《アジア最大の滝・『黄果樹大瀑布』》(2004年7月)
『世界三大滝』といえば、
1.ナイヤガラ(北米)
2.イグアス(南米)
3.ビクトリア(アフリカ)
ですが、貴州省にこれらに匹敵するアジア最大の滝・黄果樹大瀑布(現地では『果』ではなく『菓』の字をあてます)があるというので足を運びました。
貴州省の省都である貴陽から西方約140kmにあり、貴陽市内から多くの観光1日バスツアーというのがあるので早速ホテルで尋ねました。
フロントのカウンターにプレートがあり、AとBとHが滝を巡るということで、Bコースを選び予約して貰いました。
翌日、朝6時45分に迎えが来るのでロビーで待つように、また、帰着は19時か20時になるということでした。
(結論的には、Bコース全日ツアー208元、入場料・昼食・ホテル送迎付はお買い得でした。)
午前中のコースを終え、昼食後ゲート着が1時半頃、そして出発が4時でしたが丁度よい時間でした。
但し、アップダウンが激しく、足に自信の無い方は、3枚組写真の一番上の写真の下に見えている展望ポイントで引き返すのがよいでしょう。
滝もなかなかのものでしたが、私がもっと興味を持ったのはその地区の農村の段々畑でした。最近では、ライステラス(棚田)なんて名で呼ばれています。
どこかのものは世界遺産に申請しようという動きもありますが、中国のものは規模も大きく、なかなか美しいものでした。
この為にだけでも再訪したいという気が湧いてきました。
(車窓からの写真なのでよく見えないかもしれません)
翌日、2004年7月18日、宿泊しているホテルのロビーに定刻に迎えがあり出発しました。
(ホテルは朝食付きだったのですが、レストランが7時からということなのでホテルが朝食の弁当を無料で準備してくれていました。)
Bコースは、黄果樹大瀑布に加えて天星橋と苗族の村を訪問するというものです。
また、ローカル用のツアーで解説も含めて全てが中国語のツアーです。
貴陽という大都市に比較的近いので、人口的にも最大で、かつ、社会の中枢を担っている『漢族』(我々日本人が一般的に描いている中国人のイメージは漢族に対するものです)との融和が進んでいるとのことです。
ここで苗族の伝統文化に触れた後、いよいよ黄果樹風景区へと向かいました。
このミニバスで廻りました。
最初に訪れたのが、少数民族である『苗族』の村でした。
午前中に滝に程近い『天星橋』を巡り、昼食後、いよいよ最大イベントである滝に向かいました。
天星橋は特に記録することもなかったので省略します。
午前中に滝に程近い『天星橋』を巡り、昼食後、いよいよ最大イベントである滝に向かいました。
黄果樹大瀑布へのゲートです。
落差:74m
幅員:81m
といわれています。
数日来、雨天続きで水量は豊富とのことで遠くからでも滝音が聞こえ水煙が望めます。
左の3枚の写真をよく眺めて下さい。
滝の角度が徐々に変わっているのが判りますか?
殆ど正面まで来ました。
この『黄果樹大瀑布』の大きな特徴は、石灰岩地質にあり、滝の裏に水簾洞と呼ばれる鍾乳洞があり、全長134mで滝の下(裏)を突き抜けることが出来る、というところです。
観光客はこの様に間近に滝と接することが出来、ぐるっと滝の裏を通り抜けるのです。
(絶好の撮影ポイントで、多くの素人カメラマンがシャッターを押しています)
アルファベットの< U >を思い浮かべて下さい。
< U >の右上が入口、滝を望みながら下ってきます。上の3枚の写真はその時のものです。
そして< U >の下が滝で、鍾乳洞を通って反対側に抜ける。
次に< U >の左側を上に登っていく、ということになります。
そして最後に< U >の上の開いているところに架けられた吊り橋で元へ戻ります。
滝裏の『水簾洞』は地中の洞窟ではなく、多くの窓状の自然の開口部があり、実際に滝の落ちる水を裏から眺められるのです。
貴州省には多くの興味をそそられるものがあるのですが、交通の便がよくなく、日本人ツアーの特徴である《短い期間に数多くの名所を効率的に廻る》ということには適していません。
実際今回は全く日本人の旅行者に出会いませんでした。とはいうものの欧米人も僅かでした。
時間をつくって再訪したいものです。