日本近代音楽館
[現在は明治学院大学図書館付属機関となっています]

http://www.meijigakuin.ac.jp/library/amjm/

 日本の近代・現代音楽(洋楽)に関する資料・情報の収集と提供に、
積極的に取り組んでいる図書館が、東京の西麻布にある日本近代音
楽館(旧遠山音楽財団附属図書館)。
 日本洋楽資料を中心に、楽譜約六千冊、図書約七千冊、レコード
約七千枚、テープ約六百巻、雑誌約三百五十誌を所蔵するほか、作
曲家・音楽家などから寄贈・寄託を受けた個人文庫・コレクションも多く、
その中には山田耕筰文庫、二見孝平文庫、大仏次郎SPレコードコレク
ションなどがある。なかでも、「赤とんぼ」などの作曲で有名な山田耕筰
文庫は、その作品をほぼすべて収めるだけでなく、手稿譜、印刷譜のほ
か、歌詞原稿、演奏会プログラム、ポスター、新聞の切り抜きなど、今で
はほぼ入手不可能な貴重な資料を多数含んでいる(『山田耕筰作品
資料目録』が出版されている)。
 この図書館の主要な活動の一つとして、明治以降の日本人作曲家の
作品資料をマイクロフィルムに収録する事業を行っている。作曲家の作品
のうち、そのすべてが楽譜として出版されるわけではなく、演奏会で使用さ
れるだけのものも多いだけに、音楽資料の保存という面からも貴重な仕事。
現在、芥川也寸志、武満徹、囲伊玖磨ら約百二十人の作品資料約九
千点が収録されており、利用することができる。
 なお、上野公園に移築された旧東京音楽学校奏楽堂内に分室がある。
閲覧料(本館・分室共通)は年額一般五百円、学生三百円
  (出典:『産経新聞』夕刊 1988年6月28日(火)第5回目)


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