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《福建省/泉州・五里橋/世界最長の石橋》(2004年8月)


2004年4月に福建省の泉州に『洛陽橋』を訪ねました。その後この橋のことを調べていたところ、それ程遠くないところに『五里橋』という似た石造りの橋が存在することを知りました。また、世界最長の石橋とのこと。
資料は乏しかったのですが興味が湧き、4ヶ月後の8月に泉州を再訪しました。

《金門島》
台湾と中国本土、福建省アモイの間に浮かぶ島で、現在は台湾領。
最も狭い距離は2kmということで、台湾・中国双方にとって対峙の最前線。いまでは緊張も一時程でなくなりましたが、双方が睨み合っているのには変わりはありません。
その島から約900年前に運んでこられた石ということで特別な感慨に耽ったのでした。
地元の人に案内してもらって泉州市からアモイ方面に向かいました。
五里橋は泉州に隣接する南安市と晋江市の間にあるとのこと。(南安市と晋江市は泉州市とは別の市ですが行政的には泉州市の管轄だとのこと、中国ではよくあることです)
ここだよ、といわれ、車を降りて少しあるくと洛陽橋に姿の似た石造りの橋が眼に飛び込んできました。

ご興味のある方は、洛陽橋》も覗いてみて下さい。


全て石造りで石板が敷き詰められています。一枚の重量が25トンになるものもあるそうです。
興味深いのは、この石は花崗岩で東に浮かぶ金門島から切り出されたとのこと。
五里橋は俗称で正式名称は『安平橋』とのこと。1138年に建設が開始され、13年の歳月を経て1151年に完成。幅1丈6尺(=16尺、約5m)、長さ811丈(=約2500m)で、通水路が362(橋脚と橋脚の間)もあるとのこと。中国の1里は約500mということから『五里橋』との俗称がついたという。
洛陽橋の着工が1053年で、完成が1059年といわれることからすると、凡そ100年後に五里橋が建造されたことになります。
自転車も通ります
今でも生活に欠かせない橋、婆さんも歩いて・・・
洛陽橋と同様の舟の舳先形橋脚
途中には『○○亭』と各々名前の付いたあずまやが5箇所あります
橋入り口のゲートの上に書かれていた文字です
真っ直ぐに2km以上も続く石の道