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くたじゃ報 63号

素晴らしき女たちを紹介します

 松島玉三郎 (2009年4月発行)


  今回はここ2ヶ月くらいのうちに、、素晴らしき女たちについて
  どこがどう素晴らしいか書き散らかしたり、書きおよばなかったもの
  などなどを3つほど転載します。
  (たった今『素晴らしき』が『酢薔薇しき』と変換されましたが、
  あながち悪くないですね)

●おんな その1●スプツニ子デビューDVDアルバム「パラコンペ3000」

 こ の 子 は 只 者 で は な い !

スプツニ子デビューDVDアルバム「パラコンペ3000」はスゴイぞ!

  イギリス在住らしい・・・ロンドンかどうかはよう知らん。
  私がひさびさに手ごたえを感じた存在感の女の子だ。
  シンガーだとかパフォーマーだとか、どう呼んでいいのか
  わからん。プログラマーでもある。
  元々は大学で数学と情報工学を専攻していたバリバリの理系女子らしい。
http://www.shift.jp.org/ja/archives/2008/06/sputniko.html

私がまずやられたのは、スプツニ子が作る曲が良いのである。
ちゃんと音楽として面白いのに、さらに侮れない仕掛けがぎょうさん
ついてる。アタマが良いし、カラダも張ってる。ボディ&ソウル!

  私は、ロンドン在住で長年活躍しているホーキ・カズコさんを
  まず思い出したよ。ホーキさんに私は何度もお会いしていて、
  ホーキさんの田園調布の実家にもうかがったことがあるのだが、
  あれだけ挑戦的なパフォーマンスをしているホーキさんの
  普段の生活が自然体でキュートでね。

今年になってやっとスプツニ子さんを六本木の穴倉で目撃したが、
スプツニ子さんもキュートである。

  ホーキ・カズコさんの場合、もちろんロンドンで自然体で
  活動しているのだが、ついついイギリスの中で、
  「女であること」「アジア人であること」を背負ってしまって
  いる側面があった。
  BBCで『カズコズ・カラオケ・クラブ』という番組を持ち、
  ロンドンのマイノリティの希望の星のような存在になったり、
  はたまたバブル期にロックフェラー・センターを買収した日本人
  を見たロックフェラーの亡霊が、肌の黄色い日本人を
  自分らが駆逐したインディアンと見間違えた・・・などという
  多重にブラックな曲を歌ったり、、、、
  そうホーキさんはいつも何か背負ってしまっていた。
  それでも自然体でキュートなのがホーキさんのスゴさだった。

・・・さて、スプツニ子だ!
スプツニ子も戦いのイコンなのだった!

・女性の出産時期は遅くなってるのに、なぜ13歳くらいから
 毎月生理や生理痛に悩まねばならないか?
 → サイボーグになって出産したい
・「チンコ」と言えない女の子、「チンコが好き」と言えない女の子、
 そういうチンコ恐怖は心を開放しない
 → 30億人の女性に捧げる『チンコの歌』
・「わき」「わき毛」は恥ずかしい部位??有効利用できないの?
 → わきにくくりつけて、音や映像を操作する生命体『ワッキー』
    を生み出した。(Wiiリモコンを利用)
・インターネットや通信技術に関わる曲もあって、mixi中毒を
 警告する『mixi song』なんて曲もあるぞ!!!

うんうん、闘ってるね、スプツニ子。
なんかでも、ホーキさん世代よりも、より「しなやかに」闘ってるように見える。
もちろん、スプツニ子が「社会的問題」にぶつからずに生きてるなんて、
まちがっても思わないよ。こんなアタマが良くて、しっかりした女の子が
それを素通りできるほどイギリスという国は甘くないはずだから。

なんだろな、ホーキさん世代との違い。
よくわからんが、スプツニ子の場合は、もう
スプツニ子と名乗ってパフォームすると決心した時点で、
すでに彼女の勝利だったんだな!きっと。

スプツニ子は、ワッキーで音や映像をコントロールするがごとく、
彼女のココロのわき毛で彼女自身の戦術をコントロールして、
時々どこかに接続して戦術のヴァージョンを更新しているのだろう。

とにかく面白いDVDなのだ、嘘はイワンのばか!!

こちら参照
http://d.hatena.ne.jp/toxicdragon/20090301
問い合わせ先: 360records@gmail.com

こちらは動画もいっぱいの『スプツニ子』マイスペース
http://www.myspace.com/sputnikomusic

ううむ、こんな子が現れてくれて、おぢさんは本当に嬉しい!!
海外の日本人女の子は、本当に元気だなあ。

  ところで、スプツニ子嬢は『美少年顔』だなあ。
  (これ↑悪口ぢゃないんだよ! : ご本人向けコメント)


●おんな その2●康本雅子が踊るASA-CHANG&巡礼『背中』

  ・・・今頃になって知ったんですが・・・・

康本雅子が踊るASA-CHANG&巡礼『背中』のPVはスゴい!
http://www.youtube.com/watch?v=cmlmv3wHYBY

  いやその、私、映像作品はめったな事では
  誉めませんが・・・・
  これは、素晴らしい!!!!


しかし彼女は「くるぶし」が美しいですね


●おんな その3●マイア・バルーはピエール・バルーの娘さん

ピエール・バルーの娘さんのマイアちゃんがシンガーとして
デビューして、なかなか話題になっておる。
けっこうミュージシャンのハートをつかんでいるようだ。
今後、クセ者ミュージシャンとの様々な共演も期待できる
のではないだろうか。

  私はマイアちゃんには、彼女が6歳くらい
  のときに会ったことがある。

90年か91年のことだったと思う。
私は当時「冒険小学校」というものに参加していて、
その開校式が長野の山奥の廃校で行われた。
主催者が、たまたま開校式の直前に
ピエール・バルーのコンサートで本人と
直接話し、この開校式にゲストで呼んでいた。

冒険小学校の開校式は、廃校に泊り込みで、
田植えをしたり、遊びの講義を受けたり、
そばを作ったり、お茶の野だてをしたり、
料理をしたり、ヨガをやったり、酒を飲んだり、
気ままなものだった。
開校の挨拶のあと、音楽もやったが、
ピエール・バルーさんと私はちょっぴり
共演もしたのだった。

  さて、彼は娘さんのマイアちゃんを連れて来ていた。
  かわいい。
  元気。
  人なつっこい。
  でもプライド高そう。
  そんな子。

2日目に、ぼくらは田植えをした。
どろにまみれて楽しかったけど、
バルー家は、遠くからぼくらを
ビデオに撮ってただけ。
マイアちゃんも、田植えをただ
観ていただけ。

冒険小学校が終わって帰ろうとしたとき、
マイアちゃんと少しだけ話をした記憶がある。
だけど、話した内容はまるで覚えてない。
お別れに、軽くキスしようとしたら、
逃げられてしまった・・・

  (、今、キスしようとしたら、
  ・・・ひっぱたかれちゃうだろうな・・・ )

その後、チンドン・グループのようなユニットに
参加して、音楽をやっていると言うことは知っていた。
しかし、ついに、ソロ・デビュー。

吉祥寺のカフェ・ズミにて、お父さんのピエール・バルーさんが
持って来たという、リリース前の彼女のデモCDRを聴く事ができた。
意外と声が低くて、びっくり。
フローラ・プリムやブリジット・フォンテーヌみたいな
感じもある。かと思うと、朗読をしていたり、
ムード歌謡のような曲を歌っていたり。
なかなか悪くない。

http://www.maia-zoku.com/
プロフィールを見ると、6歳まで犬に育てられる、
と書いてある。
ぢゃあ、ぼくが会ったときは犬に育てられていた頃かい。
犬だったら、ぼくがキスしたら、ちゃんと
なめてかえさなくちゃだめだよ。

  元・犬の子の歌を、聴いてみよう君も


●おんなの話ではありませんが、今年の事件!●

   昨年山口情報芸術センター(YCAM)で開催した
   とてつもない展示イベントだった
   大友良英『ENSEMBLES展』の2009年版が
   予想外の大きな規模で登場することになった!!

あああああ ため息  ああああ 本当に ああ やるんだなあ あああああ

   ENSEMBLES 2009『休符だらけの音楽装置』
   の宣言文が、ものすごく素晴らしいです!
   http://www.ensembles.jp/

   だんだんいろいろな情報が載ってくるらしいです。
   コラムの連載とかもやるのかな。
   昨年のYCAMのときみたいに、
   また大友さんがマンガ描いてくれるといいなー

○今年もwithout records展が観られるんだなあ、
  うれしいなあ

○毛利さんも参加する[休符だらけの音楽装置]展示も
  予測できない楽しみだなあ

○関連展示や関連ライブもどれも面白そう

○ザイ・クーニンを呼んでくれるんだなあ、フィナーレで
  うれしいなあ

とにかく、昨年YCAMに行って思ったのは、あまりに面白くて
これが都内にあったら何度もいっちゃうだろう・・・・・
・・・・そして、今年はそれができるのだ。

もっとも、関連イベントすべては行けるわけないが・・・

  あと、ゲリラ・ライブは、どうゲリラなのか、にも期待してるのだ

休符だらけ人生の松島には本当に楽しみなことである。

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