〜基本情報〜
VWビートルは幾つかの派生モデルを持っていたが、そのうちの1つが、この1955年から1974年まで生産されたVWカルマンギアだ。
カルマンギアはデザインをイタリアのギア社が行い、生産(製作)をドイツのカルマン社が行ったことから「カルマンギア」と呼ばれている。
カルマンギアのシャーシはビートルと同じで、駆動方式もRRで空冷エンジンを搭載していた。初期は1.2リットル・30PS、後期は1.5リットル・50PSだった。後期のカルマンギアは最高で140km/hまで出せ、特に北米市場で人気があった。車高を下げてポルシェ用のホイールをはいてドレスアップした車も多かった。
カルマンギアにはビートル(タイプ1)をベースとした「1200」と、タイプ3をベースとした「1500」・「1600」が存在する。特に1200は、1200クーペ(1955年登場)と1200カブリオレ(1957年登場)があり現在でも高い人気がある。
1971年からはテールが縦長の大型テールになると同時にバンパーが大型の物に取り替えられた。だが、このバンパーの形状変更が、一部の人から不評を買ったのであった。
1973年までにクーペ約36万台、カブリオレ約8万台を生産したという。このタイプのスポーツカーの中ではかなり長生きした車だ。