痛みにに対して、国都への要望と同時にセーフティーネットをいかに行うか」ということを考えたいうことを(詳細の検討は後日明らかになる施政方針を検討するが)まず評価する。

1 「三位一体改革」についてどのような評価・認識を持って予算編成にあたったか

2 財政健全化法施行に伴う三鷹市の対応について
(1)財政健全化法は07年度決算から適用される。7月上旬には「決算案」は固まり、末には公表が可能になる。つまり、これまでの議会日程でいけば、各自治体の決算審査の前に、東京都、総務省は把握していることになる。
 9月議会決算では遅すぎはしないか。新たなルール作りが必要ではないのか。

(2)公会計の整備が必要になる。A「基準モデル」かB「総務省方式改定モデル」か。いずれかを採用することになる。または独自の方式か、武蔵野市は独自のようだが、三鷹市はどうするのか

3 多摩成果跡地と井口総合スポーツセンター用地の関連について
 説明では「スポーツセンター」構想については何も触れられなかったが、多摩青果跡地については「暫定利用」とのことだが、広大な土地であるし、井口のスポーツセンター用地はどうするのか

4 市税納付機会の拡大でコンビになどを活用する方針だが、手数料は金融機関や郵便局に比べ高い、今後は高くてもそうしていくのか市の基本的な考え方をきく

5 中国残留邦人等への支援策について
 法改正がなされ、」中国帰国者の会などから生活保護の窓口でない窓口の設置や日中の歴史認識のある職員の配置などの要望があるが、どのように配慮しているか

6 家庭系ごみの有料化について「改定前期内の早期実施に向け、条例改正などを含めて検討を慎重に進めます」となっているが、この意味が全くわからない。
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