また、あるHPにもっと詳細な記述を見つけました。とりあえず借用(盗用)します。
『洛陽橋(別名:万安橋)』は泉州市から東へ10キロ、恵安県との境を流れる洛陽江に架かる、北京の芦溝橋、河北省の超州橋、広東省の広済橋と共に中国古代4大名橋と呼ばれている橋のひとつだそうです。
事前の調査もせず、単に<面白そうだ>という単純な発想で見に行ったのですが、なかなかどうして面白い大発見でした。
洛陽橋の工法は「筏型基礎」と呼ばれ、川底に大量の石を沈め、橋の上部と同じように一筋の繋がった基礎を造ってしまう、つまり川底にも橋があるようなもの。そして、その基礎石や橋脚を接着する方法として、生きた牡蠣が使われている「牡蠣固基法」という生物学を応用した橋梁工法が採用されている。
『洛陽橋』という石碑越しに実際の橋が望めます。
遠目には何の変哲もない石造りの橋ですが、目を凝らすと『橋桁』の下に船の舳先状の建造物が見えます。
上流の反対側にはありません。
壇ノ浦での義経の八艘飛びでもあるまいに、まるで小舟を並べて係留し、その上に橋を渡したような建造物です。
当然ながら同行の友人にその由来を尋ねたところ、
『湾が大きく深くロート状になっており、大潮の時期に浙江省の銭唐江の大逆流と同じ現象が起き、その巨大な水圧から橋を護る為に緩衝物の働きをさせるんだ。だから舳先状のものが河口を指しているだろう』
大いに納得しました。
帰国後に調べたところ、次の様な解説が見つかりました。
<洛陽橋>
洛陽橋,又名萬安橋,在泉州市東北郊約10公里洛陽江入海處,?架于與惠安縣分界的洛陽江上,橋以江為名。
人稱洛陽橋有"三絶":工程之艱巨浩大,一絶也;蔡襄自撰自寫的《萬安橋記》碑文之簡潔,二絶也;碑文書法藝朮及碑石之精雕,三絶也。
洛陽江入海口古稱萬安渡,未建橋時,過往行人要由海上過渡。渡口水闊五里,一邊負山,一邊面海,江濤海浪洶涌,過往舟楫常被狂風急流翻?。北宋嘉右年間泉州海上貿易日益繁榮,古渡不僅阻隔商旅,民?也深受其苦。當時主持造橋工程的是郡守蔡襄(1012─1067年),字君謨,仙游人,元聖進士,官至端明殿大學士、樞密院直學士,精于吏事,關懷民?,而且文章、書法雙?,是北宋著名的政治家、書法家。
傳?在蔡襄出世以前,他的母親因為半渡遇險,曾許下如生子令其建造大橋的愿。蔡襄任端明殿大學士后,決心回?造橋。但朝廷規定,朝臣一律不准回本籍當官。蔡襄一心要為家?建橋,于是想出一個妙計,在御花園路旁的一?芭蕉葉上,用筆?蜜,端端正正寫上"蔡襄蔡襄,本籍做官"。一天皇帝下朝后到御花園游玩,忽見?蟻在芭蕉葉上圍成几個大字,他驚奇地隨口念出:"蔡襄蔡襄,本籍做官。"才讀完,蔡襄忽然從芭蕉樹后閃出,跪下謝恩。皇帝這時才知中計,笑道:"卿差矣,聯是念芭蕉葉上的字?!"蔡襄卻認真回答道:
"君無戲言。"于是,皇帝只好讓他回泉州來做太守,以主持洛陽橋建設工程。
蔡襄一回泉州,就出告示,招工匠,調庫銀,還捐出自己的薪俸,親自監督造橋。為了分流護橋,當時已采用"筏型橋?"并種蠣于礎,以固橋基。他竭誠盡力,耗時六年,終于建成洛陽橋,使往來行旅"去舟而徒,易危為安"。據蔡襄撰寫的《萬安橋記》所載:
"泉州萬安渡石橋,始創于皇右五年(1053年)四月庚寅,以嘉右四年(1059年)十二月辛未訖立。累址于淵,?水為四十七道,梁空以行。其長三千六百尺,廣丈有五,翼以扶欄,如其長之數而兩之,糜金錢一千四百萬。"全文共153字,用楷體書寫,分刻在兩石碑上,?碑高2.89米,?1.46米,厚0.3米,碑字分為6行,?字長1.8厘米,?1.5厘米,現存碑刻有二,一為損毀后,于1963年?擬原作重刻??一為北宋原刻。文字之洗
煉,書法之俊逸,石刻之精美,均冠蓋八?。當時的名士歐陽修稱贊蔡襄的字藝是"本朝第一",而蘇軾則?"蔡君謨書與顏、柳、歐、虞不相上下,唯羲之父子過之。今世再有王羲之,乃可議君謨書。"《皇宋書?》也提出:"蔡公萬安橋記,大字刻石最佳。"南宋周必也?:"蔡忠惠公大字端重?著,宜為本朝法書第一。洛陽橋與吐谷渾詞,皆大書之冠冕也。"明代王世貞稱:"萬安橋天下第一橋,君謨此書雄偉遒麗,當與橋爭勝。"可見其盛名之一斑。
市内中心部を流れる川の対岸に橋を架けて『甲秀楼』は築かれていますが、洛陽橋で見た筏型基礎がここにも有ったのです。
2004年7月19日、貴州省の省都である貴陽を訪問する機会がありました。そして、市内の中心部にある『甲秀楼』という市内随一の旧跡を訪ねた時、アッと驚きました。
『洛陽橋』は西暦1000年代の建設、これは明代の1500年代の末の建設ですから約500年後。
永きに亘り技術が継承されていたことを知り驚きました。また、泉州と貴陽では直線距離で1000km以上もあることにも・・・
まさに悠久の中国です。
同じ福建省泉州に洛陽橋に似た五里橋というのがある、との情報を得ました。
2004年8月に泉州を再訪し五里橋を探訪してきました。なかなかのものでした。
ご興味のある方は、
五里橋
を訪問してください。