◆ はじめに
ウェブページを作っていくうちに余裕が出てくると、結構、悩み何処が、タイトルと見出しです。
文書を作成するため、いろいろ調べたり、頭の中でいろいろ考えたり、結構、気力、体力を使ってしまって、つい、タイトルと見出しが、置き去りになってしまい、結局、適当なものになってしまいます。
しかし、最近は、文書の中身より、タイトルと見出しが勝負どころって風に思うようになりました。
尚、本ページでのタイトルと見出しとは、当然、インターネット上に公開するべきHTMLの各々の要素のことで、ワープロ的なタイトルや見出しではありません。
◆ タイトルについて
HTMLでのタイトルとは、title要素のことで、一つの文書で一つだけです。
文書の内容を端的に要約し、HTML 4.01 Specification (ja) 7.4.2 TITLE要素で以下のように説明しています。
著者は、当該文書の内容を識別するためにTITLE 要素を用いる必要がある。ユーザは文脈抜きで文書を参照することがあるため、著者は文脈を踏まえたタイトルを提供する必要がある。つまり、著者は、「概説」などの文脈不明なタイトルではなく、「中世の養蜂についての概説」のようなタイトルを提供しなければならない。
そして、代表的なブラウザでは、表示はページ内にではなく、ブラウザのタイトルバーに表示されます。 また、「お気に入り」や「履歴」に表示されたり、検索エンジンの結果として表示されたりします。
◆ 見出しについて
HTMLでの見出しとは、h1〜h6要素のことで、一つの文書で各々複数あってもOKです。
また、h1〜h6要素の使い分けは、文字の大きさでなく、見出しのレベルに応じて、h1、h2、h3、h4、h5、h6の順に付けていきます。必ず、h1要素から見出しのレベルに合わせて順番につけていきます。逆順や歯抜けはいけません。
これは、通常、作品を複数ページに分ける場合、作品全体の見出しをh1として、各ページのトップの見出しをh2にしたくなりますが、HTMLは本とは違い、「各ページは独立して構成要素を記述しなければならない」ので、必ずh1からになります。
「各ページは独立して構成要素を記述しなければならない」は、インターネット上の特性と思ってください。 要は、各ページは、本とは違い、URI(URL)でダイレクトに指定されるものだからです...。
このような見出しの使い方は、W3Cでは、厳密に定義されていませんが、ISO-HTMLでは、定義されています。
そして、見出しの内容は、その「章・節」など述べられる意味を端的に示すためのもので、HTML 4.01 Specification (ja) 7.5.5 見出し: H1、H2、H3、H4、H5、H6要素で以下のように説明しています。
見出しの要素は、その章・節で述べられる話題を短く記すものである。見出し情報は、ユーザエージェントによって、例えば文書の目次を自動生成するために用いられたりもするであろう。
◆ まとめ
タイトルは、文書全体の内容を端的に要約したもので、一つの文書で一つだけです。
見出しは、「章・節」など述べられる意味を端的に要約したもので、一つの文書で複数(章・節分)存在します。
たとえば、文書全体の内容を端的に要約した見出しの場合は、当然、タイトルと同じものでいいはずです。
また、作品を複数ページに分ける場合は、h1は作品全体の見出しで、h2で分けページの文書全体の内容を端的に要約した見出しになってもいいわけです。そして、分けページのタイトルは、h2と同じにしていいわけです。
どうですか、間違えありませんか...。
◆ おわりに
本ページは、ある人からのメールで、「タイトルと見出しは同じにしてはいけません」とのご指摘を受けましたが、それの回答です。
確かに、私は今まで、複数ページに分ける場合は、h2からにしていましたが、今改め、h1からに移行中です。 しかし、その場合でも、h2とタイトルは同じものでいいと思いますが...。いかがなものでしょう..。