◆ はじめに
htmlを使いこなしてくると必ず略語のマークアップで悩むことが出てきます。そう、abbr要素とacronym要素のどちらでマークアップすればいいの? って...。
識者の間では、かつて、結構、話題になりましたが、初心者の方は、知らないと思いますのでお教えいたします。
◆ abbr要素
abbr要素は、略語をマークアップします。
<abbr title="Extensible Markup Language">XML</abbr> <abbr title="World Wide Web">WWW</abbr>
◆ acronym要素
acronym要素は、頭字語をマークアップします。
<acronym title="Local Area Network">LAN</acronym> <acronym title="World Wide Web">WWW</acronym>
◆ しかし...
しかし、良く考えると頭字語は、もともと略語に含まれるものですね...。なんで、いちいち分けてマークアップしなきゃいけなの...。
実は、そこに、MSの陰謀(問題あるかなぁ)があったのです。もともと、Working draft だった HTML 4.0 Spec. では、当初 abbr 要素だけだったのですが、IE4 βが acronym 要素しか対応してないとのことで、急きょこの要素が追加になったのです。
その片鱗は、急だったので、スペックの例などを書き直し忘れたり(abbr 要素の例しかない) 。title属性のツールチップがacronym要素しか対応していないとか...です。
◆ 結論
とにかく、略語や頭字語のマークアップは、acronym要素かabbr要素かということは本質的な問題ではなく、要は、そのフルスペルが伝わればよいわけです。
また、HTML文書は、効率的に情報交換を行えるようシンプルに記述しなければなりません。
したがって、acronym要素の守備範囲を含むabbr要素で統一するのがベターだと思います。
と言うことで、結論は、略語も頭字語もabbr要素を使いましょう!
尚、本ページを作成するにあったて以下のページを大変参考にさせて頂きました。謹んで御礼もう上げます。
◆ おまけ
頭字語でも、それ自体が一つの単語のように発音できる場合は、acronym要素でマークアップし、そうでない場合は、頭字語でも、abbr要素を使うという噂がありましたが、それは、単なる噂だったようです。